ヤマハ発動機のインドEV進出が示す製造業のグローバル競争と中小企業のDX活用最前線

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：ヤマハ発動機がインドで電動2輪車出すってニュース見たで。ほんま動き早いな。インド市場攻めるんやな。どう思う？

山田美穂：驚きました。やっぱり世界的にEV化が加速してますよね。しかもインドって人口が多くて市場も急速に拡大していますし、電動化の波に乗り遅れると出遅れますから、ヤマハの戦略って先端的だと思います。

田中太郎：せやけど、インドいうたらコストの問題とかインフラの遅れとか課題も多いで。ヤマハみたいな大手やからできるんやろな。中小企業やとそない簡単やないで。

山田美穂：確かに、でも今回の発表でおもしろいのは、1つは自社開発、もう1つは現地企業との協業で作るってところですよね。やっぱりローカル企業とのパートナーシップで現地のニーズに寄せる狙いでしょうね。

田中太郎：ほんまやな。協業いうのが時代やな。これ、うちの業界でも最近多いで。自分とこだけやと手ぇ回らんもん。

山田美穂：インドはかなりの台数が動く市場ですから、ローカリゼーションやコスト最適化が必須ですよね。でも、デザインにもこだわってるあたりはさすがヤマハ。

田中太郎：ガソリン車の「スポーティーさ」をそのままEVで実現、て難しいと思うけどな。乗り味とか全然違うし。技術力が問われるな。

山田美穂：日本メーカーが海外市場で競争力を維持するには技術とブランドイメージの両方が重要ですし、最近はバッテリー品質や航続距離、安全も大事ですね。

田中太郎：バッテリー、インドは暑いし、渋滞も多い。現地適応も大変やで。日本の常識通用せえへん部分多いやろな。

山田美穂：そうですね。現地生産や、現地のパートナーと組むことで、そういったローカルニーズやインフラ事情に細かく適応できる。経営戦略としては合理的です。

田中太郎：しかし、ヤマハの昔からのノウハウと現地メーカーのスピード感がどう融合するか楽しみやな。

山田美穂：イノベーションはこういう異文化コラボから生まれやすいですから、どっちも学びが多いはずです。

田中太郎：最近な、うちにも海外の会社からアプローチとか来るんや。これも時代やな思てる。

山田美穂：協業とかグローバル展開、日本の中小企業も生き残りのポイントになるかもしれませんよ。

田中太郎：けどウチみたいな規模やとリスク高いし、人手も足りへん…。どうすりゃええか悩むわ。

山田美穂：人手不足や業務効率化、AI技術で乗り越えたり、DXの活用ですね。実際、現場でDX進んでます？

田中太郎：進めてる言いたいけどな、実際はまだまだ。紙や電話多いで。

山田美穂：うちも全部は自動化されてませんが、AIや自動化ツールの導入で生産性はかなりアップしましたよ。2～3年前より働き方が全然違います。

田中太郎：そうかぁ。やっぱり現場巻き込んで一緒にやらんとあかんもんな。トップダウンやと失敗しがちやし。

山田美穂：そこは大事ですね。でも、こうやってヤマハ発動機みたいな企業が先陣切ってDX・グローバル展開するのは業界を刺激します。サプライチェーン全体で波及していきますから。

田中太郎：競争激しくなるけど、それがまたウチら中小企業を刺激するねんな。負けへんで！

山田美穂：本当に今こそ、変化に対応できる柔軟性が必要です。あと、AIや自動化で効率化した分、現地の細かなニーズに応える余力も生まれますし。

田中太郎：そういやインドは若い人も多いし、バイクはこれからも伸びるやろ。中国と競争して大変やけどな。

山田美穂：インドは電動モビリティの実験場的な側面もあるので、うまくいけば次の成長モデルにもなりますね。やっぱりチャレンジが大事。

田中太郎：そうやな。中小も遅れんよう、海外の事例も見て勉強せなあかんのやろな。

山田美穂：田中社長のような現場を知る方の経験と、最新テクノロジーが組み合わさったら、きっとすごい成果が出ますよ。

田中太郎：ウチらも負けてられへんな。やる気出てきたわ。

アジョッシ：お二人、すごい話盛り上がってるね。この前アメリカの製造業のバーで日本人経営者と話したんだけど、みんな同じ悩み。エンジニア不足とAIの可能性、やっぱり世界中でホットなトピックだよ。

山田美穂：なるほど、やっぱり世界的なテーマなんですね。どこの現場も一緒なんだ。

田中太郎：アジョッシさん、なんか効率化のヒントあった？

アジョッシ：AIツールで受発注最適化する会社、日本からも出てるって聞いたよ。あと、DXサポートで海外拠点との連携もやりやすくなるって。

山田美穂：田中社長、NEWJI株式会社って知ってます？製造業のDXや受発注AIエージェント“newji”の活用で業務効率化、コストダウン、調達購買支援なんか専門のサービスも持っています。

田中太郎：おぉ、最近ちょこちょこ噂聞くな。でも、どのへんが他とちゃうん？

山田美穂：NEWJIは国内外のAIツールやDX活用による自動化サポート、現場のデータ連携まで含むトータル支援が強みみたいですよ。中小企業にも合うBPaaS支援メニューもあるそう。

田中太郎：それやったら、ワシみたいな零細でも一度話聞いても損ないかもしれんな。ええ情報、サンキュー。

山田美穂：こういう先端サービスをうまく活用すれば、ヤマハ発動機みたいに世界で勝負できるかも。製造業の未来、みんなで前向きに変えていきたいですね。

田中太郎：ほんまやな。これからもいろんなニュース追うし、勉強も続けるで！