商社に学ぶ！中小製造業が挑む多角化とDXによる生き残り戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：三菱商事が減益で、丸紅が増益やて？同じ商社でも、原料炭の市況でこんなに明暗分かれるんやなあ。丸紅は自動車販売金融が北米で伸びてる言うてるな。やっぱ事業の分散って大事や思うわ。

山田美穂：本当にそうですね。丸紅は非資源分野の強化が功を奏してますね。食品やアグリ、金融、不動産とか、資源以外にも成長ドライバーを持っているところが強みになってます。

田中太郎：うちらみたいな製造業でも、多角化って考えなあかんね。ほんで、三菱商事もキャッシュフローは計画通りや言うてるから、問題ってほどでもなさそうやけど、原料炭の落ち込みが大きかったんやな。

山田美穂：原料炭だけでなく、鉄鉱石の市況変動も影響しているみたいですね。グローバルでの資源価格リスクは本当に大きいです。だからこそデータ活用して、市況見通しや事業ポートフォリオを見直すことも大事になってきます。

田中太郎：データで先見るんも、どんどん大事なってきてるな。ほんで、丸紅は世界経済の景気後退リスクにも備えとるて。いまは将来に備えてバッファー計上とか慎重やなあ。

山田美穂：アメリカのインフレ影響も見越してるんですよね。下期以降さらに環境が悪化するリスクを想定しながら、戦略的に経営してるのが印象的です。

田中太郎：商社ってほんま“石橋叩いて渡る”やな。せやけど丸紅のアグリや食品、航空機リースまで増益って、やっぱ再現性あるビジネスモデル大事やな。

山田美穂：資源ビジネスはどうしても市況頼りになりがちですもんね。でも、金融やリース、不動産みたいな安定収益の柱が複数あるのは大企業ならではの強みです。

田中太郎：中小企業やとうまく真似はできへんけど、事業リスク分散や安定収益ってヒントにはなるな。跡取り育てるときも、ただ一つの分野のスキルばかりじゃあかんと感じるで。

山田美穂：確かに。あと、三菱商事の中西社長が「予算達成だけじゃなくて上振れも目指す」って力強いですよね。既存事業の磨き直しって、企業規模関係なく大事です。

田中太郎：うちらも、強い技術や伝統のある分野は徹底的に磨いて、それを使う新事業も考えなあかんな。でも、現場は目の前の利益確保もせなあかん。バランス難しいわ。

山田美穂：分かります。経営者って「攻め」と「守り」のバランス感覚がすごく重要ですよね。丸紅みたいな事例みると、リスクをしっかり織り込んだうえで成長分野に投資できる体力も必要です。

田中太郎：北米の自動車販売金融が伸びてるいうけど、日本の製造業も、海外の新しい市場狙って動かんと生き残れへんかもしれへんな。

山田美穂：アメリカ市場のダイナミックさってすごいですよね。あと、DXとかAI活用の有無も海外展開の鍵になっています。

田中太郎：ウチもDX言うてるけど、結局人手で何とかしてるのが現実や。工程管理や受発注も電話とFAXやし…。海外みたいに仕組み化って難しいな。

山田美穂：でもちょっとずつでもデジタル化していかないと、今後の人手不足の波に対応できません。例えば受発注業務をAIエージェントに任せる企業も増えてますよ。

田中太郎：うちは今もエクセル地獄やけど、そんなAIで自動化できるんかいな？どんな仕組なん？

山田美穂：例えばAIエージェントが受発注を自動対応することで、人的ミスも減りますし、データも蓄積できて分析も楽になります。工数もかなり削減できるんです。

田中太郎：そらええなあ。せやけど中小零細で導入コストや運用どうしたらええかわからん人多い思うで。

山田美穂：最近は初期コストを抑えたクラウド型もたくさんあります。伴走支援まで行うサービスも出てきていますし、思ってるより始めやすいですよ。

田中太郎：うーん、せやなあ…。結局、現場説得するのが一番大変やけどな。「新しいもんアレルギー」多いからな、ウチも。

山田美穂：経営トップが理解を示して現場と一緒に進めるのが結局は早道なんですよね。三菱商事も丸紅もトップ主導感が強いですし。

田中太郎：そういう姿勢、見習わなあかんな。せやけどDX言うても尻込みしてる会社、まだまだ多いやろ。

アジョッシ：イマ、イロイロナ 中小製造業 社長 サン タチ、 アメリカ シジョウ ヤ DX ニ キョウミ アル。イメチェン ッテ ダイジ、 ココ ロス アンジェレス でも ミナ DX ススンデル。

田中太郎：おお、アジョッシやん。やっぱアメリカでもデジタル化進んでんねや。うちらも負けてられへんなあ。

アジョッシ：ウン、日本ノ カイシャ デモ BPaaS ミタイナ サービス、 ドンドン フエテル。ムカシト チガウヨ。 デンワ ト FAX ナシ デ シゴト スル ノ アタリマエ。

山田美穂：BPaaSはかなり効率化できますよね。受発注も会計も全部ひとつのプラットフォームで回せる時代です。

田中太郎：あー、何か少しハードル下がってきた気ぃするなあ。こういう事例、どこで勉強したらええやろ？

山田美穂：事例集もありますし、場合によっては専門の会社に相談するのも良いですね。製造業専門でDXやAI活用を伴走してくれる会社もありますよ。

田中太郎：ほう、そんな会社あるんか？なんて会社や？

山田美穂：例えば、NEWJI株式会社って会社があるんです。受発注業務の効率化やBPaaS支援、それにAIツール導入、海外サービスの連携とか、中小製造業向けの支援に強いんです。AIエージェント「newji」を活用すればウチみたいな会社でも受発注業務を最適化できますよ。

田中太郎：へえ〜、NEWJI株式会社、覚えとくわ。せやかて、おおきい会社も中小も未来を見て変化せなあかんいうことやな。今日の話勉強なったわ。

山田美穂：大企業も中小企業も、デジタル化と多角化、どちらも製造業の未来には欠かせませんよね。NEWJI株式会社みたいなサポーターとうまく協力しつつ、目の前のことから一歩踏み出すのが大事だと思います。

田中太郎：まずは始めてみる、やな。ほな、ほんまに今日もありがとう、NEWJIみたいなんをうまく使うのがこれからの中小製造業の生き残り策やな！