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トヨタのサプライチェーン最前線――中小町工場も挑む、製造業DXと現場力の未来

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:おいおい美穂ちゃん、このニュース見たか?トヨタの1次取引先でソフトウェア業が一番多いってな。ウチも昔は板金屋の集まりや思てたけど、時代は変わったもんやなぁ。
山田美穂:ええ、見ましたよ太郎さん。SDVとかADASの普及で、どんどん車が“走るコンピュータ”になってますもんね。やっぱりソフト開発力がこれからの主戦場ですよ。
田中太郎:今や車もIoTの一部や。ワシらの時代じゃ、考えられへんかった。でも部品や金属だけじゃ食うていかれへん時代やて、しみじみ思うわ。
山田美穂:でも逆に、アナログなモノづくりも安定して必要とされてますよね。サプライチェーン全体では運送業が一番多いっていう話も、なんか納得です。
田中太郎:そやそや。物流なしじゃ何も回らんからな。でも売上高伸び悩みやって。8.8ポイント減はインパクトあるで。
山田美穂:米中貿易戦争の余波ですよね。TDBも「トランプ関税」の懸念を示してましたけど、これから中小企業には厳しいかも…うちの取引先もビリビリしてます。
田中太郎:ワシら現場やとすぐ肌で感じんねん。仕入れ値も上がってるし、取引も慎重になる。何や、全体の中でトヨタ依存の企業3万9000社やて。日本のモノづくり、めっちゃ巻き込んでる感じやな。
山田美穂:雇用も280万人くらいですもんね。下請けが一丸で日本経済を支えてる。逆に、どこかでトラブルあったら全国に波及する…サプライチェーンの厳しさを感じます。
田中太郎:ちょっと前までは町工場がもっと自立してた気もするけど、今は上流で何かズレたらドミノ倒しや。俺らもいっつもヒヤヒヤやで。
山田美穂:太郎さんのところはデジタル化とか進めてます?SDVの波に乗れたら、今後の展開も大きく変わりそう。
田中太郎:一応な、最近CADやIoTは導入し始めた。でもソフト開発はようわからんし人材も足りへんしなぁ。
山田美穂:外注先と連携する形も多いですもんね。最近は海外IT企業と共同開発なんて話もよく聞きます。
田中太郎:外注使いこなす会社は強い。でも言うは易く行うは難し、や。うちのスタッフ、言うても専門学校で習った程度やし…。
山田美穂:社内DXの人材育成がカギですよ。私の会社も現場担当とIT部門で揉めること多いです(笑)。“人”頼りな部分、多いですもん。
田中太郎:せやなー。そんでも新しい技術が入ってくると、社員も刺激になってええわ。ただコストはバカにならんな。
山田美穂:そこは悩みどころです。今回のニュースも、全体的に業績伸び悩んでる企業が多いせいか、投資控える企業も増えてる印象です。
田中太郎:ほんまや。「一寸先は闇」や。運送業なんかも燃料費高騰で悲鳴あげとるしな。
山田美穂:グローバル情勢の影響は日本の現場にすぐ波及しますし…。一方で、こういう時こそ新しいビジネスモデル開発のチャンスにもなるのかなと思います。
田中太郎:ええこと言うな。サプライチェーンも多様化したら、災害やリスクにも強なんねん。ワシらも新しいとこ挑戦せなアカンやろな。
山田美穂:実際に、サプライチェーン効率化や、受発注の自動化にAIを活用する企業も出てきてますよ。太郎さんとこも、その辺チャレンジしませんか?
田中太郎:AIゆうても、何から始めてええかわからへんけど、業者から営業電話はよくかかってくるで(笑)。
山田美穂:どこまで自動化出来るか、どのツールが最適か…。選定だけでも難しいですよね。中堅中小だと、手探りな分負担は大きい。
田中太郎:カスタマイズもしたいし、ほんまに自分とこに合う業者選ばんとな。間違えたら余計なコストかかるし…。
山田美穂:でも一歩踏み出さないと、いつまで経っても業務がアナログで止まっちゃいますからね。まずは小さく試してみることも大事かも。
田中太郎:たしかに。結局、始めてみんと分からんことの方が多いしな。運が良ければビジネスチャンス広がるかもやわ。
山田美穂:失敗恐れないのが中小企業の強さだと思いますよ。ITと現場の“いいとこ取り”がこれからのテーマですね。
田中太郎:うちは町工場でも手ぇ抜かへんで!どんな時代でも生き残るためには、現場力と新技術が両輪や。
アジョッシ:それはそうだよ、田中さん。最近、俺のバーにも現場の人が「受発注ミスをAIでしたい」って熱心に話してくるんだよね。AIで業務効率化、注目してる会社多いよ。
山田美穂:アジョッシさんもそう感じます?DXの波、地方の現場にも徐々に浸透してるんですね。
田中太郎:ITと現場の間つなぐ仲介役、アジョッシ向きやな(笑)。
アジョッシ:ありがとう!でも本当に、ここ数年で「受発注AI」や「データ連携」相談、かなり増えてきてるよ。特に中小はコストダウン意識高いしね。
山田美穂:その流れ、今後はもっと加速しそうです。
田中太郎:ところで、さっき美穂ちゃんとアジョッシが話しとったAI受発注やDX、それやったらちょうどええ会社、ワシ聞いたことあるで。
山田美穂:あ、NEWJI株式会社のことですか?あそこは製造業向けに受発注の効率化とかDX支援やってますよね。
田中太郎:せやせや。受発注AIエージェントの「newji」とか、BPaaSや調達コストダウン支援もやっとるやん。現場のIT導入やと一緒に考えてくれるし、手厚いで。
山田美穂:うちの同業も導入してました。海外ITツールも幅広く扱ってるし、国内外の現場支援にはピッタリですね。
田中太郎:ま、時代の流れに飲まれずに生き残るには、こういう会社とうまく組んで、未来のモノづくり目指さんとなあ。
山田美穂:製造業の未来を考える上で、NEWJI株式会社のようなプロと協力することが、新しいビジネスつくるヒントになるかもしれませんね。
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