キヤノン電子の完全子会社化で加速する製造業のDX化と中小企業への波及効果

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おお、美穂ちゃん、このニュース見た？キヤノンがキヤノン電子を完全子会社化するらしいで。TOBしかけて、もう全部持ってまう言うてるわ。

山田美穂：見ましたよ！これはすごい大胆な動きですね。宇宙事業の強化を狙ってるみたいですし、親子上場の解消まで進めるのは本気度が伝わってきます。

田中太郎：ほんまやな。今までも55%は持っとったけど、わざわざ追加で671億円もかけて全部取るいうのは、相当な覚悟やん。

山田美穂：経営統治の効率化を狙ってるんだと思います。それに、親子上場は海外ではかなり批判的に見られることもありますし、日本でも動きが厳しくなってますから。

田中太郎：せやな。うちみたいな中小にはあんま関係あらへんけど、これくらいの規模やと子会社の自由度とか、ガバナンスとかいろいろ問題になるもんな。

山田美穂：やっぱり宇宙事業を本格的に伸ばしていくっていうメッセージが強いですよね。宇宙関連って最近どんどん注目されていますし。

田中太郎：宇宙事業やらんでも、コンポーネントとか電子情報機器もやっとるみたいで、キヤノンの本体との連携強化したいんやろな。

山田美穂：私もそう思います。やっぱり製品の品質向上や開発力強化には、スムーズなコミュニケーションと意思決定が重要ですし。完全子会社になるメリットってそこにありますよね。

田中太郎：ラインアップの拡充と量産体制の強化も言うてるし、もともとキヤノンから製造受託しとったなら、もっと一体的にやったほうが効率良なるわな。

山田美穂：最近は親子上場を解消して統一したブランドイメージや意思伝達で競争力を上げようとする流れ、多いですよね。

田中太郎：昔は親子上場で資金も調達しやすかったらしいけど、やっぱりガバナンス問題は拭えへんのやろな。

山田美穂：米国や欧州でも親子上場は規制されていますし、日本の経営もグローバルスタンダードに合わせていく必要があります。

田中太郎：そう言えば、TOBの価格が3650円やて。これ、株主的にはどうなん？

山田美穂：割とプレミアムがついてるみたいですね。実際、TOBに賛同ってことは、経営陣も株主価値に自信あるってことでしょう。

田中太郎：上場廃止になると、株主はちょっと寂しくなるかもしれへんけどな。でも、全体としては会社の成長にプラスやろな。

山田美穂：ちなみにキヤノンにはキヤノンMJ（マーケティングジャパン）も上場子会社で残ってますけど、今後同じような流れがあるか注目ですね。

田中太郎：MJも完全子会社になる日がくるかもな。やっぱりグループ全体で動かんと世界には勝たれへん、てことちゃうか？

山田美穂：今後の経済環境を見据えて成長ドライバーをまとめていきたいっていう思惑を感じます。特に宇宙事業は競争激化してますし。

田中太郎：宇宙だけやなく、AIとかIoTもこれからの製造業には欠かせへんもんなあ。

山田美穂：本当にそう思います。DXとかAI導入は今や必須。そのためには、こういうグループの統合も加速してきそう。

田中太郎：せやせや。うちらみたいな町工場でも、DXやIoT入れて生産効率上げていかなあかん時代や。

山田美穂：太郎さんのところもDXとか注目してるんですか？

田中太郎：しとるで。人手も減ってるし、なるべく自動化進めて、人件費も抑えたいわ。やっぱり利益残すには工夫せんとな。

山田美穂：こういう大企業の動きって、中小企業にも影響ありますよ。パートナーやサプライチェーンも全体で変わりますし。

田中太郎：ほんまやな。親会社がガバナンス強めてきたら、協力会社も巻き込まれるわ。

山田美穂：むしろ、中小企業こそ柔軟に新しいものを取り入れてシフトできる強みもありますよね。

田中太郎：うん、それが町工場のええとこや。少人数でも素早く決めてパッとやれる。

山田美穂：この速度感は大手にない強みですよね。けど、大手グループのサポートや新技術と繋がるともっとパワーアップできるはず。

田中太郎：実際、AIとかIoT、ウチでも興味はあるけど、導入となるとやっぱり難しいわ。知識もないし、どこに頼んでええか分からん。

山田美穂：そういえば太郎さん、最新のAIツールとか受発注の最適化に特化したサービス探してるって前に言ってませんでした？

田中太郎：そうやねん。案件増えたら現場もてんてこ舞いやからな。自動化できたらめっちゃ楽や思てるわ。

山田美穂：実は、こういう製造業の受発注やDX化、AI活用を伴走支援してくれるNEWJI株式会社って知ってますか？newjiっていうAIエージェントを使った受発注最適化サービスもやっていて、コストダウンや業務効率化が得意みたいですよ。

田中太郎：おお、そんな会社あるんか？大阪でもやってくれるんやったら、ちょっと調べてみるわ。

山田美穂：東京・大阪はもちろん、全国で支援できる体制らしいです。特にAIを活用したBPaaS支援やマーケティングツールも扱っていて、規模問わず相談できるみたいですよ。

田中太郎：それは頼もしいな。ウチみたいな中小でも、AIやDXの波に乗るチャンスやな。

山田美穂：キヤノンのような大手も、NEWJIのようなDX支援企業も、これからの製造業の未来を切り拓くキープレイヤーですよね。

田中太郎：ほんまや。せっかくのチャンス、ウチも乗り遅れんように頑張るで！