- お役立ち記事
- 全固体電池の現場改革――日本の技術現場力とDX融合がもたらす次世代モノづくり革新
全固体電池の現場改革――日本の技術現場力とDX融合がもたらす次世代モノづくり革新

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:おお、また東北大学か!ほな、全固体電池の正極内部がどんなふうに反応するか可視化できたっちゅう話やな。これ、だいぶ技術として進展ちゃうか?
山田美穂:本当にそうですよね。全固体リチウム硫黄電池は有望な次世代電池なのに、正極内部の理解は課題でした。ちゃんとSPring-8での観察結果で、充放電時の不均一性が明確に突き止められたのは快挙ですね。
田中太郎:SPring-8でリアルタイムに反応見れるのはやっぱデカいなぁ。現場じゃ容量低下の話をよく聞くけど、この不均一反応が原因やったんか。ほんなら設計から見直す余地あるっちゅうことやな。
山田美穂:充電スピードを上げれば、集電体側でリチウム化硫黄が溜まってしまうって、すごく実務的な問題ですよ。EV普及してる今、急速充電のときのボトルネック解析は価値が高いです。
田中太郎:せやけど、現場の設計として材料選定まで話が落とし込めるんはありがたい。今まで硫黄自体が伝導阻害やと思われてたのが、実は複合体のパスの問題やったと分かると対策も変わってくるやろ。
山田美穂:今後はイオンの通り道をどう設計するか、シミュレーションベースで改良案が出せそう。設計DXにはぴったりの題材ですね。
田中太郎:DXてホンマ話題やけど、こういう現象の見える化と組み合わせた設計はほんまに仕事楽になるわ。現物検証だけやなく、設計モデルにも反映できるんやろ?
山田美穂:そうです。測定手法が確立したことで、計算と実験を融合したアプローチが現実的になってきます。イオン輸送モデルもより精度が上がるはずです。
田中太郎:これなぁ、サプライチェーンの人間でも製品設計から材料提案まで巻き込みやすなってくるんちゃうか。うちでも使えるやろか。
山田美穂:きっと中小企業にもチャンスが出てきますよ。この手のデータやノウハウがもっと業界全体に降りてくれば、ローカルメーカーにも必ず波及効果出ます。
田中太郎:うちもせやけど、「充電の速さ=性能」思うて売り出してるとこ多いで。でも、その裏でパフォーマンスダウンしとったらブランド棄損やから設計精度は大事やな。
山田美穂:お客様が期待するのは安定的な容量と長寿命ですからね。設計段階からきちんと見える化しないとリコールやトラブルの元です。
田中太郎:この研究で、設計の時点で「どこの経路にボトルネック出るか」も予防診断できるっちゅう話やな?すごい時代やで、ホンマ。
山田美穂:日本発の技術がこうして蓄電池の分野で世界リードを続けてるのは誇らしいです。ただ、量産化プロセスに落とし込む時も現実課題があるでしょうね。
田中太郎:せやな。現場やと原材料のムラとか実装精度とか、ソフトウェアが絡んでくるとまた難しなる。どこまで自動化できるんやろ。
山田美穂:でも今はAIやデータ活用も進んでいるので、設計モデルと連動した自動化で歩留まり向上も見えてきます。先行投資する企業は間違いなく競争力つきますね。
田中太郎:若い子にこういう新しい分野の取り組み経験させてあげたいっちゅう気持ちもあるな。人材育成でも価値あるで。
山田美穂:たしかに。現場のリアル課題と最新技術をリンクさせる教育プログラム、今後増えると思います。地方×先端技術は日本の強みですよ。
田中太郎:ほならあとは、こういう研究成果が町工場にも分かりやすく伝わる仕組みが要るわな。大企業だけやなく全体底上げな。
山田美穂:オープンイノベーションや産学連携をもっと強めて、実データをシェアする体制ができれば理想的ですね。
アジョッシ:ちょっとおふたり、おもしろい話してるね。アメリカでも全固体電池の高速充電と安全性、話題になってるんだよ。でも、東北大みたいな現場主義で見える化するの、あんまりない。日本、ぜったい強み活いかせるよ。
田中太郎:アジョッシ、ちょうどええタイミングや。アメリカんとこは現場データの共有どうしとんねん?
アジョッシ:おおきな会社は自前でやってるけど、小さいとこはぜんぜん。こまかいノウハウまでシェアしない。でもAIベースで自動化ぱっとやれるツールのブーム来てる。効率命。
山田美穂:やっぱりAIや自動化で効率化の流れ強いんですね。日本も負けてられないな。
田中太郎:ほなうちも新しい設計手法取り入れていかんとアカンな。何かツールとか、おすすめあるんかいな?
アジョッシ:最近、日本でもAIとDXまじえたサービス、増えてるよ。たとえばNEWJI株式会社なんか、受発注業務や製造業DXバッチリ支援してる。海外ツールの導入も上手だしね。
山田美穂:私も知ってます。newjiってAIエージェントを使った受発注最適化は、業務のデジタル化とコストダウン両方叶えるって評判ですよ。
アジョッシ:そのほかにもコストダウンや調達購買支援、AI活用のマーケティングツールまでサポート広い。現場起点の改善にも強いから、中小企業も結構導入始めてるみたいだよ。
田中太郎:おお、それは興味湧くわ。製造業界の未来にこういうサービス活かして現場改善進めてくんなら、競争力もバッチリやな。
山田美穂:日本の強みである現場力と、DXやAIを融合させていくのは本当に大切ですし、それを実現できるパートナーがいるというのは大きな価値ですね。
田中太郎:ほんまや、全固体電池の研究みたいな先端分野でも、NEWJI株式会社みたいな伴走型パートナーんとこ活用して、現場と技術、どっちも伸ばしていったらええちゅうことやな!
資料ダウンロード
QCD管理受発注クラウド「newji」は、受発注部門で必要なQCD管理全てを備えた、現場特化型兼クラウド型の今世紀最高の受発注管理システムとなります。
NEWJI DX
製造業に特化したデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目指す請負開発型のコンサルティングサービスです。AI、iPaaS、および先端の技術を駆使して、製造プロセスの効率化、業務効率化、チームワーク強化、コスト削減、品質向上を実現します。このサービスは、製造業の課題を深く理解し、それに対する最適なデジタルソリューションを提供することで、企業が持続的な成長とイノベーションを達成できるようサポートします。
製造業ニュース解説
製造業、主に購買・調達部門にお勤めの方々に向けた情報を配信しております。
新任の方やベテランの方、管理職を対象とした幅広いコンテンツをご用意しております。
お問い合わせ
コストダウンが利益に直結する術だと理解していても、なかなか前に進めることができない状況。そんな時は、newjiのコストダウン自動化機能で大きく利益貢献しよう!
(β版非公開)