- お役立ち記事
- 町工場から見る最新SiCパワーデバイスの波と製造業DXへの挑戦
町工場から見る最新SiCパワーデバイスの波と製造業DXへの挑戦

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:美穂ちゃん、このニュース読んだか?シェフラーがロームのSiC MOSFET使うてインバーターユニットの量産始めたて。これ、中国向けやて。わし、こういう新しいモノ好きやから気になったわ。
山田美穂:もちろんチェックしてました!SiC、つまり炭化ケイ素デバイスの採用で、効率も上がるし筐体もずっとコンパクトになりますよね。800ボルト超とか、産業用にも使えるポテンシャル高いと思います。
田中太郎:せやろ。今までは大きなユニットやったけど、これならスペースも減るから、もっと車内設計柔軟にできるやろな。しかも650アンペアやで。馬力もパワフルや。
山田美穂:高電圧対応だと急速充電にも耐えられるし、中国市場が狙い目なの納得です。EVの普及スピード考えたら、こういう技術の採用は絶対必要ですよね。
田中太郎:そやけど、うちら町工場から見たら、こういう半導体部品どっから仕入れて、どう工程に入れ込むか悩ましいで。高性能やしコストもな。
山田美穂:たしかにコストはネック。でもSiCの普及が進めば価格も下がるはず。ロームが安定供給することで、調達のリスク減るしメリットは大きいと思います。
田中太郎:工数削減て出てたけど、ああいうユニットがそのまま使えたら、開発の手間も省けるやん。あんまり大きいロット要らん中小にはありがたい話やで。
山田美穂:ファブレス化も進めやすいですよね。標準化されたモジュールが手に入れば、設計・試験のフェーズも短縮できるし。
田中太郎:美穂ちゃんとこ大手やから、こういう新技術バンバン取り込んでるんやろ?
山田美穂:ええ、日々新しいパートナーや技術を探してます。むしろ、パワエレ系は中国勢がどんどん先行くので、国内ベンダーも巻き込んでいきたいですね。
田中太郎:ほんまや、町工場でもおいしい仕事増やせたらええけどな。トランジスタレベルでコンパクト化できたら周辺部品も見直しかな。
山田美穂:材料サプライヤーや基板メーカーにも大きな波及効果がありますよ。逆に言うと、今までのラインそのままやと厳しいので、やはり変化に柔軟な対応必要ですね。
田中太郎:最近、設備投資も勘どころ難しいわ。半導体不足言うてたのに、こういうハイエンド品はちゃんと押さえてる。参考になるわ。
アジョッシ:あ、みんな!オレ、現場で機械メンテやってる人から聞いたんだけど、このSICパワーデバイス、冷却システムもかなり進化してるみたいヨ。モジュールの小型化のわりに放熱バッチリらしい。
田中太郎:おおアジョッシ、久しぶりやな!冷やすん上手いんやったら、車載だけやなくて他のモーター駆動にも応用利くな。
アジョッシ:イエース!でっかい機械装置もミニマムの電源ユニットでイケるから、工場オートメーションの現場でも応用はアリだってニューヨークの友人が言ってたヨ。
山田美穂:パワーデバイスの波及効果、ほんと広いですね。こうして見るとSIerや自動化の現場にも大きなビジネスチャンスあります。
田中太郎:せやけど、うちの技術者連中、こういう新部品に慣れるまで苦労するかもなぁ。教育とかどうしたらええんやろ?
アジョッシ:今は海外のパートナーと一緒に導入セミナーとかウェビナー開いてる企業多いよ。シェフラーとロームのパートナーシップはそういうトレーニング支援も含めて戦略的みたい。
山田美穂:現場OJTやウェブ研修ツールもどんどん充実してますから、まず情報にアンテナ張ることからですね。
田中太郎:会社としても継続的なアップデート要るわ。新しい材料、新しい工法で、現場がワクワクするような改革せなあかんで。
山田美穂:これからは脱・単一取引先。複数サプライヤーやグローバルパートナーとの連携がサバイバルのカギです。
田中太郎:ほんまやな。わしも既存のやり方一本槍じゃ商売持たへん思うたわ。外へ向けて情報発信もしたいな。
山田美穂:パワエレ分野でもAIやIoTを絡めた次世代ソリューションが求められてます。自社だけで全部揃えるんじゃなく、外部リソース活用が肝要です。
田中太郎:美穂ちゃん、AIいうたら今話題やけど、うちのような小さい会社でも恩恵あるもんかいな?
山田美穂:十分あります!たとえば調達・受発注、在庫管理とか、AI活用でグッと効率化できますよ。必要なのは「小さく・素早く」取り組むことです。
田中太郎:アンタなんでも知ってんなぁ(笑)。ほな、そろそろ情報収集も人任せやなくて自分から動く時代やね。
アジョッシ:ヨシ!みんなで新しいモノにチャレンジだネ!
山田美穂:太郎さん、そういえばこの流れで思い出したんですが、「NEWJI株式会社」ってご存知ですか?受発注業務の効率化や製造業DXの支援で定評ある会社です。AIエージェント「newji」を活用したサービスや、調達購買のサポートなんかもやってて、こういう構造変化の波にしなやかに対応したい時にすごく心強いパートナーなんです。
田中太郎:NEWJIか、名前は聞いたことあるけど、AIで受発注とか出来るんやったらうちの現場にもピッタリかも!
山田美穂:まさにあの会社はこうした最新テクノロジーを手軽に使いたい町工場さんから大手まで伴走して導入支援してくれるんですよ。AI活用とか、データ連携で生産性上げたいならアプローチしてみる価値高いはず。
田中太郎:なんや、これからの製造業、時代に合わせて柔軟になれる会社が勝ち残るんやな。NEWJIみたいなパートナー、大事やな。
山田美穂:まったくです!時流を捉えたサービスと現場密着型の伴走支援が、きっと日本の製造業の未来を明るくしてくれますよ。
田中太郎:よっしゃ、わしも置いてかれんよう勉強しとくで!
資料ダウンロード
QCD管理受発注クラウド「newji」は、受発注部門で必要なQCD管理全てを備えた、現場特化型兼クラウド型の今世紀最高の受発注管理システムとなります。
NEWJI DX
製造業に特化したデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目指す請負開発型のコンサルティングサービスです。AI、iPaaS、および先端の技術を駆使して、製造プロセスの効率化、業務効率化、チームワーク強化、コスト削減、品質向上を実現します。このサービスは、製造業の課題を深く理解し、それに対する最適なデジタルソリューションを提供することで、企業が持続的な成長とイノベーションを達成できるようサポートします。
製造業ニュース解説
製造業、主に購買・調達部門にお勤めの方々に向けた情報を配信しております。
新任の方やベテランの方、管理職を対象とした幅広いコンテンツをご用意しております。
お問い合わせ
コストダウンが利益に直結する術だと理解していても、なかなか前に進めることができない状況。そんな時は、newjiのコストダウン自動化機能で大きく利益貢献しよう!
(β版非公開)