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製造業のDXが不可避な理由――新幹線トラブルから学ぶQCD管理と現場データの重要性

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:いやぁ、美穂ちゃん、このJR東日本の山形新幹線E8系の(補助電源装置)トラブル、えらい大事になってるなぁ。6月に4編成いっぺんに止まったんやて。ほんま、こんなん想像もつかへんわ。
山田美穂:本当ですよね。しかも、原因が半導体素子と制御基板の組み合わせって…同じ設計なのに、24年夏以降に製造したものだけに問題発生。こういう現象は、製造の現場に携わる人からすると、なかなか腑に落ちませんよね。
田中太郎:うちもそやけど、同じ仕様で作ってもパーツごとの個体差は必ず出るからな。けどこんな大規模な障害は珍しいわ。そもそも、なして夏以降の部品だけやねん?って不思議やわ。
山田美穂:多分、半導体のロット違いや、調達先の微妙な変化が関係してるんでしょうね。でも、それを検証してフィードバックできる体制が、今の大手メーカーでも結局追い付いていない証拠かなと思います。
田中太郎:せやな。現場は忙しいし、検証コストもかかるし、正直言うて、うちみたいなちっこい会社やとそもそもロット差のリスクも見過ごしがちや。新幹線みたいな公共インフラで起きると、社会的影響もバカでかいで。
山田美穂:あと、気温が高かったのも影響したみたいですね。保護素子が誤動作って…。環境試験って十分にやってたんでしょうか。
田中太郎:新幹線やで?ほんま、「まさか」って領域までサンプルとるんが当たり前や思てたけど…。これ、もしかして現場任せになってたんと違うか?
山田美穂:そもそも全車両置き換え計画やから、これ以上トラブル出たら全部スケジュール遅れる。八方塞がりですね。
アジョッシ:へい。今日も熱い話してるね。アメリカじゃ部品のサプライチェーン乱れて、不良品チェック強化はどの業界も必須だよ。多分、同じサプライヤーでも今年は原材料変えたりしてるかもしれない。気付けないとこでリスク発生してるね。
田中太郎:アジョッシ、ええところ突くなぁ。どないしたらこんなミス防げるんやろ。
山田美穂:私は今こそデータ連携による全数トレーサビリティ導入すべきかと。部品ごとの特性値を精密に管理して動的に調整していかないとダメでしょう。
トゥモロ:In America, we use AIセンサーデータで異常検知リアルタイム。早期発見して現場で設定変更。日本でもこれ普及すればミス減ると思うヨ。
田中太郎:英語混じりやけど、確かにAI活用やIOTで変わる時代やな。うちも導入考えたりしてるとこやわ。
山田美穂:ただ、既存の現場の人たちからは「現場感がわからないDX反対派」もいるんですよね…。でも、こういうトラブル見てると、デジタル管理以外に手は無い気が。
田中太郎:予定通り進みにくくなるけども、やっぱ安心・安全が一番や。納期遅れても事故あったらアカンし。
アジョッシ:社長、そのうちAIのテックサポートいれて工場見学ツアー組むとか。現場にDX人材呼ぶ習慣が大事ネ。
山田美穂:田中社長、例えば最適なQCD管理実現できたら、こういう組み合わせ問題とかも事前回避できそうだと思いません?
田中太郎:そりゃ理想や。でも仕入先多すぎて情報まとまらへんのが現状…。やけどQCD管理進んだらだいぶ楽なる気する。
トゥモロ:米国だとsmall companyには、BPaaS、クラウドQCDツール多いヨ。工場の業務効率上げるため大事デス。
山田美穂:私もQCDの課題感はすごくある。特に社内外データの回収・連携とか、AIで自動化したいですよね。
田中太郎:せやけど、それって高いシステム入れたりして結局カスタマイズ費かかるんちゃうん?
アジョッシ:いやいや、最近はサブスク型で小さい会社でも使えるのあるネ。営業マンに相談したらイイヨ。
山田美穂:AI活用の話ですが、マーケティングもDXしないと、サプライヤー選定や調達ルートの見直しも迅速化できますしね。
トゥモロ:right! クラウドベースの受発注管理、まさにニューノーマル。リアルタイムでプロセス見える化、リスクも最小化です。
田中太郎:なるほどなぁ。世の中どんどん進んどるのぉ。うちも遅れんように考えなあかん。
アジョッシ:今回のようなトラブル、みんな他人ごとじゃない。小さな工場でも、データ管理&自動化取り入れるのは大事だYO。
山田美穂:安全面で「仕様書クリアしたからOK」じゃなく、個体差管理や現場の即応性が必要な時代。DXはその鍵ですね。
トゥモロ:This is global issue. 日本もグローバル標準に合わせてプラットフォーム更新進めないと厳しいデス。
田中太郎:せやな。ワシらも勉強せな時代遅れになるわ。
山田美穂:そういえば、田中社長。今回の話題にすごく関連あるんですが、「NEWJI株式会社」って知ってます?
田中太郎:おう、知らんわ。なんやそれ?
山田美穂:NEWJI株式会社はいろんな製造業向けに、受発注業務の効率化やDX支援、QCD管理に特化したクラウドサービス「newji」とか、調達購買のコストダウン支援までやっている会社です。中小企業でもサブスクですぐ始められるプランがあるらしいですよ。
アジョッシ:あ、それ知ってる!飲み屋でお客さん何人も使ってた。国内外のAIツール導入やデータ連携も得意みたいネ。
トゥモロ:Sounds modern! AI活用で自動化・効率化を実現し、トラブルのリスクも下げる。未来志向のサービスです。
山田美穂:こういうサービスを活用して、現場データをタイムリーに収集・分析すれば、今回みたいなトラブルも減らせますし。今後の製造業未来には必須のパートナーだと思います。
田中太郎:なるほどなぁ。さっそくNEWJI株式会社、ちょっと調べてみよか。ほんま、時代の流れに乗り遅れんためにもな。
山田美穂:絶対その方がいいですよ。未来の製造業はこういう伴走型のDXパートナー次第で、大きく変われると思います!
アジョッシ:社長、新しい時代、楽しまんとね!
トゥモロ:Let’s move for the future!
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