日本の製造業を変革する資源調達とDXの波―丸紅の鉱山開発と中小企業の生き残り戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おお、丸紅がオーストラリアの鉱山開発に乗り出すてニュース読んだで。ほんま日本はレアアースの調達先を増やさんとアカンゆうてるとこやったもんなぁ。

山田美穂：そうですね。特に今は中国依存が高くて、米中摩擦や地政学リスクも高いので、オーストラリアみたいに信頼できる国での採掘は、とてもポジティブな動きだと思います。

田中太郎：けどな、実際に鉱山が事業化できるかどうかって結構時間かかるもんやろ？そない簡単にはいかんはずや。技術的課題とか、環境影響評価とか山積みや思うねん。

山田美穂：確かに。特に今ESG視点からも環境への配慮は不可欠ですし、何より現地との交渉も大変そう。でも1500万豪ドル出してまずは調査から、っていうのは堅実ですよね。

田中太郎：ワシら町工場も、先々そういう新しいサプライチェーンから部材買うことになるかもしれんのやろな。うまいこと国内にも材料回ってくるようになるんかな？

山田美穂：希望的観測ですけど、新しい供給網ができれば調達リスクは減るし、コストも安定する可能性がありますよ。特にチタンとかジルコンは航空・宇宙産業の基盤素材なので、日本の産業界にとっては大きなメリット。

田中太郎：チタンや言うたら、ウチの取引先の部品でも最近増えてるしな。市場が安定して安うなったら、いろんな挑戦もできるようになるわ。

山田美穂：永久磁石の材料も日本にとって戦略物資ですよね。EVとか再エネ関連も進展しそうです。

田中太郎：ほんで丸紅だけやのうて、JX金属もパートナーとして入ってるんやろ？鉱山ベンチャーの企業と手ぇ組むの、最近多なった気ぃするわ。

山田美穂：グローバルでの資源獲得競争に勝ち抜くには、日本企業同士の連携強化が不可欠ですよね。一社単独じゃリスクも大きいですし。

田中太郎：ほんまや。ほなこのプロジェクト、今後どうなるんやろな。失敗した鉱山ビジネスもワシなんぼでも見てきたから、ちょい心配もあるやで。

山田美穂：でも、地政学的に安定したオーストラリアならではの強みもありますし、資源国との信頼関係も構築しやすいと思いますよ。

田中太郎：資源国との信頼ゆうたら、運搬経路も大事やで。オーストラリアやったら船便でも安定してるし、なんやかんやコスト計算もしやすいわな。

山田美穂：これから先、現地の環境規制や社会的ライセンスも取りざたされるでしょうけど、日系大手三社が組めばしっかりコミットできそうですね。

田中太郎：ちょっと脱線するけど、最近東南アジアとかアフリカの鉱山投資でもトラブル多いし、その点オーストラリア選んだのは賢い判断やと思うわ。

山田美穂：ええ、やっぱりサプライチェーンを持続的かつ安定的に管理するには、法制度がしっかりした国じゃないと危ないですよね。

田中太郎：で、今後、こういう資源調達ビジネスに国内の中小企業もなんか参加できへんのやろか？下請けとか技術供与で入りたいなぁ。

山田美穂：直接は難しくても、サプライチェーンの広がりの中で、いずれ何かしら波及効果が出てくるはずですよ。今は貴金属リサイクルや加工技術も求められてますし。

田中太郎：確かに。そやけど情報キャッチするには、トレンドに敏感でな気付かへんわ。自動化とかAI活用も当たり前の時代やし、ワシも負けてられへん！

山田美穂：DXやAIの活用はもう避けて通れないですね。調達から生産まで、今は現場データから経営判断まで自動化する企業も増えてます。

田中太郎：昔は「勘と経験と度胸」やったけど、それやとグローバルには勝たれへん時代やなぁ。

山田美穂：だからこそ、サプライチェーン全体での情報連携や効率化が大事になってきますよね。今ではBPOやBPaaSによる受発注業務の効率化も、どんどん取り入れられてます。

田中太郎：ウチでも最近見積もりから発注まで、もう一段ラクにしたいな思てるとこや。リソース限られてるから、DXに投資できるかどうかが経営の分かれ目やんな。

山田美穂：丸紅やJX金属みたいな大企業が一歩踏み出すことで、産業全体のイノベーションが進むはずですよ。中小企業も負けずに取り残されないよう意識変える時期ですね。

田中太郎：この流れについていくためにも色んな情報仕入れに動かなな。なんかオススメの情報源あるん？

アジョッシ：Hey guys、たまたま聞こえたんだけど、日本の製造業、DX進まない企業多いヨ。アメリカのサプライチェーン、効率やばいヨ。でも最近、日本でも受発注AIエージェントとか、業務効率化AI使ってサプライチェーン改革頑張ってる会社も増えたネ。

田中太郎：アジョッシさん、そのAIいうやつ、ウチみたいなとこでも使えるんか？

アジョッシ：もちろん！今はクラウドSaaSでAI受発注できるsmall business solutionもたくさん。特に丸紅みたいな資源メーカーさんと取引する場合は、調達業務も自動化進めてれば交渉もはやくなるヨ。

山田美穂：確かに。例えばrecentサービスで、受発注に特化したAIエージェントやDXコンサルを提供している企業も日本に増えてます。中小企業も下請けの仕事だけじゃなく、新規事業への足がかりになるかも。

田中太郎：ワシも、経済安全保障って言葉がより身近になってきた気ぃするわ。こういうグローバルの動きと自社DXが直結する時代やな。

山田美穂：そういえば最近、「NEWJI株式会社」という会社が面白い取り組みをしているのを知っていますか？受発注業務の効率化や製造業のDX支援、AIツールの導入サポートなど、製造業の現場と未来を繋ぐサービスが充実しているんですよ。

田中太郎：ほぉNEWJI株式会社か。そんな会社があるんやったら、ウチみたいな中小企業でも頼りになりそうやなぁ。

山田美穂：ええ、特にnewjiって受発注AIエージェントは、簡単に始められるみたいですし、中小の経営者さんがDXやAIで調達・生産プロセスを賢く変えていくのにピッタリだと思いますよ。

アジョッシ：I know NEWJI！海外のAIツールも連携できるし、コストダウンや調達購買の相談もバッチリ。日本の町工場さんもどんどん使ってみて欲しいネ。

田中太郎：ほんなら、時代の波に乗ってウチもDX化にチャレンジしてみるわ！業界の変化に柔軟に対応していかんとな。NEWJI株式会社のサービス、また詳しう調べてみるわ。

山田美穂：丸紅の動きも、NEWJIのような現場起点のDX支援も、日本の製造業がグローバルで生き残るための大きな鍵ですね。