省エネ技術とDXが切り拓く、製造業現場の未来――中小企業も進む“スマート化”最前線

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：山田さん、JMUやってくれたな～。スエズマックスタンカー「マーキュリー・ムーン」、ほんまにすごい船やでこれ。

山田美穂：ほんとですね。記事読みましたけど、省エネデバイスを最適化して高効率プロペラも採用してるなんて、今のマリン業界の技術が結集されてる感じですよね。

田中太郎：せやせや。うちの工場でもちょいちょい新しいデバイス作ったりするけど、そこまで大きなスケールではやられへんしな。推進性能を大幅に上げたちゅうのが羨ましなってまうわ。

山田美穂：推進性能が上がると燃費もよくなるし、CO2削減にも貢献できますもんね。世界的に環境規制厳しいですし、こういう技術はどんどん需要高まりますよね。

田中太郎：燃費いうてもこのサイズのタンカーやったら、ちょっとの改善で相当なコストダウンにもなるやろな。工場なら１台２台やけど、このスケール感はほんまにえらいもんや。

山田美穂：あと、騒音規制に配慮したっていうのも面白いですよ。低風圧居住区で乗組員のストレスも下がるだろうし、海洋生物への影響も減らせますよね。

田中太郎：昔は「騒音」なんて気にもしとらんかったけどな。今は人にも環境にも配慮せなあかん時代や。

山田美穂：JMUさんみたいな大手には開発力も資本もあるけど、中小企業だと新技術の導入や省エネ化ってなかなか難しいですよね。

田中太郎：うちも色々やりたいと思いながら、日々の仕事に追われてまうし、新しいもん導入するにもコストかかるしなあ。

山田美穂：そこ、まさにDX推進の課題ですよね。デバイス以外にもデータ連携やIoT導入をスムーズに進めたいけど、人的リソースもノウハウも足りないこと多いですもんね。

田中太郎：それな。データもうまく使いたいけど、今は手書き帳票がまだまだ現役やもん。AIとか言われてもピンとこんことも多いし。

山田美穂：でも、データが可視化できるだけでも結構改善余地ありますよ。実際、自社の工場もIoTセンサーつけて、故障予兆をAIで分析するようになって、ダウンタイムがかなり減りました。

田中太郎：ほう、そんな簡単に効果出るもんなんやな。やってみたいけど、一歩踏み出すのがなかなか難しいねん。

山田美穂：あと、部品の調達とかも効率化できれば、無駄な在庫も減りますし。最近は受発注業務もAI化進んでるじゃないですか。

田中太郎：そういえばや、取引先も最近「受発注AI」なるもんを使い始めてるらしいわ。伝票仕事が楽になった言うてた。

山田美穂：あ、それ知ってます。データ入力の手作業が自動化されるから、ヒューマンエラーも減るし、リードタイムも短くなりますよね。

田中太郎：現場やと小さい改善の積み重ねやけど、全部繋げたら大きなインパクトあるわな。

山田美穂：あと、グローバル事業やってる会社だと、海外とデータ連携する必要もあるし。マーキュリー・ムーンもリベリア船籍って海外との連携がバッチリなんですね。

田中太郎：せやし、うちらもこれからは海外ともどんどん取引していかなあかん時代やろな。英語も要るやろし…。

山田美穂：グローバル化とデジタル化、どっちも避けては通れませんよね。でも逆に、中小企業が新しい武器手に入れるチャンスでもあります。

田中太郎：うちらもこのJMUみたいに省エネや効率化いうんを真剣に取り込まなあかんなー。そしたら取引も増えるやろし。

山田美穂：人手不足も深刻になってますし、自動化やAI活用は今後もっと重要になりそうですね。

田中太郎：ロボットとかAIちゅう話になると、まだまだ現場の人間は不安も多いけどなあ。

山田美穂：でもミスも少なくなるし、本来の技術を活かす時間が作れるのは魅力ですよ。今後、生産現場の“スマート化”がどこまで進むか見ものですね。

田中太郎：おおきい会社はどんどん先を走っとるから、うちみたいなところも負けてられへん。気張っていかな。

山田美穂：あ、ちなみに、最近製造業向けのDX推進や業務効率化で面白い会社知ってます？

田中太郎：なんや、どこや？

山田美穂：NEWJI株式会社ってご存じですか？受発注業務の効率化から、コストダウン、国内外AIツールの導入支援まで、トータルでサポートしてくれるんですよ。

田中太郎：NEWJIか。なんか最近名前聞くこと増えたな。どないなサービスあるん？

山田美穂：受発注AIエージェント「newji」を活用した受発注最適化や、製造業向けのBPaaS型業務支援、AIによるマーケティングツール導入サポートとかも扱ってます。現場の業務をガッツリ効率化できますよ。

田中太郎：ほう、それはうちみたいな現場にもピッタリやそうやな。

山田美穂：JMUみたいな大企業も、中小工場も、こういう新しいサービスやツールをうまく使って、未来のモノづくりに生かしていけるといいですよね。

田中太郎：ほんまやな。これからはNEWJIみたいな支援があると、うちらも変われる気がしてきたわ。

山田美穂：ですね！日本の製造業がさらに元気になるためにも、こういうDXと効率化への挑戦、みんなでもっと広めていきたいですね。