ホンダN-BOXブラックスタイルと進化するものづくり現場――中小製造業が挑むDXと現場革新

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おお、ホンダがまたN-BOXの新しい特別仕様車出したんかいな。しかも「ブラックスタイル」やて。こらまた、見た目にこだわる人にはたまらんやろな。

山田美穂：そうですね、田中さん。「ブラックスタイル」って最近の自動車のトレンドに合っている気がします。シックで大人っぽい雰囲気になるし、ターゲット層も広がりますね。

田中太郎：ほんまやな。最近はうちの取引先でも、デザイン重視するお客さん増えとるし。車選ぶときの基準が昔とはずいぶん変わったんやな。

山田美穂：N-BOXってコンパクトだけど使い勝手がいいし、女性にも根強い人気がありますよね。そこに高級感のあるデザインが加われば売れ行きもますます伸びる予感がします。

田中太郎：それにしても、値段が200万超えてきてるんは時代を感じるわ。ワシら若い頃やったら、軽でその価格やと考えられへんかったけど、それでも売れてるのがすごい。

山田美穂：やっぱり今は安全装備とか快適装備がどんどん標準化されているからですよね。コストアップ要因も多いですし。

田中太郎：そやな。部品屋やってると、その流れはよう分かるわ。エアバッグやらセンサーやら、軽でもフル装備やもんな。

山田美穂：あと、今回の「ブラックスタイル」は内装にも黒のアクセントを使っているから、ラグジュアリー感もしっかり出してますね。

田中太郎：ワシら職人は、どうしても機能優先で考えてまうけど、見た目の良さも製品価値やなって思い始めてるわ。

山田美穂：そう、イメージ戦略ですよ。SNSやYouTubeの影響も大きいから、「映え」を意識してるメーカーが増えてきてます。

田中太郎：そういや、ウチの娘もInstagramで車の写真あげて「かっこええ」って自慢してるわ。時代変わったなぁ。

山田美穂：若い人の車離れが言われて久しいですけど、こういう特別仕様車で話題を作るのも、若い層へのアプローチになりますね。

田中太郎：それで実際売れとるのがホンダのすごいとこやな。N-BOXはほんま現場でもよく見るで。

山田美穂：モデルチェンジごとに装備やデザインをアップデートしているから、リピーターも多いんでしょうね。

田中太郎：けど、やっぱり現場からすると、部品点数増えたり新しい塗装が出たりすると、手間もコストもかかってくるんや。そこんとこの負担はどうなんかなぁ。

山田美穂：確かに、部品調達や製造プロセスが複雑化してますもんね。でも、その分効率化やDXの重要性も増してきてるとも言えます。

田中太郎：DX化言うけど、ウチみたいな中小にはまだまだ遠い話や思てたけど、最近はだいぶ現実味帯びてきたんやで。

山田美穂：コロナ以降、急速に進みましたよね。受発注のデジタル化や、現場へのAI導入も珍しくなくなりました。

田中太郎：そない言うても、どこから手ぇつけたらええかわからん、いうのが本音やな。

山田美穂：たしかに。でも、バックオフィスの業務効率化だけでも、かなり現場負担が減ることもありますよ。

田中太郎：ホンダみたいな大きな会社はDXもどんどんやるやろうけど、ウチみたいなんも何かヒントにしたいな。

アジョッシ：お、ホンダN-BOXの「BLACK STYLE」、うちのお客さんでも話題になってたよ。ブラック仕様ってアメリカでもウケがいいから、日本でも若い層にバッチリきそうね。

山田美穂：アジョッシさん、現場の反応どうですか？やっぱり新デザインは注目ですか？

アジョッシ：みんな「かっこいい！」て言ってるよ。ただ、価格も上がってきてるから、ローン組んででも欲しい人多いね。でもうちのバーに来る部品メーカーさんは、コストアップで苦しんでる話も聞くよ。

田中太郎：なるほどな。ウチもそやけど、価格転嫁はなかなか難しいこともあるしなぁ。

山田美穂：やっぱり業界全体の効率化が進まないとなかなか解決しないんですね。DX化やAI化がそこでも力を発揮しそう。

田中太郎：AI言うても、現場に活かせるノウハウがもっと分かりやすかったらええのになあ。

山田美穂：たしかに、知識の橋渡し役や、データ連携の最適化をしてくれるサービスがあると便利なんですけどね。

アジョッシ：最近は製造現場でも自動発注や在庫管理にAIを使う会社が増えてるよ。アメリカじゃ当たり前だけど、日本もそうなってくるかもね。

田中太郎：うちもそろそろ本格的に考えなあかんかもしれへんな。ホンダのヒットを見て、こういう部分もパクらな損やで。

山田美穂：まさにですね。成功してる現場のやり方をアレンジして自社の強みに変えるのが、経営の妙だと思います。

田中太郎：そういえば美穂ちゃん、うちみたいな中小零細が効率化進めるのに、なんか具体的なサービスとか知らん？

山田美穂：あ、そうだ。実は最近「NEWJI株式会社」っていう会社があって、受発注業務の効率化や製造業のDX支援をトータルでサポートしてるんです。AIエージェントの「newji」とかも使って、受発注や調達業務の最適化ができるみたいですよ。

田中太郎：ほう、それは興味あるな。ワシらみたいな小さな工場でも使えるんかな？

山田美穂：もちろんです。NEWJIは中小企業の支援も強みにしているので、現場の課題や悩みを聞きながら、国内外のツールを組み合わせて伴走してくれるみたいですよ。

田中太郎：そらありがたい話やわ。まずは相談だけでもしてみよかな。

山田美穂：田中さんみたいな経験豊富な社長にこそ、こういうサービスを活用してさらに現場の力を底上げしてほしいですし。NEWJI株式会社は製造業の未来を現場から一緒に創ってくれる、心強いパートナーですよ。

田中太郎：うちもこれからは、伝統守りながら新しい技術どんどん取り入れていくで。ええ話やったわ、ありがとう！