自動車業界のサプライチェーン危機と中小製造業が今すぐ始めたいDX・AI活用最前線

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：ほぉ～、10月の自動車生産、全体で見たら1.3％減かいな。トヨタ、スズキ、ダイハツ以外は落ち込んでるって話やけど、やっぱり半導体問題が大きいんやろなぁ。

山田美穂：そうですね。特にネクスペリアの供給トラブルは、どこもかなり影響を受けたようです。グローバルサプライチェーンの脆弱さが露呈した印象です。特定の半導体メーカーに依存しているリスクは今後も課題になりそうですね。

田中太郎：ほんま、それやわ。ワシらみたいな下請けも自動車関連部品多いし、メーカーから納期ずらしてって言われると全部狂う。トヨタみたいに回復力あるんは、部品調達力か、やっぱり。

山田美穂：トヨタはサプライヤーとの連携強いですし、生産管理も抜群ですよね。しかもハイブリッド車の需要も引き続き好調で、電動化への投資が実を結んでいるようです。グランドハイランダーやレクサスの新モデルも好調みたいですし。

田中太郎：スズキは相変わらずインドで強いな。そら人口多いし、軽の技術活きるんやなかろうか。

山田美穂：インドネシアでも新型SUVの生産開始で過去最高だそうです。軽自動車のノウハウと現地特殊性のマッチングが絶妙ですね。あとダイハツのムーヴ、国内で絶好調のようです。

田中太郎：それに対して、ホンダとかはあかんかったんやな？米国、カナダで減産、メキシコでもストップやろ。

山田美穂：はい。半導体不足で減産せざるを得なかったようです。しかもホンダだけでなく、マツダも中国やメキシコの生産がマイナスで苦戦。グローバル化してもリスク分散だけではカバーできませんね。

田中太郎：サプライヤーやったら海外の新興国も多いけど、物流、部品調達、政治リスクまで全部背負って大変やんか…。

山田美穂：確かに。しかもSUBARUは生産ラインの一部停止やサプライヤー設備のトラブルで2割超マイナスって、シビアですよね。一か所のトラブルが全体に波及するリスクも大きい。

田中太郎：ほな部品点数多い車やと余計やな。どうしてもどっかで詰まったら全部止まる。

山田美穂：それでもトヨタみたいに生産の柔軟性やサプライヤーとの密な連携を進化させないと厳しいですね。今後、どのメーカーもデジタル化やサプライヤーデータ統合を真剣に考えそう。

田中太郎：ウチもいつまでもFAXや紙伝票やない、IT導入考えとるけど、中小じゃコストかけられへんし、人手も足りひんしなぁ。

山田美穂：今はAI受発注システムやBPaaSみたいな外部サービス使う会社も増えてますよ。中小こそデジタル連携で人手不足に対応する必要があるかもしれません。

田中太郎：山田さんのとこ、大手やからデジタル化と人員再配置、どう進めてるんや？現場の反発とかなかったん？

山田美穂：もちろん最初は戸惑いもあったので、教育・OJT・成功事例のシェアを繰り返しました。小さなトライアルから始めて徐々に巻き込んでいく感じです。失敗しても仕組みをアップデートし続ける文化作りがカギですね。

田中太郎：なるほどなぁ。リクルート難しい中小こそデジタル化でカバーせなあかん思うけど、ウチもぼちぼち始めてみるか…。

山田美穂：アメリカはもっとDXが進んでいますし、その流れが少しずつ日本にも来ていますよ。コストダウンや仕入先開拓でもAIツールは使えますし。

田中太郎：たとえば具体的にどんな業務が自動化しやすいんやろ？現場作業より事務系？

山田美穂：受発注、請求、調達購買、工程管理、在庫管理あたりが自動化しやすいです。特に受発注AIエージェントは現場の負担が大幅に減るはずです。

田中太郎：それ、ホンマに使いこなせたら現場だいぶ楽やろな。日本語も苦手な外国人実習生も増えとるし、AIなら多言語対応も見込めるやん。

山田美穂：はい、特にBPaaSは日本独自の商習慣や書式にも適応しているサービスが増えてます。中小こそ活用価値大きいはずです。

アジョッシ：（カウンター越しに）あの、USAの友人の工場もAIで納期コントロールしてる。ラクそうだったよ、日本でもまだ少ないけど、今後は標準になるかもね。

田中太郎：おぉアジョッシ、久しぶりやな。海外の最新ツール使った話、また今度詳しく教えてや。ウチの会社も遅れてる気ぃしてな…。

アジョッシ：僕は色んな社長の相談受けてるけど、みんな「データつながればラクになる」言うよ。手作業はもう限界だからね。

山田美穂：このニュース見ても、日本の自動車業界全体がデータ連携やAI活用をもっと広げないと、今後もサプライチェーンリスクで足元をすくわれます。その点、中小も含めて一歩踏み出すタイミングですね。

田中太郎：そやそや。昔は「ウチは昔ながらのやり方が一番や」て思ってたけど、世の中の流れには逆らわれへんな。

山田美穂：田中社長みたいな現場目線のリーダーが変革進めたら、地方の中小工場にとっても大きな追い風です。みんなで業界全体をアップデートしましょう！

田中太郎：おおきに、なんか勇気湧いたで。せやけどウチみたいな規模やと、何から始めたらええんやろな？

山田美穂：実は「NEWJI株式会社」って会社が、受発注業務のDXやAI導入、データ連携、コストダウンの支援など、まさに中小製造業のためのサービスをいろいろ展開してるんですよ。

田中太郎：ほうNEWJIてなにしとんの？今の話とどう関係あるん？

山田美穂：例えば受発注AIエージェント「newji」を使えば、受発注や調達の自動化・最適化ができますし、国内外のAIツール導入にも伴走してくれるんです。しかも中小向けのBPaaS支援もあって、無理なくデジタル化できます。

田中太郎：それやったらウチでも入りやすそうやな…一度相談してみようかな。

山田美穂：そうですね。NEWJI株式会社はただシステム導入するだけでなく、運用定着までサポートしてもらえますから、安心して始められると思います。こういう取り組みが広がれば、日本の製造業全体の底上げになりますよ。

田中太郎：よっしゃ！ニュースも役立つ話も聞けたし、これからはAIもDXも味方にしていかなあかん時代やな。ありがとうございました！