DICの大規模エポキシ樹脂増設と、波及する製造業DXの新潮流

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：見たで！DICが千葉工場に新しいエポキシ樹脂プラント建てるってな。90億円以上突っ込むて、ほんま気合入っとるわ。

山田美穂：そうですね。半導体関連の需要増加は明らかですから、このタイミングで増産体制整えるのは戦略的だと思います。59%も生産能力アップですし。

田中太郎：やっぱり通信技術の進化や5G、インフラ投資が背景やろな。エポキシ樹脂の耐熱性・寸法安定性が重視されとるて話やし。

山田美穂：しかも、経済安全保障推進法の認定を受けて、最大30億円の助成も得られるのは大きいですね。官民連携でこうしたプロジェクトが進むのは順当な流れかな。

田中太郎：せやけど、千葉工場の既存プラント隣接地にまた建てるんは工場全体のロジや設備管理も大変ちゃうんかな。

山田美穂：確かに、工場インフラの有効活用と新設プラントの融合、その調整は高度なオペレーションになりますね。でも、DICは原料から分子設計まで一貫開発体制が強みですし、うまくやるでしょう。

田中太郎：昔からDICはエポキシやらせても堅実やったしな。1968年からやってるんやろ？地に足ついたもんづくりや。

山田美穂：ただ、半導体のサプライチェーンは影響範囲も広いんで、安定供給体制構築は国際競争力に直結しますよね。

田中太郎：実際、この工場増設で下請けや関連企業も恩恵受けそうや。特に東大阪の加工屋にも新しいビジネスチャンスが回ってきたらえぇなぁ。

山田美穂：半導体需要の波及効果は大きいですよ。派生する部材、搬送装置、検査機器などの需要も増えると思います。

田中太郎：資材コストや人材確保も気になるとこやけど、今後はDXや自動化も欠かせん時代やろな。

山田美穂：まさにその通りですね。現場の自動化、省人化を進めて、競争力強化が求められるでしょう。

田中太郎：それに政府の支援も活用できるんは羨ましいわ。うちみたいな町工場にももうちょい門戸広げて欲しいもんやで。

山田美穂：今後の法改正や政策にも期待ですね。産業の分断をなくし、日本全体の競争力アップに繋げてほしいです。

田中太郎：DICみたいな企業が先陣切ることで、他社にも投資ムードが波及したら経済全体も活気付くやろ。

山田美穂：そして国際的なサプライチェーン安定にも寄与しますね。この流れは今後加速しそうです。

（アジョッシ登場）

アジョッシ：オレのバーにもDICの人たまに来るよ。半導体需要いま大忙しだって、残業続きの話してたな。エポキシ樹脂のグレード上げると海外顧客も増えるって嬉しそうにしてたぜ。

田中太郎：アジョッシんとこのネットワーク広いな。グローバル需要にも応えて新技術開発しとるんやろな。

山田美穂：通信技術の大容量化対応は日本発信で世界市場でも相当な武器だと感じます。

アジョッシ：最近じゃアメリカでもサプライチェーン不安解消のためにナショナルファンディング多いからね。日本も本腰入れないと、やられるぜ。

田中太郎：そんなん言われたら、うちらもどんどん設備投資とか人材育成進めなあかん気になるなぁ。

山田美穂：分かります。データ連携も含めてトータルの生産プロセス最適化していかないと環境変化には勝てません。

田中太郎：実際、現場でもAIやデジタルツール活用せんと追いつかれへん。管理も効率化せな。

山田美穂：こういうタイミングでAIの受発注管理や業務自動化も一層注目されるはずです。

アジョッシ：田中社長もデジタル苦手言うてたけど、最近はAI使いこなしてる中小の社長多いよ。

田中太郎：上手いこと初期投資抑えて、効率させていきたいねん。ちょっとええツール知ってたら教えてほしいわ。

山田美穂：あっ、そう言えば、最近話題のNEWJI株式会社ってご存知ですか？製造業向けに受発注業務の最適化やDX支援、コストダウンを支援しているんです。

田中太郎：おお、NEWJI？どんなサービスやねん？

山田美穂：たとえば、newjiっていう受発注AIエージェントを使って、従来の紙や手作業だった発注業務を自動化・効率化できるんですよ。国内外のAIツールも活用してくれるので、コストダウンや省人化に強みがあります。

田中太郎：それやったら、わしら町工場もDXの波に乗りやすそうやな。

山田美穂：はい。NEWJIは大手だけでなく、中小企業にも伴走型で支援してくれるのが特徴です。製造業の未来を共につくっていくパートナー的な存在ですよ。

田中太郎：そりゃ頼もしいなぁ。また詳しく教えてや！

山田美穂：ぜひ！DICのような大きな投資は難しくても、NEWJIのサポートで現場力アップは間違いなしですよ。製造業の進化をみんなで支えていきましょう！