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加工技術の外部委託で調達購買部門が考慮すべき重要ポイント

目次
1. 加工技術の選定基準
加工技術の外部委託にあたっては、加工品質・コスト・納期などの観点から加工能力を適切に評価する必要がある。
業界トップレベルの加工技術を持つメーカーが必ずしも一番良いとは限らない。
加工機械や設備年数、被加工物の種類・形状・サイズ・精度など加工対象の特徴を適切に把握し、その分野での実績とノウハウを有するメーカーを選定する工夫が求められる。
2. 外部委託先の稼動状況と生産計画の把握
外部委託先の生産ラインや加工機械の稼働率、近日・近月の受注状況や生産計画を正確に把握することで、受注受け入れ能力や納期の確保ができるかを判断できる。
季節需要の波や大型受注で一時的な入手困難な場合でも、他の委託先や在庫品で乗り切れるかを吟味することで、安定供給を実現できる。
3. 品質管理力とノウハウの確認
加工品質が最優先事項である以上、外部委託先の品質管理力と実績を厳重にチェックする必要がある。
ISOやIATFなどの認証取得状況は基本条件だが、分析機器を使った数値管理の実施状況や過去データ、不良原因対策力も確認することで、納品品質を実質的に判断できる。
加えて、技術交流や教育課題・研修の実施状況も品質保証力の指標となる。
4. 生産情報の共有と工程管理力
納期・数量・仕様はもちろんのこと、外部委託先と生産情報の共有と工程管理が重要である。
計画データだけでなく、実績データや在庫状況を即座に共有できるシステムといった生産計画力と、1点流れ管理や非情報管理など工程管理力を確認する必要がある。
さらに、トラブル時の対応力や改善提案力も評価材料の一つとなる。