コストダウンの進め方 | newji

NEWJI総研購買・調達 研修テキスト

コストダウンの進め方

コストが決まる場所/VA と VE/過剰な仕様/工法を原価で選ぶ/変更依頼の通し方 ― 値引きではなく原価を下げる値段を交渉するのではなく原価そのものを下げる手順を、設計・仕様・工法・変更依頼の順に確かめられる

  • 29,800円税込・買い切り
  • 55 ページ本編・全 5 章
  • 2 点付属テンプレート(印刷用+Excel)

対象: 調達・購買の実務担当に/付属テンプレート: VA/VE 提案シート/設計変更依頼書(ECR)

「もう少し何とかなりませんか」。この一言で下がるのは相手の利益であって、原価ではありません。本書は、形にした教材です。

本書の構成

全 5 章・86 見出し。買う前に中身をすべて見られるようにしています。

第1章コストはどこで決まるか——開発段階で効く打ち手

  • 「8割ルール」が示す製品開発段階のコスト構造
  • 原価企画・原価維持・原価改善:トヨタが示した3本柱の意味
  • VE(Value Engineering)は「値引き」ではなく「機能再定義」だ
  • 競争力強化のトップは「改善の積み重ねによるコストの削減」——国
  • 内製造業の実態
  • 設計段階のデジタル化がコスト管理精度を変える
  • 早期サプライヤー参画(ESI)が設計コストの盲点を消す
  • 開発購買の戦略的強化:調達部門が設計会議に入る理由
  • コスト削減手法の効果・難易度・実践優先度の比較
  • 「コスト目標」が設計者の創造性を殺す逆機能リスクへの対処
  • 開発段階のコスト削減を阻む「組織の壁」と突破策
  • 製品開発段階のコスト削減:実践ロードマップ
  • 後から下げるのではなく、決まる前に関わる
  • 参考資料(設計段階のコスト)

第2章VA と VE の違いと、使い分けの型

  • VAとVEはなぜ混同されるのか——語源と歴史から読み解く
  • VA(バリューアナリシス)の本質:量産フェーズの構造解剖
  • VE(バリューエンジニアリング)の本質:設計フェーズへのコスト作り
  • 込み
  • VA vs VE 現場使い分け比較表:10の判断軸
  • 原価低減ワーク「3フェーズ型」の実践ステップ
  • フェーズ1:製品ライフサイクル上の位置づけを確認する
  • フェーズ2:機能定義ワークシートを全員で埋める
  • フェーズ3:改善案の「実現可能性スコアリング」と効果試算
  • バイヤー視点:調達購買部門がVA/VEに関与する3つの切り口
  • サプライヤー視点:VA/VEを「提案力」に変換する実務ステップ
  • 現場に根付かせる「型」:形骸化させないための組織運営
  • よくある誤解と現場での正しい使い分け——Q&A形式で整理する
  • VA/VE活動の成熟度チェックリスト:自社の現在地を把握する
  • 量産に効かせるのが VA、設計に効かせるのが VE
  • 参考資料(VA・VE)

第3章見直されない過剰な仕様——なぜ誰も手を付けないのか

  • 見直されない仕様は、どこから来るか
  • 過剰な仕様はどこから積み上がるか
  • 顧客の「前例踏襲」が生む不合理な仕様
  • 品質を落とせない、という前提
  • 過剰な仕様が及ぼすコスト増のメカニズム
  • 加工・調達コストの増大
  • 生産リードタイムの長期化
  • なぜ誰も仕様を見直そうとしないのか
  • 提案した人が責任を負う構図
  • 工程を足すほうが安全に見える
  • 提案を持ち込みにくい関係
  • 履歴が追えないと、見直しは始まらない
  • 設計情報が担当者に閉じている
  • 電子化しても履歴が追えない
  • 仕様の見直しで迷う場面
  • 記録に基づいて見直す
  • なぜいま見直すのか
  • 現場から材料を集める
  • 印象ではなく記録で判断する
  • バイヤー・サプライヤーそれぞれが果たすべき役割
  • バイヤー(購買)の実践アプローチ
  • 仕入先の側からできること
  • 要求の出どころをたどると、見直せる仕様が出てくる

第4章順送型か単発型か——工法の境界を原価で出す

  • 工法の選択は、数量で決まる
  • 順送型と単発型、その本質的な違いとは
  • 順送型(プログレッシブダイ)の特長
  • 単発型(シングルダイ)の特長
  • 原価で可視化する:本当の境界線はどこか?
  • 原価積上げによる可視化
  • サンプル試算の進め方
  • 原価を可視化したときの「境界線」
  • 前例の踏襲から抜けるには
  • なぜ前例踏襲に陥りやすいのか
  • バイヤー目線で見ると
  • 試算を支える道具
  • 実践的ノウハウ:現場とバイヤー双方で押さえるべきポイント
  • 見積書や提案書のフォーマットを標準化する
  • 生産数量変動リスク・モデルチェンジリスクも考慮する
  • マルチ工法の導入や段階移行も検討する
  • 境界は数量で動く。だから数量ごとに出す

第5章設計変更依頼の書き方——提案を通すための伝え方

  • 設計変更依頼(ECR)がなぜ「通らない」のか——根本原因の整理
  • 法的フレームワークを理解する——仕様変更時のコスト負担ルール
  • VE思考で設計変更提案を再設計する——「機能」を軸にした根拠構
  • コストダウン提案書の7要素構成——通る書き方の設計図
  • 設計変更依頼:通る提案と止まる提案の比較表
  • ステークホルダー別の技術コミュニケーション戦略
  • 「通らない」典型パターンと対処法——現場で繰り返されるミス10選
  • 品質コストと原価企画の連携——設計変更の経済性評価を深める
  • DXによる設計変更管理の高度化——トレーサビリティと合意速度の
  • 両立
  • 設計変更依頼の実践的チェックリスト——提出前の最終確認
  • 依頼書は、判断に必要なものを揃えて出す
  • 参考資料(設計変更依頼)
  • 本書の各章は、newji が製造業の実務者向けに蓄積した知見を、印刷・社内配布用に再編集したものです。出典は各章末と巻末に記載して
  • います。

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全章の要約に加えて、ワークシートと演習は実物が入っています。ご記入いただくと、そのままダウンロードできます。

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