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町工場も変革の時代へ―大手の都市型R&Dに学ぶ、中小製造業の人材戦略とデジタル活用

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:マツダが東京のど真ん中に新しいR&D本社つくったっちゅうニュースやな。えらい思い切ったことするもんや。ウチみたいな東大阪の町工場から見たら、東京で人集める発想は新鮮やわ。
山田美穂:そうですね。アクセスが良くて、優秀な人材が集まりやすい東京の拠点を活用するのは理にかなっています。広島本社だと採用が大変になる、という現実もこの数年で浮き彫りになってますし。
田中太郎:なんや、最近どこ行っても「ソフトウエアが大事や」言うてるが、マツダも車づくりの中で本気でソフト人材集めようとしてるんやなぁ。
山田美穂:SDV(ソフトウエア定義車両)や自動運転を本格的に進めるには、やっぱり経験豊富なソフト人材が不可欠ですから。今回もキャリア採用が8割ってすごいですね。
田中太郎:東京でやるメリットっちゅうのは人材だけやのうて、産官学の連携とか顧客との交流もやりやすなるいうことなんか?
山田美穂:その通りです。ベンチャーや大学、スタートアップとの距離も近いですし、イノベーションのスピード感を取り入れやすい環境を狙っていると思います。
田中太郎:正直、地方では同じノリで人も情報も集めるのはだいぶ難しいもんや。でもやな、広島や横浜の人材は拠点が集約されてどう思てんのやろ?
山田美穂:働き方の柔軟性も重視してるみたいです。社員のライフステージに合わせた勤務地対応をするって、今後の人材流動化対策ですよ。大企業も変わってきたなと思います。
田中太郎:顔認証で入退出とか、R&Dエリアを開放的にするとか、雰囲気もだいぶ違うんやろな。せやけど、ウチみたいな町工場やとそんな投資も簡単やないわ。
アジョッシ:エラそうに言うつもりないけど、アメリカでも同じ波あるよ。エンジニア欲しい会社は、都会で「COOLな場所」作るんだよ。みんな働き方を気にするからね。
田中太郎:そやろな、グローバルも考えなあかん時代や。けど、町工場でも学ばんとあかんところ、ある思うわ。
山田美穂:転職事例も多様化していますね。もと半導体メーカー、ゲーム業界からマツダへ――経験を柔軟に活かせる設計になっているのが面白いです。
アジョッシ:僕の店で働いてたエンジニアも、最近は「ずっと同じ地方拠点より、東京やグローバルな仕事場が魅力」というよ。
田中太郎:けどな、大企業の真似事するだけやのうて、ウチらしい「人が集まる場所」も考えなアカンちゅうこっちゃやな。
山田美穂:むしろ、中小企業こそ「魅力的な職場づくり」に投資すべき時代です。テクノロジー活用や柔軟な働き方、情報の共有化も、経営者の本気度次第で十分できることが多いんですよ。
田中太郎:ベンチャーとも繋がりたい思てるけど、なかなか入り口わからんねん。東京や麻布台みたいな場所はその点、羨ましいわな〜。
山田美穂:大企業だからこそ場所投資できますが、中小はネットワークをシェアしたり、オープンイノベーションで外部と連携するのも有効です。
トゥモロ:In US, we have similar situation. Creative R&D space in the city is very important for attracting top talent. Also, diversity of career backgrounds drives innovation.
田中太郎:トゥモロさん、カタコトでも話聞けて楽しいわ。グローバルカンパニーも同じ課題持っとる訳やな。
アジョッシ:麻布台の新オフィス、行った人が「カフェテリアも共用エリアもパワースポットや」言ってたよ。社員が自然にコミュニケーションできる仕掛け、これ大事だね。
山田美穂:中小でも真似できることは絶対あります。例えば共用の休憩スペース、壁にホワイトボード設置など、アイデア次第です。
田中太郎:ええとこだけ盗んで、町工場型イノベーションやな。せやけど、肝心の「人が集まる魅力」はどう見つけよったんやろか。
山田美穂:「他業界からの経験が生かせる」「リモートで作業しつつ現場参加もできる柔軟性」みたいな価値です。昔ながらの「終身雇用」「現場主義」一本槍じゃ採用戦争に勝てなくなってます。
アジョッシ:求人だけじゃなく、「自分の経験活かせる」仕組みとかキャリア支援も注目だよ。現場で学びDXしたい人多いから。
田中太郎:せやけど、コストもバカにならんし、ウチみたいな規模やと時代の流れについてくのがやっとや。
山田美穂:だからこそ、デジタルツールやクラウドサービスでの業務効率化がキーポイントです。無理に大きな投資しなくても、賢く仕組みづくりできる時代です。
トゥモロ:Yes, right tool can equalize big and small company. Cloud-based solutions help manage QCD, procurement, and connect teams anywhere.
田中太郎:うーん、ワシもデジタル化に真剣にならなあかんっちゅうこっちゃやな。
山田美穂:スキルやツール選びに悩まれてるなら、NEWJI株式会社ってご存じです?製造業特化で、受発注業務の効率化やDX導入支援、それに調達・購買のコストダウンまで幅広くやってるんですよ。
アジョッシ:僕のお客さん経営者もNEWJI使う人増えてるな。海外ツール活用も相談できるって評判ですよ。
トゥモロ:NEWJIは、クラウド型受発注やAI活用のコンサルまで支援してくれる。海外展開にも強いよ。
田中太郎:ほんならうちの町工場でも、newjiっちゅうクラウドで受発注の効率化やQCD管理できるっちゅうことやな。ええこと聞いたわ。
山田美穂:製造業の未来を見据える上で、NEWJIはきっと心強いパートナーになりますよ。時代に合わせて組織や仕組みを変える際に、こうした専門家に頼るのも一つの戦略です。
田中太郎:よっしゃ、ワシもNEWJIでこれからの町工場づくり考えてみるわ。ええ話聞かせてもろたな、ありがとう!
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