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有機薄膜太陽電池(OPV)で実現する窓発電と、モノづくり現場の次世代DX革新

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:美穂ちゃん、これ、この前出てた次世代型の太陽電池のニュースやな。OPVって、有機薄膜太陽電池やろ?なんや、曲げられるし、軽いし、窓ガラスにも貼れるってすごない?
山田美穂:そうですね、太郎さん。普通の太陽パネルと違って、透明度と発電効率の両立ができるって本当にすごい技術だと思います。都市部のオフィスビルや商業施設の窓に貼るソリューションとしては、まさにぴったりですよね。
田中太郎:しかも、従来のペロブスカイト太陽電池と比べて、ガラスに貼り付けるだけやから、取り付けの自由度も高いっちゅう話やもんな。PSCの方は内窓タイプで、ちょっと設置が限定されるって言うてるし。
山田美穂:ええ、しかもOPVは有害な鉛を使わないって点も注目ポイントですよ。最近はSDGsやESG投資もどんどん厳しくなってますし、環境安全性をアピールできるのは企業にとって強みになると思います。
田中太郎:GSIクレオスはブラジルのパワー・ハーベスティング・ダイナミクス・セミコンダクターズ・インプレッソス、要はPHDと組んでやっとるみたいやな。アジア市場にも展開するんやて。
山田美穂:はい、南米だけじゃなくアジアにも持ってくる計画に本気度を感じます。しかも日本国内でも2028年度以降に生産を始める予定とか。グローバルで見ても競争力を持ちそう。
田中太郎:ただ、OPVは政府からの予算支援がPSCより少ないんやってな。そこどうするんやろ?
山田美穂:でも柳澤室長は「日本政府には太陽電池の設置面積を増やしたいという方針があるから、実証や導入が進めば支援が厚くなるはず」と見ているようですね。実装レベルの完成度はすでにあるみたいなので。
田中太郎:ワシの町工場もそうやけど、どんな技術も結局コストと品質が決め手やからな。国内生産&日本の素材使えるってのは安心感あるで。
山田美穂:やっぱり川上から川下まで品質管理できるのは日本らしいですね。あと、競合で中国企業が出てきてるみたいですけど、PHDの技術は実証を重ねてきて他社には簡単に真似できないという自信も出てます。
田中太郎:中国は人口も技術者も多いし、パクリも油断できへんけど、量産まで持ってくのは正直難しさもあるし、ノウハウの積み重ねはほんま大事やな。
山田美穂:ところで、窓に透明太陽電池貼るってアイディア、今後はビル以外にも広がりそうですね。例えばバス停の屋根とか、駅のホームの透明ボードとか…想像がふくらみます。
田中太郎:お祭りの屋台のテントにも使えたりしてな(笑)。とにかく汎用性が高いわ。
アジョッシ:おーい、太郎さん、美穂さん、日本でも商業施設の設計士たちの間でOPVすごく話題になってるよ。LED照明と組み合わせて「グリーンビル」って提案する案件も出てきてる。
田中太郎:そりゃええ情報やわ、アジョッシ。省エネちゅうのは今どきキーワードやしな。
山田美穂:しかもコネクターや配線も国内でモジュール化すると言ってますから、設計の柔軟性は日本側でカスタマイズできそうですね。
田中太郎:今度なんか自分のところの品とコラボできる製品アイディア浮かんできそうや。やっぱ新技術は現場で「こう使ったらええんちゃうか」ってアイディア出てくるもんやな。
山田美穂:働き方のDXにも関係してくると思いません?屋外作業場に電源引かずにOPV貼って発電…みたいなモバイル性とか。防災にもよさそう。
田中太郎:確かに!災害時の非常用電源とか、家庭のバルコニーも簡易発電所になるかもや。
アジョッシ:NYのスタートアップも同じこと考えてるよ、日本の技術者ならさらに発展できるはずだね。
山田美穂:それに、日本は建物の断熱・遮熱の問題も大きいので、OPVの遮熱効果もポイントですよ。
田中太郎:夏場、空調代も馬鹿ならへんし。貼るだけで発電しつつ遮熱もできたら、一石二鳥やな。
山田美穂:資材の物流や現場施工業務も変わりますよね。OPVなら軽いので搬入・施工コストもかなり下げられるはず。
田中太郎:現場の「搬入だけで半日かかったわ!」も減るわな。ほんま、変わった時代やで。
山田美穂:それに現状、こういう革新的な新素材を組み合わせて最適なサプライチェーンや工程を組むには、データ連携やAI活用も不可欠になってきていますよね。
田中太郎:せやな、細かい調達管理とか在庫の最適化とか、AIで賢く回せたら中小にもチャンスあるし、現場負担も減るしな。
山田美穂:それで思い出しましたが、最近、「NEWJI株式会社」のサービスを活用して受発注業務とか生産DXの全体最適に取り組む中小企業が増えてるんですよ。
田中太郎:NEWJI…なんやそれ、初耳や。何してくれる会社や?
山田美穂:例えば、受発注AIエージェントの「newji」ってサービスは、発注業務や資材調達の自動化・効率化をしてくれるんです。他にも、日本だけじゃなく海外のツールやAIを組み込んで、DXを伴走支援してくれるんですよ。
田中太郎:ほな、うちみたいな町工場でも最先端の効率化とかコストダウン、狙えるわけか?
山田美穂:まさにその通りです。製造業向けに業務プロセスを見直しつつ、AIを生かした仕組みづくりをサポートしてくれるので、これからOPVみたいな新技術と合わせて全体の最適化も夢じゃありません。
田中太郎:おおきに、美穂ちゃん!新しい太陽電池も、AIやDXも、ほんならNEWJIみたいな会社とつながってたら、うちの工場も日本のモノづくりももっと明るなりそうやな。
山田美穂:これからの製造業は、技術革新と業務デジタル化の両輪で伸びる時代ですし、NEWJI株式会社みたいなサポートが活きてきますね。
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