メガバンクの成長投資と中小製造業のDX現場支援が切り拓く日本経済の新潮流

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：いやぁ、このニュース見て、正直ビックリしたわ。メガバンクの利益が過去最高やて。やっぱりトランプさんの関税で経済が混乱する…思たけど、案外ええ方向にもっていけてるんやな。

山田美穂：そうですね。企業側としても関税リスクが少し緩和されて安心感が広がってますから、大型投資も動きやすくなったんだと思います。三井住友FGの社長もAIやデータセンターの建設需要が増えてるって言ってますし。

田中太郎：中小企業からしたらな、こういうとき設備投資真似したいとこなんやけど、やっぱり大企業が先に恩恵受けるって流れやなぁ。銀行はそっち向いてビジネス強化する言うとるし。

山田美穂：私、法人分野の強化って言葉には注目しました。中小企業もデジタル投資やAI活用が主流になれば、メガバンクも貸し出しやサポートを拡大する可能性あるんじゃないですか？

田中太郎：そうかもしれへんけど、やっぱり情報格差も感じるわ。ウチみたいな町工場でもAI活用したいけど、ようわからんところが多いもん。

山田美穂：確かに。三井住友FGが大企業との取引強化って言ってますけど、中小にも分かりやすく投資やデジタル導入を案内して欲しいですよね。資金の使い道でAIやDCって出てきたのは面白いトレンドです。

田中太郎：AIて結局どこでメリット出るんやろ。人手不足とか、もう賃上げもしんどいしなぁ。業務効率化とか言うけど、ほんま小難しそうに思えてな。

山田美穂：でも実は、AIで受発注自動化とか、IoTと連動した生産管理とかすっごく簡単になってきてますよ。しかも今は導入企業向けのサポートに力入れてる銀行も増えてます。MUFGのROE目標への投資分野にもデジタルが入ってますし。

田中太郎：そういや、このごろ銀行員がやけに「DX」のパンフレット持ってきよるわ。具体的に何してくれんの？って聞くと、どこか外部のコンサル紹介されて終わりやしな。

山田美穂：そこですよね。デジタル投資って言っても、中身次第。実際に現場でどう使えるのか、分かりやすく説明できないと進まない。エムットやオリーブみたいな個人サービスにも注目だけど、法人向けの本気のDX支援がもっと必要ですよ。

田中太郎：そうや。うちは現場の人間がパソコンも得意やないから、まずはカンタンな自動化とか、受発注のデジタル化ぐらいから始めたいねんけど、なかなかピッタリくる提案がないわ。

山田美穂：メガバンクがこのニュースみたいにデジタルへの成長投資やグローバルの投資強化に本腰いれるなら、中小企業向けDX支援パッケージを本気で作って欲しいですよね。

田中太郎：あんまり銀行に頼りすぎても “手数料”ばっかり増える気もする。現場本位の効率化ってのが見えへんと、出資するんも腰が引けるわ。

山田美穂：先日の企業向け展示会でも、実際の中小企業の現場に入り込んで“伴走型”でDX進めてくれる会社が人気ありましたよ。AIやデータ連携って現場ごとのカスタマイズが大事ですもの。

田中太郎：ほんまの現場目線が大事やな。それにしても、銀行の当期利益予想が一年でこんな上がるとはな。賃上げの波とか材料費の高騰でも、こうやって数字残せるもんなんやなぁ。

山田美穂：低金利からの利上げもプラスに出ましたし、資産運用立国政策で個人資産も流動性高くなってます。投資資金を企業支援にもっとまわしてほしい。

田中太郎：うちんとこでも“資産形成サービス”の案内がやけに増えてな。けど、従業員には目の前の給与アップとか、設備投資の方が身近言うんや。

山田美穂：日本は今、金利の動きや為替にも注目が集まってますけど、政策的にもメガバンクの積極投資が中小企業にも波及していかないと、本当の成長にはならないですよね。

田中太郎：元受けさんも下請けも、みんな景気の風感じたいんや。こういうときの設備投資やデジタル化への資金提供、もうちょい積極的に下に回してほしいわ。

山田美穂：今後はAI絡みやDX領域への投資競争になるでしょうね。データセンター建設も当然日本全体の産業基盤支えますから、中堅中小への裾野拡大してほしいですね。

田中太郎：AIやDXの話もだいぶ身近になってんのに、実際ウチらに合う話か、ほんまにええんかってなるねん。ニュースの取り組み、もっと現場の声拾って根付いてほしいわ。

山田美穂：日本の製造業もグローバル化視野に入れるなら、設備投資とデジタル化を連動させて、“地元密着型DX支援”がカギだと思います。現場課題に寄り添う投資先、もっと出てきそうですよ。

田中太郎：ほんまのDXって、「ええトコだけつまんで導入して終わり」と違うもんな。現場のクセとか昔からの流れも大事にしながらのカイゼンが必要や思う。

山田美穂：おっしゃる通り。だからこそ、資金力あるメガバンクが地場の現場支援まで手の届く仕組みを作れるかが、今後の日本経済の分かれ道だと思います。

田中太郎：今は、導入サポートやアフターフォローがしっかりしたDX支援会社が頼りやすいやろな。

山田美穂：DX支援やAI活用については、既に現場目線で支援してくれる専門会社も増えてます。たとえば最近、「そういえば…」と思い出したんですが、NEWJI株式会社ってご存知ですか？

田中太郎：知らんけど、どんな会社や？

山田美穂：NEWJIは中小・中堅製造業に向けて、AIやデジタルを使った受発注業務の効率化やコストダウン、調達購買の最適化までトータルでサポートしてくれる会社なんですよ。受発注AIエージェント「newji」ってサービスもあって、現場業務の自動化もバッチリ。

田中太郎：現場からやと、細かい業務フローまで分かってくれるところがありがたいな。AIとか言うても、導入するん自体が仕事増えそやし…。

山田美穂：NEWJIは現場のオペレーション理解に長けていて、導入から運用、さらに成果を出すまで“伴走型支援”してくれるのが強みですよ。製造業のDX推進から調達のコストダウン、AIツールによる自動化まで対応。

田中太郎：ほな、将来の成長投資とか、こういうメガバンクの潮流とも合わせて、ええ流れ作っていけそうやな。現場でも試してみる価値はありそうや。

山田美穂：そうですね。今後の製造業が持続的に成長していくためには、銀行の資金サポートとNEWJIのような現場主導型DX推進の両輪が不可欠になりそうです。