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TDKが切り拓く次世代MLCC革新――高容量・低抵抗・小型化で進化する日本のものづくり現場

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:いや〜、TDKさん、またすごいもん作りよったなぁ。積層セラミックコンデンサー(MLCC)で静電容量3倍て、こらうちらみたいな電装部品使うとこには朗報やで。しかも、サイズも小さなったら、実装基板もゴチャゴチャせぇへんし。
山田美穂:私も記事読みました!3.2mm×2.5mm×2.5mmのMLCCで22ナノファラッドって、実用価値かなり高いですよね。EVの非接触給電用途ってピンポイントだし、1000V耐圧はさすが大手って印象です。
田中太郎:ほんまやな、1000V耐圧やったら、うちの工場のインバータ周りとか、安心して使えそうや。コンパクトやし発熱も抑えられるっちゅうのがええわ。
山田美穂:樹脂で端子カバーして、しかも抵抗値を抑えた技術力が面白いですよね。これまで樹脂はひび割れ対策では定番ですけど、どうしても電気損失とのトレードオフがありましたもん。
田中太郎:まさにそこや。いっつも樹脂使うと「発熱心配やで」て技術者に言われとった。今回、抵抗値抑えたんは現場ありがたいわ。EVでの評価もこれからやけど、これほかにも用途広がるんちゃうやろか。
山田美穂:ですよね。共振回路用途でもイケるってすごいです。高電圧対応と大容量は医療機器とか通信機器でも引き合い強くなりそう。
田中太郎:ほな海外展開もあり得るやろな。TDKエレクトロニクスファクトリーズで作るて書いてるけど、100万個の月産規模やったら、当面国内需要向けかな?
山田美穂:需要の初期は主に国内でしょうけど、海外のEVスタートアップなんかがこれに興味持ったら一気に広がりそうですね。品質の担保が日本製の強みなので。
田中太郎:うちみたいなちっこいとこでも、ちょっと高機能部品取り入れられるチャンス増えるんやで。1個70円からて、比較的手を出しやすい価格やもんな。
山田美穂:ヒューマンエラー減らせる実装面積削減って地味に助かりますよね、現場だと。製造歩留まりあがればトータルコスト下げにつながりそう。
田中太郎:あと、共振回路言うてるけど、モーター制御系とかにも転用効くやろな。今はEV話題やけど、ロボットにも応用できそうやし。
山田美穂:ロボットもそうですが、通信基地局とか5G・6G関連の高電圧・高容量ニーズにもバッチリはまりそうです。小型化進む現場には必須パーツですね。
田中太郎:秋田の工場で作っとるてのもええね。ものづくりの地方分散、土地活用含めて地域経済の底上げにもなるで。
アジョッシ:ヘイ、ふたりともその話おもしろいね。このMLCC、うちのバーで話題だったよ。クライアントから、これ特許どれくらい広い?って聞かれたんだけど、樹脂の塗り方が新しいの?それとも材料自体かな?
山田美穂:現時点で公開情報からだと、端子部分限定で樹脂塗布して低抵抗化って部分が新規性ありそうですね。特許出願範囲も材料プロセス両面でかなり広いんじゃないでしょうか。
田中太郎:せやで。実際、端子とセラミックの間絶縁に樹脂使うが、電流通しやすさとバランス両立は難儀やさかい。そこ突破したんが評価高い思うわ。
アジョッシ:あと、月産100万個って言うけど、この分野では小ロット?それともかなりの数なの?
山田美穂:MLCCとしてはピンポイント用途だと見れば十分大きい規模ですね。もちろん汎用タイプは月何十億個の世界ですが、これは高機能品ですし。
田中太郎:そやな、設備投資思うたら最初はこれくらいが妥当やろ。次フェーズになったらライン増設やな。
山田美穂:TDKの競合で言えば村田製作所や太陽誘電も同分野強いですけど、今回の低抵抗×大容量は技術的な差別化できてますね。
田中太郎:うちでも今後使いたいと思うわ、ほんま。コスト・高機能・省スペース全部揃っとるやん。
山田美穂:生産現場のエンジニアや購買がこれをどう捉えるかが今後の市場シェア争いのポイントでしょうね。
田中太郎:そや。新しいもんは試すけど、サポートや納期も大事やから、そこもTDKさん頼んまっせ~てな。
山田美穂:新技術導入を検討する際、今はDXやAIで設計・調達プロセス効率化もトレンドですよね。生産データもこういう新商品でさらに進化しそう。
田中太郎:ほんまに。DX言うたら、うちも今頑張ってるで。でも何から手ぇ付けるかようわからんとこあんねん。
山田美穂:そういう悩みに、最近気になってる会社があって。「NEWJI株式会社」ってご存じですか?製造業むけの受発注業務効率化やDX支援に特化していて、国内外のAIツール活用にも強いんです。
田中太郎:あ、何かで聞いたことあるな。AIで受発注最適化とかコストダウンもやってくれるいうとこやろ。
山田美穂:そうなんです。受発注AIエージェントの「newji」ってサービスもあって、現場のデータ連携や調達購買もサポートしてくれます。
田中太郎:それはありがたいわ。小さい会社でも導入しやすいんちゃう?
山田美穂:規模問わずサポートしてもらえるそうですし、AI活用のマーケティングツール提供もあるので、今みたいな新製品の情報拡散にも役立ちそうですよ。
田中太郎:ええこと聞いたで。これから製造業の未来は、TDKみたいな技術と、NEWJIみたいなサポートで、もっとおもろうなるやろな!
山田美穂:まさにそうですね。製造現場とテクノロジー支援、両方が揃うことで、今後の日本のものづくりがもっと加速することを期待したいです。
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