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勢いは大事?調達購買業務で勢いにのるには
今日も孫子の兵法を現代ビジネスに活かすというテーマで深堀をしていきます
今日は勢い
結局一番強いのは勢いに乗っている人
こういうテーマでお話をしていきます
大きく項目としては6つ
まず1つ目
整理整頓能力がある人は「頭が切れる」
2つ目
戦い方の「バリエーション」を増やせ
そして3つ目
「諦めない人」が最後には勝つ
4つ目
短期集中が「勢い」を生む
5つ目
膠着状態になったらあえて隙を見せる
そして6つ目
危機感を「勢いのエネルギー」に変える
というテーマです
勢いとても大事なことなんですね
スポーツでもそうなんですけれども
拮抗していたところがあるタイミングで連続して点が入る
逆に失点する
それも立て続けに双方が緊張感を保って膠着状態という時に
プツンと糸が切れたように一方的に負けてしまうというようなことがよくあります
オリンピックの試合を見てても
最近のプロ野球のゲームでも
高校野球のときもそうですね
0対0でずっと来てたのに
1点目が入って1対0で終わるってこともありますけれども
2点目3点目
そこから一挙に点が入ってしまうとか
2アウト、ランナーなしからあるヒットとかデットボールとかエラーとか
そういったものをきっかけにして
一挙に流れが変わってしまうと
いろんなことがあります
ビジネスでもそうですよね
A社、B社、C社
競っているところで
ある1社が大きくほんのちょっとの違いなんだけども
何かをきっかけにヒットする
そうすると2社目、3社目が
競争についていけなくなるくらい
水があくということがよくあるんですけれども
その勢い
まず整理整頓がある人ってどういうことかっていうと
ここに4つ書いてありますけれども
現代人は多くの業務、仕事、行事をこなしている
それらをひとつひとつ来た順にやっていては
時間ばかり浪費する
仕事は分類・整理して処理した方が効果的に進められる
頭の中も整理できることで思考のレベルも上がる
見た目だけでなく、考えてることの整理整頓、話す内容の整理整頓が必要である
常に、報告資料や交渉の内容、相手に伝える情報は3次元
(時系列、優先順位、難易度)整理・分類されていること
今こうやって話している孫子の兵法もですね1冊を読んでずっと
平面的に追っていくよりは
大きな見出しにまず分類し
そして小さな見出しに入って
今ここに5となっていますけれども
さらにそれを6つに整理して
それも各項目ごとに
今こうやって箇条書きに整理しています
1冊の分厚い本もですね
はじからはじまで追っていってしまうと
最後まで読んで
ああやっと分かったというよりは
まず目次を見て見出しを見て
全体がどうなんだ
限られた時間の中で
じっくり読んでる時間がなかったら
それでも1冊の内容を把握したいなと思えば
当然大事なことからこう書いてある
1、2、3と順を追って
だんだん重要度が増すというよりは
まず一番大事なことは何っていうこと
最初は序章として導入として、入りやすい内容から入って
2番目3番目に一番重要なものが置かれていることが多いんですけれども
最後の方に行くに従って付け足しだったり余裕があればとか
優先順位が低くなっていったり
こういう風に整理すること
今この孫子の兵法もエクセルで整理していますけれども
これもこうやってシートごとで
ずっと整理をしてきているわけですけれども
更にこれを行ごとで
箇条書きにして整理して
更にこれを色使いだったりフォントだったり
いろんなもので分けて
あることについて調べたいなと思ったら
ここにずらっと並んでるシートのこれとこれとこれとこれ
ないしは
ここのこれとこのこれとこれとこれが
今日のこのビジネスのこういう課題について
役立つ情報であったという風に
この裏
この前後左右平面的ではなくて
立体的に縦横奥行きで情報が整理されているということが
まず重要と
ネットの情報もワード検索しても
ずらっと上から並ぶのが優先順位かっていうと
自分にとっての優先順位ではないですよね
でもその中から一番大事な情報を引っ張り出さなければならない
そういったこと
縦横奥行き場合によっては
斜めからとかいろんな形で物を見て
短時間で同時に検索して集計分析処理をする
こういったことができるようになることが
今の時代の情報整理っていう点では大事です
孫子の兵法の時代的には
兵はどうだとかロジスティクス
食料はとか疲れていないかと
天候はとか地形はとか
そこに住んでいる民の状態はとか
皇帝は何を考え
将軍はどう動き
それに対して
兵隊は一人一人がどう動くんだっていうこと
こういった情報
今のウクライナの問題もそうですけれども
どこまで溢れてる情報を整理して
それを次のことに生かせるかなので
報告資料、交渉の内容、相手に伝える情報は3次元
時系列、優先順位、難易度っていう風に
私、青くこうした訳ですけれども
こういうことが重要ですということになるわけですね
戦いのバリエーションを増やす
どういうことかって言うと
これも4つにまとめましたけれども
正攻法だけでは物事はうまくいかない
細かく観察した状況に従って
柔軟に判断、行動することが必要
そして多彩(多才)な能力を持ち
それらを自在に組み合わせて発揮する準備をしておくことが求められる
能力の組み合わせにおいては
その配合比率は常に変化する
その判断はその時々で瞬時に行う
特に交渉に臨むとき
相手の出方はあらゆることを想定し
その場では想定外にも対応できる心の準備が必要だということで
常に正攻法で攻めてくるとは限らない
メインの話題
これだと思ったときに懸案事項のこれどうなっていますか
これが解決しないと
こう前に進みませんよ
今のウクライナもそうでしょうね
何が一番大事で
それを合意に至らないと
あと他の細かいことを
いくら積み重ねても合意にならないよ
