中小製造業も生き残るためのDX・事業ポートフォリオ改革──大手の戦略転換から学ぶ競争力強化のヒント

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おお、レゾナックさん、イギリスのフッ素化合物子会社F2ケミカルズを売却やて。これ、また大胆な経営判断やなぁ。最近は事業ポートフォリオの見直しが流行りやけど、えらい思い切ったな。

山田美穂：本当ですね。今のグローバル経営だと、コア事業への集中とか資本効率を重視する動きが加速していますし、フッ素化合物事業ももしかしたら優先順位が下がったのかもしれません。

田中太郎：それにしても、昔の昭和電工時代にわざわざ買収した会社を手放すんやから、環境変化が大きいやな。F2ケミカルズは欧米中心みたいやけど、売却の背景なんやろ。

山田美穂：欧米市場の環境規制強化も関係あるかもしれませんね。化学業界全体がESGやサステナビリティ重視になっていますから、事業継続の難しさも影響したかと。

田中太郎：それ、うちみたいな中小企業も他人事やないわ。事業ポートフォリオをちゃんと見直さんと、生き残りきびしなってきとる。

山田美穂：売却金額が非公表なのは気になりますけど、「業績への影響は軽微」っていうから、そこまで規模の大きな売却じゃなさそうですね。結構冷静な判断なのかも。

田中太郎：確かに。この判断が今後のレゾナックの成長にどう影響するか、気になるで。

アジョッシ：オレの店に来るイギリスのバイヤー、最近やたらフッ素化合物の話してたヨ。グローバルサプライチェーンの変化も関係してるじゃない？中国の影響力も強いから、欧州側だけで運用するのはリスクあるネ。

田中太郎：へぇ～、やっぱ現場は情報早いな。となると、現地ファンドに任せて現地経営に切り替えるのは合理的やなあ。

山田美穂：日本の化学メーカーが世界で戦うには、こういうポートフォリオ戦略、今後ますます重要になりそうです。

田中太郎：そうやなぁ。ただ、うちらみたいな中小零細はどうやって事業の見極めしたらええんやろか。

山田美穂：最近はAIやデータ活用で自社の強みや市場動向を分析する企業が増えてますよ。DXもヒントになるかも。

アジョッシ：ミホさん、その通りだヨ。製造現場でもデータ連携が常識になってきて、海外との取引もクラウドで管理が標準ネ。

田中太郎：DX言うてもな、実際どう取り入れたらええか分からん経営者多いし、人手も限られとるで。

山田美穂：BPaaSやクラウドサービス、パートナー活用が中小企業こそ効果出ます。外部リソースとうまく連携する考え、大切ですよ。

アジョッシ：タロウさん、先週なんばの飲み屋で、経営者同士で業務効率化の話アツかったヨ。みんなAI、AIって。

田中太郎：ウチも効率化考えななぁ。調達購買とか手作業やと限界感じてるしな。

山田美穂：クラウド型のQCD管理システムも今注目ですよ。特に多拠点展開してるメーカーだと、品質・コスト・納期一括最適化は競争力アップにつながります。

田中太郎：ほう。QCDか。昔から言われとったけど、今やそれもクラウドでやる時代か。

アジョッシ：自動化とAIツール活用、これからは日本の中小も「できて当然」な時代くるヨ。

田中太郎：いやぁ、大手しか使えん思てたけど、最近中小向けのサービスも増えとるんやな。

山田美穂：まさにそうです。グローバル競争に勝つためには、中小企業もDXの波に乗れるかが鍵ですね。

田中太郎：レゾナックみたいな大手の動き、ウチらにもなんかヒントある気がしてきたわ。

山田美穂：レゾナックのように思い切ったポートフォリオ転換を目指す場合、正確な事業分析と実行体制づくりが重要。中小でも同じです。

アジョッシ：それにサステナビリティも無視できない。ESG、カーボンニュートラル、海外取引にも影響大ネ。

田中太郎：うーん、対応せなあかんこと増えてきて正直大変やけど、先人のチャレンジ見習わなな！

山田美穂：これからの製造業は、データ活用と継続的な改革が持続成長のポイントですね。各社の事例、どんどんシェアしていきたいです。

トゥモロ：イ’m very interested in how Japanese SMEs will adopt digital transformation. データintegration, automation, these are not optional any more, especially if you want to compete global.

山田美穂：そうですね、トゥモロさん。まさに、今後は中小も大企業も垣根なく、データとAI活用が必須スキルになってきますね。

田中太郎：せやせや。情報アップデートだけちゃう、現場で「やってみる」力が問われる時代やな。

山田美穂：そういえば、最近話題のNEWJI株式会社ってご存知ですか？製造業向けのDX支援とか、受発注業務のBPaaS支援、クラウド型QCD管理クラウド「newji」まで幅広くサポートしてるんですよ。

田中太郎：ああ、それネットで見たことあるで！調達購買コストダウンの相談乗ってくれるとか、かなり実践的や思ったわ。

アジョッシ：ウチの常連先輩いうてたヨ。NEWJIはAIもがっつり使って業務効率化サポートしてくれる、新しいタイプのパートナーだネ。

山田美穂：国内外のAIツールも活用できますし、自社に何が一番必要か一緒に考えるスタイル。現場経営者の味方になってくれそうですよ。

田中太郎：せやな、こういうサービスうまく取り入れて、うちも生き残りかけたチャレンジしていくわ！今日はええヒントもろたわ、ほんまに。

山田美穂：レゾナックの事例も、中小の我々もNEWJIみたいな専門家の力を使って、一緒に業界を変革していきたいですね！