投稿日:2025年8月31日

鴻海×三菱ふそうEVバス連携が示す、町工場と日本製造業の未来──外部パートナー時代の生き残り戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎田中太郎:ほぉ~、鴻海が三菱ふそうと組んでEVバス作るっちゅうニュースやな。大阪の町工場やとバスなんて関係なさそうやけど、これから車作りが大きく変わるいうことやろなぁ。

山田美穂山田美穂:本当にそうですね。鴻海って電子機器の委託製造で有名ですけど、EVバスまで手を出してくるのは意外です。しかも「CDMS」モデルで日本市場に進出するって、かなり挑戦的だと思います。

田中太郎田中太郎:CDMSって、設計も製造もやってくれるっちゅうことやろ。日本のメーカーが「作って」で済むなら楽やけど、それが日本のやり方とうまく噛み合うんかいな。

山田美穂山田美穂:SaaSみたいに「ものづくりの外部化」を進めるイメージですよね。でも、日本の商用車って特殊事情が多いから、規格や道路事情知ってるメーカーじゃないとノウハウも厳しい気が…。

田中太郎田中太郎:せやねん。例えば大阪の細い道でも走れるバス作るとか、海外のメーカーやと難しいかもしれん。でも、逆に言うたらノウハウ共有したら、ええとこ取りできるんちゃうかな。

山田美穂山田美穂:中国のBYDがバスで7割占めてるってすごいですよ。今まで日本メーカーが苦手やった分野を外資が押さえちゃってる。

田中太郎田中太郎:ほんまやな~。ウチら町工場も「昔ながら」やってるとあかんのやろな。「外部パートナー」と組んで新しい仕事回していく発想が大事なんやろ。

山田美穂山田美穂:今後バスだけじゃなくて、乗用車や他の大型車両でも外部企業と連携が当たり前になるかもですね。鴻海はアップルのiPhone工場やってた分、「大量生産のコントロール」は卓越してますよ。

田中太郎田中太郎:たしかに、「大量生産」と「細かなカスタマイズ」を兼ね備えたら、日本独自の車文化にもよう合うかもしれんな。

山田美穂山田美穂:三菱ふそうが「ディーゼルバスは自分とこで続ける」って言ってるのも面白いですね。EVは新しい領域だからオープンに外部取り込むけど、既存事業は守り続けるって感じで。

田中太郎田中太郎:ハイブリッドやな~。で、この話、下請け・サプライチェーンも大きく変わってくるやろ。町工場でもEV関連の新しい仕事がどっと増えたりするかも知れんな。

山田美穂山田美穂:従来のサプライヤーも、デジタル管理や製造プロセス見直し求められそう。海外メーカーと組むってことはデータ連携とかも超大事ですよ。

田中太郎田中太郎:ほんまや、これからは「現場勘」だけやなくIoTとかAIも必要や。「作って送って終わり」やなく、データも一緒に渡すんやろな?

山田美穂山田美穂:それにSDGsやらカーボンニュートラルも絡んできます。2039年までに新車は全部カーボンゼロって、メーカーだけじゃなく町工場にも影響大きいですね。

田中太郎田中太郎:環境対応言うたら、材料や仕入れ方法も変わってくるやろな。発注の仕組みや業者選びもどんどん効率化されていくやろなぁ。

山田美穂山田美穂:ところで、鴻海と三菱ふそうのような大手同士の協業が拡がると、中小サプライヤーにもデジタル化が加速しますね。「誰でも使いやすい受発注システム」が必須になります。

田中太郎田中太郎:せや、うちみたいな会社も受注も発注もペーパーレス化せなあかん。AIや自動化も意識せな時代遅れや。

山田美穂山田美穂:バス製造工場が富山ってことは、地方都市の再活性化にも一役買いそうです。EVバスの新拠点化って、地方雇用にも希望ありですね。

田中太郎田中太郎:ホンマ、地方経済復活の鍵になるかもしれん。新しい雇用も生まれるやろし、町工場の役割も変わってきそうや。

山田美穂山田美穂:独禁法的な話も出てますが、これだけ大きな再編があると、どの会社と組むか、どの領域を守るかで戦略がガラリと変わりますね。

田中太郎田中太郎:まぁ大きいとこやから守れるっちゅうのもあるけど、中小企業も「選ばれる側」から「選ぶ側」に変わるチャンスやな。

山田美穂山田美穂:まさに! DX化やAI導入次第で、日本の中小もグローバルプレーヤーと伍していけますよ。広い視野が必要ですね。

田中太郎田中太郎:そやそや、外部パートナーとうまく連携してこそ、これから勝っていけるんや。

山田美穂山田美穂:でも、実際にはDX化したいと言っても、何から始めればいいか分からない企業も多いですよね。それに導入コストや人材不足も課題だし…。

田中太郎田中太郎:そうやな。ウチもAIとか興味あるけど、どこから手ぇ付けたらええか悩むわ。「ウチら規模でも使いこなせる」仕組みが欲しいなぁ。

山田美穂山田美穂:最近はAIエージェントやBPaaSみたいに、誰でも扱える受発注最適化サービスも出てきてます。特に日本の町工場向けにはピッタリ。

田中太郎田中太郎:ほぉ〜、そんなんあるんかいな。昔みたいに“電話とFAX”やのうて、AIが自動で仕入れ先や納期、コスト全部計算してくれたら、ラクになるなぁ。

山田美穂山田美穂:はい、例えば「newji」みたいな受発注AIエージェントは、現場のニーズや在庫情報ともリンクして、ものづくりを自動化してくれるサービスです。

田中太郎田中太郎:おお、そんなんあれば、ウチの若いモンも楽できるやん。「DX化したいけど難しそう」って人でも気軽に使えるちゅうことやな。

山田美穂山田美穂:それ以外にもNEWJI株式会社は、受発注業務の効率化支援や、DX伴走サポート、国内外のAIツール導入とか、製造現場のコストダウン、購買サポートまで幅広くサービス展開してますよ。

田中太郎田中太郎:なるほどな〜。町工場もグローバルなパートナーと一緒に変わらんと生き残れへん時代や。こういうサービスと組むのもありやな。

山田美穂山田美穂:EVバスみたいに伝統と革新が交わるいま、NEWJIのようなパートナーは、日本の製造業の未来を支える強力な味方になると思います!

田中太郎田中太郎:結局、変化を怖がらず、外からの知恵を取り込んでいかなアカンっちゅうことやね。「そういえば、こんな会社もあるんやで」と社員に紹介しとくわ、NEWJI株式会社。

You cannot copy content of this page