ということなのか
これをまず先に解決すれば
それを糸口に順に積み重ねていって
最終合意に導くのか
いろんなことが想定されるのであればそれは一応
用意する、準備をする
ということが大事になってきますよね
ということにも応用できる話です
想定外を作らないようにするということが大事だと思うんですけれども
その次、諦めない人が最後には勝つ
多彩(多才)にして柔軟な対応力があれば
あの手この手とやりながら
際限なく行動することが可能になる
結果として諦めない方が勝つという状況が生まれる
決着した終わったと思っていることでもその先がある
続いてることがある
継続は力なり
持続する常に変化する
そこで終わりではないということは世の常ですね
一旦区切りで終わってしまうっていう考え方は捨てたほうがいいです
企業はその丹念で終わる訳ではないですよね
売った後もアフターサービス
買い替え
次から次へと需要っていうのは継続しますよね
というふうに考えたりもすれば
このとき負けても次取り返すとか
違う方法で対抗できるとか
赤字にした訳ですけれども
多くの企業では結果を待ちきれず
諦めたことが非常に多い
その結果として失った利益は大きい
ということなんで
ここがなかなか難しい
予算が尽きてもうここで諦めざるを得なかったということは非常に多いです
あともう少しというところで他に奪われたとか
失ったとかいろんなことが起きます
そこをどれだけ準備して
想定外のためにも備えがあり
あともう少しといった時に続けられるかどうか
諦めないで持ちこたえられるかどうかということですよね
そういうことが必要
勝つためには
そういったことが必要ということです
そして短期集中が勢いを生む
そしてここぞという時の勢いなんですけれども
ものは勢いが大事である
せき止められた水がやがて岩も押し流す力になる
堤防の決壊で流れ下る水の勢いの如しなんですけれども
蓄えられた力これが
分散されていては力になりませんけど
一点集中になると
ものすごく大きな力を生みます
加速度も付きますというように
分散させるというリスク回避もあるんですけれども
ここぞという一番の強みに一点集中して
投資する、優秀な人材を注ぎ込む
営業マンを配置する、原材料をたくさん仕入れて
思い切って安く良い物を作るみたいな
こういう勢い
それを継続するこの力も
最大限にためてここぞの時に勢いよく
力を発揮すれば
今まで動かなかったことも
もっと前に進むことがあるということですね
動かなかった石もずっと押し続ければ
最初は揺すって少し前後に
動きそうだなと思った時に
何回かやってるうちにあるところで
それほど力が必要なくても
揺すってるうちにごろんって動き出すということがあったりするわけですよね
そういったこと
そして次行きましょう
膠着状態になったらあえて隙を見せる
事態が膠着してしまったら
こちらがわざと隙を見せて
相手がそれに食いつくように仕向けるという
そして相手がこちらの隙をついてきたら
自体はこちらの思う通りに動き出す
隙を見せて相手が動いてきたら
それが想定内だったらやり易いですよね
思った通りといったら
そこで準備していたことを実行に移せばいい
そこで想定外のことがまた起きてしまったら
逆に相手の思うつぼになってしまう訳で
ありとあらゆる想定をして
隙を相手がついてきた時に
備えて準備していた時に
初めてこの作戦は生きるということになるわけです
そして危機感を勢いのエネルギーに変えると
ピンチをチャンスに変えるというような言い方もあるんですけれども
木や水は平坦な場所では動かないが
急な坂の上におけば
そこから落とせば勢いよく坂を下り落ちると
水は平らなところではとどまっていますけれども
少しでも傾斜がつけば低い方へ流れていきます
丸太だって斜面を転がっていきますということですよね
組織や人材も安定した状態よりも
危機的な状況にある方が
勢いつくと
傾斜をつけるということになるんですけれども
低い方へと人は動きます
その低い方へというのはどういう環境か
そちらの方へ行かざるを得ない状況を作るということになるんですけれども
人は易きに流れる
やりやすい方向に移動すると
難しいことをそのままにしておいて
簡単な方にということになるんですけれども
それではなかなか利益が出ないということであれば
本来のぼっていかなければいけない
難しいことを成し遂げるために
そこを低く掘ってあげればいい訳ですよね
それはどういうことかって言うと
人材の育成だったり
資源の投入だったり、設備の更新だったり
色んな環境で高い
手に届かないと思っていたところを手に届く高さに下げる
という工夫が必要になるわけです
購買だって非常に貴重なレアメタル
高根の花でなかなか大事で欲しいんだけれども
手に入らないというものを手に入れようと思えば
大量に買うのか
それとも品質を違うレベルのものにして
スペックを変えて
手に入れるのかとか
いろんな方法があると思います
このように危機感を
勢いのエネルギーに変える
なかなか難しい困難なことに立ち向かう
その勢いをつけるためには
それなりの工夫が必要ということなんですけれども
今日のお話はですね
結局一番強いのは
勢いに乗ってる人ということで
もう一回申し上げると
整理整頓の能力がある人は頭が切れる
勢いに乗るためにはたくさん蓄えた情報を効率よく活用する
戦い方がバリエーション
いくつもある中でどれだというようなバリエーション
これをたくさん持っている方が強い
諦めない人が最後には勝つ
やり抜く力
ということにもなるんですけども
短期集中が勢い長い期間
細々とやるということもあるんですけれども
勢いを作るためには短期集中と
膠着状態
あえて隙を見せる
そして危機感を勢いのエネルギーに変える
ということで今日の話はここまでになります
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