日産が切り拓く体験型店舗の波――製造業も進むDXと現場改革の可能性

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：いや～ニュース見たで！日産自動車がショッピングモールの中に「ウォークイン店舗」どんどん増やすんやてな。これ、めっちゃおもろい発想やんか。

山田美穂：本当ですね。製造業が今まで持っていた「商談前提」の雰囲気から一気にカジュアルになりましたよね。購買体験が変わるのは消費者にとってもプラスだと思います。

田中太郎：せやろ？普通、幹線道路沿いに車屋あるけど、モールん中やと気軽によれるし。家族連れもしょっちゅう来るしな。

山田美穂：キッズコーナーや案内ボードまで配慮してるのもいいですよね。子供連れだと、落ち着いて車を見れなかったりするので。

田中太郎：ほんまそれや。昔やったら、ディーラーの中って入りにくかったけど、これならチラっと覗いてもええし。

山田美穂：アンバサダーが“売り込まない”っていう接客スタイルも時代に合ってますよね。プレッシャーがないって重要です。

田中太郎：ワシもたまには新しい車みたいけど、押し売りされたら逃げたなるもん（笑）。

山田美穂：日産って新型車の投入が遅れ気味ですけど、こうやってタッチポイント増やせばファンの種まきにはなりますよね。

田中太郎：直近の国内販売も15％以上減っとるし、なんかせなあかんタイミングやもんな。

山田美穂：こういうプロモーション型店舗、今後の主流になるかもしれませんね。デジタルで完結できない部分を体験で補完するというか。

田中太郎：おもろいのは、買い物ついでにちょっと車もみていこか、って自然にお客呼び込めるとこやな。

山田美穂：そうですね。広告よりもリアルな接点が持てるのは強いです。あと、他社ユーザーとも接点が持てるのが新しい。

田中太郎：ああ、それ！トヨタ乗っとったけど見てまう、みたいな人、絶対多いで。

山田美穂：店舗運営もデータ取って分析したら、どのモールが車購入に結びつきやすいか分かりそうです。

田中太郎：ワシらみたいな町工場でも、こういう体験型の発想、参考になるかもな。

山田美穂：実際、BtoBでもショールームや体験スペースの重要性増してますし。

田中太郎：せやけど、販管費もめっちゃかかりそうやし、効率よくせな会社も苦しいでこれ。

山田美穂：モール内店舗専任のチーム作るって言ってましたが、データ活用やデジタル連携が鍵になる気がします。

田中太郎：流行ってるからやる、じゃなくて地元にあったやり方考えるのが大事やな。

山田美穂：特に地域密着型で仕掛けたいとき、地元の声拾える仕組み作らないとですね。

アジョッシ：オー、先週ソラトスの店舗行った人来てたよ。言ってたのは、車の説明ボードが英語と日本語で親切だって。インバウンド狙いもあるね。

田中太郎：へぇ〜、そら海外のお客も来るわな。今やどこでも外国人観光客おるさかい。

山田美穂：今後はEV車の普及もキーワードですね。ショッピングモールだと、充電インフラ案内もできるし。

田中太郎：リーフも展示してるちゅうし、電気自動車のPRにはピッタリやな。

アジョッシ：お店で「試乗しませんか？」じゃなくて「座ってもいいですよ？」が多いって。最初はハードル下げてる感じ。

山田美穂：興味を薄く持った人を段階的にファン化させる狙いでしょうね。カスタマージャーニーが丁寧。

田中太郎：作ってる側からしたら「見てほしい」気持ちは同じやし、こういう場所増えるんはええ思うわ。

山田美穂：最近コロナ禍でリアル体験の価値が再評価されてますし、新形態店舗には期待できます。

田中太郎：けど、人件費も高い時代やし、ITやAIで効率化せな逆に足引っ張られそうや。

山田美穂：その点、業務の効率化やデータ活用をサポートする会社も増えてるんです。DX支援やBPaaSなんかを活用すれば、無駄をグッと減らせますから。

田中太郎：せや、ウチの受発注や見積もんも、もっと自動化したい思てんねん。

山田美穂：ものづくり業界で、生産ラインと営業、マーケティングなど一気通貫でデータ連携したら、現場の負担が減りますよね。

田中太郎：そういうサポートやツール、どんどん使う時代やな。

山田美穂：ところで田中社長、そういえば「NEWJI株式会社」ってご存知ですか？製造業の現場にフィットしたDX支援や受発注業務の効率化サービスを展開してるんです。

田中太郎：NEWJI？あんま聞いたことなかったけど、どんなことしてるんや？

山田美穂：例えば、受発注AIエージェント「newji」で受発注業務を自動化したり、コストダウンや調達購買支援、それにAIを活用したマーケティングツールの提供もしてます。

田中太郎：それやったら、ウチみたいな中小企業でも使えるんか？

山田美穂：もちろんです。むしろ町工場や現場主義の企業こそ、NEWJIみたいな現場目線のDX支援は合うと思いますよ！

田中太郎：ほ〜、また調べてみるわ！ほんなら、日産みたいにウチらにも新しいチャレンジのチャンスありますな。

山田美穂：はい。NEWJIのサービス活用で、これからの製造業もぐっと可能性が広がりますよ！