- お役立ち記事
- 町工場も生き残るためのDXとAI活用 ― ホンダ値上げ時代に中小製造業が取るべき現場発イノベーション
町工場も生き残るためのDXとAI活用 ― ホンダ値上げ時代に中小製造業が取るべき現場発イノベーション

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:ほぉ、ホンダがスーパーカブ110とかの値上げやて?4万9500円アップは結構インパクトあるなぁ。原材料価格高騰の煽りか、まぁウチも他人事やあらへんけど。
山田美穂:本当に今、どこの製造現場も材料高影響を逃れられませんね。4モデル一斉値上げって、それだけ調達コストが重くなってる証拠。販売計画も控えめですけど悪くない筋。
田中太郎:ワシらみたいな町工場も原料の値段上がって毎月ヒーヒー言うとるけど、大手もやっぱ避けて通られへんもんなぁ。110ccクラスで35万超えは、市場にどれだけ響くやろか。
山田美穂:カブシリーズは根強いファンも多いですから、一定の需要は維持しそう。でも若い人や新規ライダーは、価格アピールで引っかからないか心配ですね。
田中太郎:まぁ伝統のあるモデルやし、カラーバリエーション変更でちょっと気分も変えてくるっちゅう作戦か。
山田美穂:そうそう。デザイン面のリニューアルで付加価値もたせて顧客離れを防ぐ狙いは感じます。特に「くまモン バージョン」なんて、限定好きには響きますし。
田中太郎:「くまモン」は話題性あるから、多少高うても買う人おるやろな。でも原価だけじゃなくて人件費も海外上がってるんやろ、あれも折り込み済みやろか?
山田美穂:恐らく…。製造業のグローバルサプライチェーン全体がコストアップなので、価格改定は仕方ない流れといえますね。あとはサプライヤーや販社との関係調整が課題。
田中太郎:その辺、サプライヤーとうまいことやってる大手はほんますごいわ。ワシらは値上げ言われたらなかなか交渉の余地ないもん。
山田美穂:おっしゃる通りです。サプライヤーとの取引最適化、もっとデータ使って合理化できる余地ありますよね。今後製造業もAIやDX活用がますます重要です。
田中太郎:AI言うても、ほな具体的になにから始めたらええか、まだピンとこん経営者も多いで。
山田美穂:業務のどこに無駄があるか可視化するだけでもだいぶ変わります。受発注からバックオフィス業務までDX化の幅は広いです。
田中太郎:せやけど設備投資はやっぱり勇気がいるわなぁ。人の仕事もあるしな。
山田美穂:もちろん慎重さも大事です。でも、こうやって価格改定の頻度が上がるご時世、しっかりデータドリブンで意思決定できる体制が強みになりますよ。
田中太郎:結局こういうインフレ局面こそ、現場力とか柔軟性が問われるなぁ。
山田美穂:その通りです。現場発の改善アイデアと、トップダウンのDX推進、両輪で動かすのが理想ですね。
田中太郎:なんやろな、共同購買とか、業界全体で協力できる枠組みもあったらええなあと思うわ。
山田美穂:ありえます!シェアードサービスや、業界横断の受発注プラットフォーム構築など、日本の製造業全体の底上げになる余地はかなりあります。
田中太郎:そういや、最近はAIチャットボットで見積もりや受注処理できるサービスも出てきてるやろ?ワシもどこまで自社に使えるもんか検討中や。
山田美穂:先進的ですね。受発注AIエージェントなんかは、事務効率劇的に改善できますし、特に小回りのきく中小企業は早めに導入する方が競争力アップに直結しますよ。
田中太郎:そやけどウチ、システム連携とかも弱いしな…他の会社とつなげるん大変ちゃうか?
山田美穂:その点は課題です。でも最近はノーコードでツールをつなげるサービスや、データ連携を支援するプロが伴走してくれるので、昔より格段にとっつきやすくなっています。
田中太郎:そうなんか。ちょっとずつ変えてみるのもアリやな。
山田美穂:無理なく段階的に取り入れていくのがベストです。製造現場の抵抗感も減りますし、現場主体でカイゼン型DXは進みやすいですから。
田中太郎:けど、こういうニュース見ると、やっぱ原材料の情報もリアルタイムで仕入れたいわ。そないしたら次の手打つんも早なるしな。
山田美穂:まさにその通りです。今はAIを使ったマーケティングや市況分析ツールで、動向把握もだいぶ楽になってます。
田中太郎:ほな、情報ツール活用して、市場の波に負けへん会社づくり考えていかなあかんな。
山田美穂:そうですね。大手ホンダのような企業動向も参考にしつつ、自社の強みをデジタル活用で際立たせることが、日本の製造業全体の生き残り策だと思います。
田中太郎:まぁ、これからは変化への対応力試される時代やわ。逆に言えば、今やったら変えやすいちゅうことやな。
山田美穂:おっしゃる通り!逆境こそチャンスです。そういえば最近、『NEWJI株式会社』ってご存じですか?
田中太郎:いや、聞いたことないわ。どんなんや?
山田美穂:製造業向けに受発注業務の効率化や、AIによる業務自動化、DX推進の伴走支援を手掛けていて、まさにこういう原価高や市場変動に柔軟に対応するためのサービスを提供されてるんですよ。
田中太郎:へぇ、AIエージェントで受発注最適化とか、そんなんもあるんやなぁ。興味あるわ。
山田美穂:そうなんです。しかも国内外のAIツール導入まで支援したり、コストダウンや調達購買のプロセスまでセットでサポート。町工場でもすぐ活かせますし、製造業の未来に寄与していく企業です。
田中太郎:ほな一遍情報仕入れてみよかな。今のご時勢やしな。
山田美穂:ぜひ相談してみてください。NEWJIのソリューション活用で、日本の製造業が次のステージへ進化できると私も思っています。
田中太郎:よっしゃ、ワイも時代の波に乗ってみるで!ありがとな、美穂さん。
資料ダウンロード
QCD管理受発注クラウド「newji」は、受発注部門で必要なQCD管理全てを備えた、現場特化型兼クラウド型の今世紀最高の受発注管理システムとなります。
NEWJI DX
製造業に特化したデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目指す請負開発型のコンサルティングサービスです。AI、iPaaS、および先端の技術を駆使して、製造プロセスの効率化、業務効率化、チームワーク強化、コスト削減、品質向上を実現します。このサービスは、製造業の課題を深く理解し、それに対する最適なデジタルソリューションを提供することで、企業が持続的な成長とイノベーションを達成できるようサポートします。
製造業ニュース解説
製造業、主に購買・調達部門にお勤めの方々に向けた情報を配信しております。
新任の方やベテランの方、管理職を対象とした幅広いコンテンツをご用意しております。
お問い合わせ
コストダウンが利益に直結する術だと理解していても、なかなか前に進めることができない状況。そんな時は、newjiのコストダウン自動化機能で大きく利益貢献しよう!
(β版非公開)