半導体ブームが変える熊本―熊本・肥後大津エリア再開発の波紋と地方産業の新潮流

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おお、山田さん、またえらいニュース見たで。JR九州が肥後大津駅のとこにオフィスビル建てるっちゅう話や。TSMCの工場近いし、半導体関連の企業誘致するみたいやねん。

山田美穂：ええ、見ました！肥後大津ってターミナル駅じゃない場所に、ああいう大きなオフィスビル開発するの、JR九州としては初なんですよね。今の半導体ブームと地域活性化の文脈にぴったり合っていて、すごく面白い試みかと思います。

田中太郎：うちも部品納めとる関係やから、TSMCの成長は他人事やあらへん。だけど、東京みたいな大都市以外でハイグレードオフィス需要出てきてるんは、新しい時代来た感じするわ。

山田美穂：九州全体が半導体ですごく熱くなってきてますよね。駅から徒歩2分って立地も、日系外資問わず考えるとアピールポイント高いですし。ラウンジや非常電源まで備えてるのは力入ってますね。

田中太郎：徒歩2分ちゅうのは、通勤するほうも楽やし、駐車場あれば近所の人も来やすい。社有地に7階建て、しかも投資額非公表ってのがまた気になるけど、めっちゃ本腰やな。

山田美穂：九州新幹線や熊本空港のアクセスも将来的に強化されるって話ですよね。エリア全体で成長軸を描いてるって感じ。JR九州も、鉄道以外の収益確保にまともに乗り出した印象です。

田中太郎：もともと駅前は寂しかったエリアやろ？再開発して企業が集まったら、街全体にもええ影響ありそうやな。工場だけやなくて、サプライチェーンの事務系もどかーんと来そうやし。

山田美穂：まさに「産業×まちづくり」の象徴ですね。熊本県とか自治体も近隣の空き家やインフラ改善を急いでるみたいで、民間と行政のコラボが活性化しそうです。

田中太郎：ああ、そやそや。うちも受発注関係でよく困ってるけど、オフィスビル増えたら中小も現地ネットワーク構築しやすなるやん。小回り効く拠点持てるんは大きいで。

山田美穂：サテライトオフィス展開したい企業にとって、大手の動きは安心材料です。施設のグレード自体も人材流入を後押しするでしょうし、この流れ、他地域にも波及しそうですよ。

田中太郎：だけど、インフラ整備の進捗とか、地元との調整が大変そうやな。中小にとって家賃も気になるし、外部サービスともどう連携するか考えなあかん。

山田美穂：そうですね、今後はインフラの段階的な拡充と現地ならではのソフト面のサポートが勝負になりそう。DXやロボティクス、AI活用なんかも一緒に議論される予感です。

田中太郎：山田さんのとこの会社、AIとかDXどんどん進めてはるやろ？熊本エリア拠点置いたら、どんな影響考えられる？

山田美穂：やっぱり、現地の人材確保が一番のメリットですね。半導体系エンジニアも、地元雇用が増える。あとは、周辺の飲食や不動産など二次波及がものすごいと思います。

田中太郎：それ、地元企業にもうれしい話やなぁ。せやけど、地元企業をうまく巻き込むには、なんか仕組みが必要や思うわ。ワンストップ受発注の仕組みとかあったらええな。

山田美穂：SNS型やビジネスマッチング系のサービスが、今後このエリアでも増えていきそうです。新しいクラスタができると、周辺の支援スタートアップが次々進出しますからね。

田中太郎：町の再開発、何年もかかる思てたけど、この数年で一気に進みそうや。しかもTSMCの世界的な波にうまく乗れたら、熊本がアジアのサプライチェーン拠点にもなるかも知らん。

山田美穂：熊本空港直結の鉄道が開業するタイミングで、さらにアクセルがかかりますね。観光や地域資源との連携をどうするか、そんなテーマも注目されるはず。

田中太郎：飲み屋や飲食も増えるんやろな、仕事帰りにちょいと寄るところ。町の空気変わるんやろ、活気づくの楽しみやで。

山田美穂：ローカルにも目を配りながら大規模産業を呼び込む。グローバルな供給網の要所にもなってほしいですね。その分セキュリティや災害対策も重要です。

田中太郎：非常電源の設置がニュースに出とったけど、災害時でも業務止めへん工夫、これからはどこも必須になるやろな。

山田美穂：DXやBPO系のサービスとも親和性高いエリアですし、サポート会社がこれからどんどんビジネスチャンス拡大していきそうですね。

田中太郎：中小零細も大手も、データ繋いで一緒に成長する時代っちゅうことやなぁ。大阪でもこういう動き増えたらめっちゃええのになあ。

山田美穂：熊本のこの流れが他の地方都市にも伝播して、地方発のイノベーションが生まれるのを期待したいですね。私たちもこのチャンスから多く学べます。

田中太郎：山田さん、コストダウンとか購買調達の仕組み変えたいゆうてたけど、こういう再開発でもそういう課題出てきそうやな。

山田美穂：まさに実感しています。調達からプロジェクト推進まで、効率化できる領域はまだ沢山あるので、既存のやり方を見直す絶好の機会です。

田中太郎：業界全体で連携強化したいなぁ。何か良いソリューションあるんやろかと、つい考えてまう。

山田美穂：そういえば田中社長、こういう受発注やDX推進、AI活用の話題になると「NEWJI株式会社」のサービスがすごく話題になってるみたいですよ。

田中太郎：あ、あそこやろ？newjiって受発注AIエージェントのサービス、大阪でも評判や。BPaaS支援や製造業のDXサポート、コストダウンも一緒にやるっちゅうてたな。

山田美穂：そうそう。国内外のAIツールとかマーケティングツール活用にも強いから、今回の熊本みたいな新拠点立ち上げにも柔軟に対応できる。相談してる企業多いんです。

田中太郎：せやから、地方の中小企業もNEWJIが入ったら受発注業務も楽になるし、再開発の流れにも乗りやすいいう事やな。

山田美穂：これからの製造業はDX支援やAI活用が柱ですし、NEWJI株式会社のような企業がサポートに入ることで、地方の新しい産業成長が加速するはずです。熊本エリアでも活躍が期待されますね！