仕入先の選び方と審査
呼び方の統一/新規審査の 3 軸/工場の見方/監査の回し方/評価の点数化 ― 選ぶ前に確かめること
- 29,800円税込・買い切り
- 57 ページ本編・全 5 章
- 2 点付属テンプレート(印刷用+Excel)
対象: 調達・購買の実務担当に/付属テンプレート: 工場監査チェックリスト/サプライヤー評価表
「あそこは前から付き合いがあるから」。その一言で決まった取引先が、いつ止まるかを誰も見ていないことがあります。本書は、仕入先を選ぶ前に何を確かめ、選んだあと何を測り続けるかを、順に確かめられる形にした教材です。
本書の構成
全 5 章・90 見出し。買う前に中身をすべて見られるようにしています。
第1章仕入先・サプライヤー・ベンダー・外注先は何が違うか
- 四つの呼び名は、どこから来ているか
- 法律が見ているのは、呼び方ではなく取引の中身
- 五つの区分は、何を頼んだかで分かれる
- 同じ相手でも、注文ごとに扱いが変わる
- 「外注先」と呼んでいても、法の対象にならない取引がある
- 建設工事は、取適法ではなく建設業法の側にある
- 「ベンダー」と呼ぶ相手は、線の引かれる位置が違う
- 規模の線から外れても、独占禁止法は残る
- 品質の規格は、四つの呼び方をまとめて扱う
- 台帳は、呼び方ではなく取引区分で持つ
- 呼び方で迷う 4 つの場面
- 社内文書で呼び方を統一すべきか
- 商社から買っている場合はどうなるか
- 売買契約書を交わしていれば製造委託にはならないか
- 一回だけの発注でも対象になるか
- 台帳は呼び方ではなく取引区分で持つ
- 参考資料(取引の区分)
第2章新規仕入先をどう審査するか——取引条件・品質・供給継続性の 3 軸
- 審査より先に、その取引に何の義務がかかるかを確かめる
- 軸 1:取引条件——自社が優越的地位に立つかを見る
- 審査の段階から適用される
- 軸 2:品質——認証の有無ではなく、伝える仕組みを見る
- 軸 3:供給継続性——止まる理由を先に数える
- 三つの軸を一覧にする
- 実在と登録の確認は、時間をかけずに済ませる
- 審査の結果をどう使うか
- 一度きりの審査で終わらせない
- 三つの軸で、初回の発注条件はほぼ決まる
- 参考資料(新規仕入先の審査)
第3章工場に行って何を見るか——監査チェックリスト 50 項目
- 工場を見に行く前に決めておくこと
- 工場選定の重要性と失敗事例から学ぶべきこと
- 「安いだけ」「お付き合い重視」では危険な理由
- 買う側と選ばれる側、それぞれの視点
- 監査チェックリスト 50 項目——10 の観点に分けて見る
- 1. 安全衛生・5Sの徹底度
- 2. 原材料・部品の受入・管理工程
- 3. 生産プロセスの管理安定性
- 4. 人材育成・多能工化体制
- 5. 品質管理(QC)・改善活動の実践度
- 6. 生産能力・リードタイム・納期遵守
- 7. 設備・自動化・DX推進レベル
- 8. 環境・コンプライアンス対応
- 9. 所有技術・差別化要素
- 10. サプライチェーンの危機管理とリスクヘッジ策
- 現場を見る目と、数字で見る目
- 現場でしか分からないこと
- 形式的な監査にしないために
- 買う側・選ばれる側に要るもの
- 買う側に要るもの
- 選ばれる側が整えること
- 現場で必ず聞かれる 4 つの質問
- 数字・記録・現場の三つで見る
第4章サプライヤー監査のやり方——誰が、いつ、何を見て、どう残すか
- 監査は「年間の計画」と「一回の監査」に分けて設計する
- 監査基準は一つではない
- いつ行うか——新規時、定期、そして臨時
- 誰が行うか——同じ人が続けて見ない設計にする
- 何を見るか——書類が出るかどうかで大半が分かる
- 実地と書面をどう使い分けるか
- 相手に求めてよい負担には線がある
- 記録をどう残すか
- 是正の確認まで終えて監査が完了する
- 監査で迷う場面
- 取引先が監査を断ってきた場合はどうするか
- 認証を持っている取引先も監査するのか
- 海外の取引先はどうするか
- 監査の費用は誰が持つのか
- 指摘がゼロだった監査はどう扱うか
- 是正の確認まで終えて監査が完了する
- 参考資料(サプライヤー監査)
第5章サプライヤー評価の項目と点数化——何を測り、どう使うか
- 点数を付ける前に、点数を付けない項目を決める
- 評価項目は五つの束に分け、数えられる形にする
- 重み付けは「差が出る項目」に寄せる
- 配点の合計を 100 点に揃えない
- 合計点の作り方——足すか、割るか
- ランク分けは、絶対点ではなく水準との距離で読む
- 見直しの頻度——年一回と、そのあいだのできごと
- 評価結果の使い道と、使ってはいけない使い方
- 発注の配分に使う
- 価格の協議に使う
- 取引の縮小や停止に使う
- 評価と品質マネジメントの関係
- 評価で迷う 5 つの場面
- 取引先が少なくても評価表は要るか
- 点数を取引先に開示するべきか
- 担当者の主観が入る項目はどうするか
- 評価が高い一社に集中させてよいか
- 評価を始めた初年度は何をどう決めるか
- 点数は判断の材料であって、判断の正当化には使えない
- 参考資料(サプライヤー評価)
- 本書の各章は、newji が製造業の実務者向けに蓄積した知見を、印刷・社内配布用に再編集したものです。出典は各章末と巻末に記載して
- います。
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