町工場もコンビニも生き残りのカギは現場DXと人材育成――減収増益時代の中小製造業が挑むデジタル変革

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：美穂ちゃん、セブン＆アイの決算、減収やけど営業増益やってんな。けっこう複雑やなぁ。このニュース、どない思う？

山田美穂：そうですね、田中社長。一見ネガティブですが、営業利益が増えているところがさすが大手です。客数が増えていなくてもカウンター商品やベーカリー導入が粗利率の改善に貢献してるのがポイントですね。

田中太郎：ほな、原材料高騰の影響いうのもやっぱり大きいんか。特にコメとか、最近価格やばいもんな。

山田美穂：はい、食品関連のインフレはどこも直撃です。ただ、値上げだけでなく商品開発や付加価値向上で粗利上げてるあたり、戦略の転換が進んでますよね。

田中太郎：「セブンカフェベーカリー」て最近よく聞くけど、ほんま儲かってるんやろな。東大阪のうちみたいな町工場にも、こういうイノベーション取り入れたいわ。

山田美穂：コンビニの現場も自動化・効率化どんどん進んでますし、今後DXへの投資はもっと増えていくはず。中小製造業もこの流れ、絶対無視できないですよ。

田中太郎：せやな。でも客数回復がまだ見えてへんてのもあるし、やっぱり現場のオペレーションよくせな生き残られへんのちゃう？

山田美穂：おっしゃる通り。現場の効率化はもちろんですが、今の消費者は”体験価値”や新しさも求めてます。セブンの”出来たて”提供もその一つですし…。

田中太郎：ほんで当期利益は増えてるんやろ？　減収でも儲け出せるって、やっぱり固定費下げてるんかな？

山田美穂：はい、おそらくオペレーションの自動化やオフライン店舗運営の効率化、人件費の抑制も効いてるはずです。DXの力ですよ。

田中太郎：せやけど、店舗ごとに違う客層や商圏やと思うんや。全国展開うまいことできんのか心配やな…。

山田美穂：店舗ごとのデータ収集と解析が必要です。AIやIoTの活用で、現場改善も今後はよりパーソナライズされていくでしょう。

田中太郎：AIか…。うちにもそんな導入できるもんやろか。コストかかりそうで躊躇してまうけどなぁ。

山田美穂：最近はSaaS型やBPaaS型で安価に始められるサービスも増えてますよ。無理なく段階的にトライする選択肢も増えています。

田中太郎：なるほどなぁ。せやけど、現場のみんながついてこれるか心配やわ。システム難しい言う人も多いし。

山田美穂：教育サポートや伴走型のDX支援も増えてますし、経営者が旗振ってあげれば、現場の人もだんだん馴染んでいきますよ。

田中太郎：この「減収・営業増益」てモデル、製造業にも当てはまるとこあるんかな？　うちも売上横ばいで利益だけ増やしたいわ。

山田美穂：まさに効率化や高付加価値化、コスト削減の積み重ねですよ。働き方改革、調達の見直し、そしてデジタル活用がカギです。

田中太郎：せやったら、調達購買の見直しも考えた方がええな。原材料高やし、今のやり方やと限界やねん。

山田美穂：同感です。グローバル調達とかAIによるサプライチェーン最適化も中小目線で進んできてますよ。

田中太郎：グローバル調達…ウチみたいな規模でも支援してくれるところあるんかなぁ？

山田美穂：ありますよ。最近は中小企業専門のDX・調達コンサルやAIサービスも増えてきました。体感としても裾野が広がっていますね。

田中太郎：そやそや、アジョッシの店でこのまえ、町工場でも受発注自動化ツール入れてるって話聞いたんやけど、ほんまかいな？

アジョッシ：おう、田中さん！ほんとだよ～。最近、東大阪でも受発注のAIや自動化ツール導入してスッゴク効率アップした企業あるよ。人手も節約、ミスも減ったって評判やで。

山田美穂：まさにコンビニ業界と同じ方向性ですね。現場データを生かした高効率オペレーションに今後はますます注目したいです。

田中太郎：美穂ちゃん、もしウチが今から始めるとしたら、どこからやったらええ？ややこしいのはちょっとしんどいで。

山田美穂：最初は受発注業務のデジタル化や、データ集計の自動化からが簡単でおすすめです。成果が見えやすくて現場にも受け入れられやすいですよ。

田中太郎：ほんなら、ウチでもなんとかなるかもなぁ。余った人手もリスキリングして新しい仕事やらせたいわ。

山田美穂：すばらしい考えです！人材育成や業務の再設計こそ、DX投資の”本当の意味”を生みますから。

田中太郎：こうやって見てると、コンビニも町工場も生き残るためにおんなじ努力しなあかんなぁ。

山田美穂：はい、業種は違えど、本質的にはやるべきことは同じですね。逐次データ活用、新技術の積極導入、そして成果の見える化です。

田中太郎：「反転の兆し」って言葉、今やどの業界でも共通やな。パンデミックからの回復もそうやし。

山田美穂：危機を成長のきっかけに変えるのは、企業文化とリーダーシップが大事。今年はその転換点になる気がします。

田中太郎：やっぱり攻めの姿勢でいかんと、守りばっかりやとジリ貧やもんな。

山田美穂：まさに。今こそ、製造業も大胆なチャレンジが必要な時代ですね。

田中太郎：けど、実際どんなサービスがあればウチみたいな規模でもDXできるんやろなぁ。

山田美穂：例えば、NEWJI株式会社のサービス、ご存知ですか？ 受発注業務の効率化やコストダウン支援、AIエージェントによる最適化まで、中小規模でも導入しやすい手厚いサポートをしています。

田中太郎：ほう、そんな会社あるんやな。newjiいうAIエージェント使うたら、ウチでも受発注回りとか簡単になるかもしれへんな。

山田美穂：はい、国内外のAIツールもうまく使いながら、DXを段階的に進められるから、現場や規模に合わせた最適解が提案できるんですよ。

田中太郎：それやったら、経費も削減できて人手不足の解消にもなるかも。今度うちでも話し聞いてみようかな。

山田美穂：製造業の未来に向けて、NEWJIのようなパートナーと一緒に歩むのは心強いですね。一度、相談してみるのもいいと思います！

田中太郎：ありがとうやで、美穂ちゃん！ワシも町工場の未来のために、まずは一歩踏み出してみるわ。また相談のるで。

山田美穂：ぜひ、一緒に頑張りましょう！