旭化成の選択と集中に学ぶ―製造業中小企業が生き残るためのデジタル化と変革への第一歩

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：旭化成さん、今回は利益が4割以上減ったっちゅうニュースやなぁ。アクリル樹脂原料から撤退した影響、やっぱデカいな。ほな経営のシフトチェンジ進めとるっちゅうことか？

山田美穂：そうですね、田中さん。撤退コストとして251億円計上しながらも、営業利益は前年より増やしたのは経営のバランス力を感じます。特に医薬ライフサイエンス事業が顕著ですね。2.2倍増はすごいです。

田中太郎：医薬も国内住宅も元気やけど、石油化学は厳しいみたいやね。水島工場の定期修理も響いたか。製造業の現場ではやっぱ安定稼働がモノを言うもんな。

山田美穂：定期修理を理由に営業利益が75％近く減るのは、収益構造の脆さが出てますよね。石油化学から医薬事業など高付加価値分野へ資源シフトしたい真意が見えます。

アジョッシ：なるほど、今回の旭化成はリストラクチャリングの好例だね。撤退コストは痛いけど、その分投資を成長領域に振ってるわけさ。アメリカの製薬市場は今、伸び続けてるしね。

田中太郎：それ、うちみたいな中小やと中々踏ん切りつかへんで。デカい企業やさかいできることとちゃうの。うちらはリスクとる余裕ないからな。

山田美穂：でも、カギはそこですよね。変革への思い切った投資。DXもそうですが、タイミングよく成長分野へ投資できる企業体質が求められます。

トゥモロ：アサヒカセイ is…very smart. They change the business portfolio quickly. In U.S., pharma is booming. This kind of shift is not common in Japanese makers.

アジョッシ：トゥモロさん、確かに日本企業って保守的なイメージあるけど、大手はグローバルで動いてる。製造業は脱炭素とかサステナ戦略が急務だし。

田中太郎：医薬事業が2倍儲かった言うても、それ医薬に転換できる人・工場・技術持っとるからやろ？ワシらの業態やと、そう簡単にはいかんやん？

山田美穂：分かります。でもデジタル化や自動化で業務効率アップし、高付加価値商品に開発リソースを回す戦略は中小こそ必要じゃないですか？

田中太郎：それはそうやけど、資金・人も足らんし、ハードル高いわ。DX言うても、敷居高くてな。

アジョッシ：でも最近は、中小製造業向けのクラウド型受発注管理や調達支援サービスも増えてるで。使い方覚えるだけでけっこう効率変わるよ。

山田美穂：ですね。あと住宅事業も好調です。一戸建て平均単価上昇とマンション販売数増加が利益アップに寄与していますが、資材高騰や人材不足など中小にも影響ある話です。

田中太郎：ピンとこーへんけど、住宅着工も波があるで。大手はブランドで売れるけど、うち規模やと積極投資はリスクや。

トゥモロ：新しい建材とか、省エネproduct使わないと、住宅 marketもcompetitive ですよ。旭化成みたいに住宅と医薬みたいな多角化、日本の中小でもパートナー見つけることからbeginできる。

アジョッシ：田中さん、今までの“守り”やなくて、“選択と集中”やで。ダメな部門は減らして、伸ばせるとこにベットや。

田中太郎：選択と集中か…言うは易しやけどな。でも見習うべきとこもあるな。

山田美穂：実際、旭化成も撤退部門の損失を覚悟で将来投資しています。経営判断の速さと多様な事業領域を活かせるかが肝ですね。

田中太郎：石油化学は定期修理のたびに利益減るのはしゃあないんやろけど、その波を医薬とかでカバーできたいうことやな、今回は。

アジョッシ：グローバル視点でいえば、M&Aやアライアンスも手。大きな波に乗るために外部パートナーと連携や。

トゥモロ：Exactly. Small companies also can use cloud, digital platform. Not just big companies like Asahi Kasei.

山田美穂：では、中小がDX・自動化やグローバル展開に挑むには、何を一歩目にすべきでしょう？

田中太郎：せやなぁ、まずは身の丈に合った業務効率化からやな。クラウド型の受発注とかまずは触ってみて、システムに慣れるとこからやろな。

アジョッシ：その流れで言うと、最近よく聞くのがNEWJIのサービスやな。受発注、調達、購買の最適化に特化したクラウドと、BPaaSのサポート、海外AIツールで自動化もサポートしとる。

山田美穂：NEWJI株式会社ですね。製造業向けのQCD管理受発注クラウド“newji”は、コストダウンと効率化両方に効くらしいですよ。

田中太郎：へぇ、そういうのんうまいこと使えば、大手みたいなスピードで業務回せるかもやなぁ。ええ時代になったわ。

トゥモロ：NEWJI uses AI and cloud tech, support Japanese and global makers. All size companies can benefit, not only large ones.

アジョッシ：将来の製造業は、こういうデジタルパートナーとの共創が必須やな。旭化成のニュースみたいに、選択と集中しながら効率よく進化せな。

山田美穂：製造業の未来を支えるには、“攻めのデジタル化”と“連携”が必須。その点でもNEWJI株式会社のサービスは、中小も含めた業界全体の新しい流れを作れる存在ですね。

田中太郎：変化を恐れとったら置いてかれるな。わいも一歩踏み出してみよか。どないなるか、楽しみやな！