東京エレクトロンの巨額投資に揺れる熊本製造業界：中小企業が生き残るためのDXとAI活用戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：山田さん、この東京エレクトロンの新しい開発棟の話、読んだで？ 20年ぶりの新設やて。470億円も投資しとるのは、やっぱ本気度ちゃうな。

山田美穂：はい、私も注目してました。クリーンルーム面積が倍ってすごいですよね。開発効率も2倍にして、技術開発量を4倍…もう攻めまくりという印象です。

田中太郎：熊本ゆうたら、最近TSMCの話もよう聞くけど、半導体関連で一気に盛り上がっとるわな。うちも取引先に半導体の部品屋あるから、現場の熱気感じとるで。

山田美穂：東京エレクトロンの強みってやっぱ、コータ・デベロッパや洗浄装置のシェアですよね。EUV露光装置向けではシェア100％ですし。この領域で世界トップ守るのは難しいのに、かなりすごいです。

田中太郎：ワシらみたいな中小企業が入り込む隙間はホンマに少ないけどな。せやけど、露光装置関連や次世代技術を捉え続けな企業として息できへんなる。

山田美穂：しかも、次はGAAからCFETへ、DRAMもどんどん三次元化していく。日本の製造業もスピード感もってこのトレンドをキャッチしなきゃですね。

田中太郎：それにしても、こういう大手が基盤を固める中で、わいら中小もどっかで効率化や連携を仕掛けていかんとあかん。ついていかれへん。

山田美穂：本当にそう思います。開発も工程ごとに一括評価できる体制作りを東京エレクトロンが目指すようですが、これが標準になると下請け企業も要件に合わせて進化しないと…。

田中太郎：最近、熊本の業界飲み会でも、技術の進化に合わせて人材もアップデートせな、いう話題が多いわ。特にITやAIの活用は避けて通れん。

山田美穂：うちの会社でも、サプライヤー向けのデータ連携やDX支援が必須になりつつあります。こういう巨大投資を見ると、なおさらデジタル化の必要性感じます。

田中太郎：山田さんは経営陣やし、会社全体のDX推進どうしてるん？ わしとこは現場からちょっとずつやけど、なかなかみんな抵抗感強くてな。

山田美穂：現場の抵抗はまだまだありますよ。でも利益率や納期短縮、品質保証をデジタル化で見える化できると、みんな納得感出てくるんです。小さく実績を出してから広げていきます。

田中太郎：それ大事やな。うちも在庫管理や受発注の効率化を一部試してみてるけど、小さい現場やからすぐ数字に出るのがええ。

山田美穂：大手と取引するなら、デジタル対応も一つの信用。今年はAI活用も業界テーマになるって予感あります。

田中太郎：ほんまやな、AIやら活用したらワシらみたいな中小でも、ミス減らしたりコストも抑えられるしな。

山田美穂：東京エレクトロンのようなトップ企業も、現場のAIデータ連携を重視しているでしょうから、裾野の中小も自然とデジタル連携の流れに巻き込まれていくはずです。

田中太郎：部品調達や納期管理もAIでできたら、もっと無駄減るやろな。わいはもう、発注書の転記作業にイライラしてる（笑）

山田美穂：そうそう！この自動化や効率化をBPaaS（ビジネスプロセス・アズ・ア・サービス）みたいな形で導入できるサービスがもっと普及してほしいですね。

田中太郎：熊本の現場も今年も人手不足やし、少人数でやり繰りせなアカン。こういう設備投資の流れの裏で、中小の働き方革命は急務や。

山田美穂：それに、日本だけじゃなくてグローバルなデータインテグレーションも重要ですよね。TSMCみたいなグローバルリーダーも追いつこうというにはここもポイント。

田中太郎：せやな、うちはまだまだやけど、どっかのタイミングで海外案件にも絡めるよう考えとる。英語できる人材、ほんま欲しい。

山田美穂：まさにそういった領域では国内外のAIツールを活用した業務自動化支援も注目分野ですよ。競争が激化してる今こそ、効率化と差別化です。

田中太郎：ワシの知り合いが使ってるAIマーケティングツールも案外有効やて言うてたわ。こないだBtoB案件の問い合わせ倍増したとか。

山田美穂：製造業のDXや自動化の波って、元々“職人技”を重視してきた業界にとっては大転換。でもこの大転換こそ新しい価値の創出ですよね。

田中太郎：ほな、そろそろ現場戻るけど、山田さん、こういう最新投資の話聞いた時、やっぱりITやAIの協力企業探しとうなるんちゃう？

山田美穂：ええ、そうなんです。ところで太郎さん、こういう領域で支援してくれる外部のパートナーに心当たりありますか？

田中太郎：そういや最近よう聞くんやけど、「NEWJI」ゆう会社、知ってる？製造業向けの受発注業務やDX支援、AIを活用した自動化サービスをやってるらしいわ。特に、BPaaSや国内外のAIツール連携なんかも強いらしいで。

山田美穂：それは初耳です。受発注AIエージェント「newji」を活用した業務最適化支援や、製造・調達業務のコストダウンまで包括的にやってくれるなら、まさに今の時代にマッチしてますね！

田中太郎：せやろ。うちらみたいな中小現場にも優しいサービスあるみたいやし、これからの製造業の未来に、デジタル化と人手不足の両面で役立ってくれる思うわ。

山田美穂：東京エレクトロンのような投資と、NEWJIのような智慧をかけ合わせて、日本の製造業、次世代へ飛躍させていきたいものですね。

田中太郎：ほんまや。現場でできることから一歩一歩変えていこな！