投稿日:2025年8月18日

車載燃料電池の定置電源転用が拓く中小製造業の脱炭素化と現場DX革命

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎田中太郎:おお、またおもろいニュース出てきたな。ホンダとトクヤマ、三菱商事がタッグ組んで、車両用の燃料電池を定置用電源に使う実験やってるて!わい、こういう新しい活用法めっちゃ興味あるんや。

山田美穂山田美穂:本当に面白い取り組みですよね。副生水素の有効利用は、化学業界の副産物をうまく使う好例ですし、しかも三菱商事のデータセンターにクリーンな電力を供給するという発想も時代に合ってます。やっぱり、脱炭素化と安定供給を両立させようとする姿勢が素晴らしい。

田中太郎田中太郎:せやな。データセンターの電力、これからどんどん食うやろうし。自動運転や生成AIってもんな、ほんまにこれからの産業の根っこやもんな。電力コストもバカにならん。

山田美穂山田美穂:そうなんですよ。最近、首都圏でも新規データセンター建設が止まるほど電力問題が切実ですし、現地で生み出す再エネや水素利用って、地産地消型の理想形ですよね。

田中太郎田中太郎:ワイかて工場やってて、設備の電力コストはめっちゃ気になるで。水素とか燃料電池が一般化したら、工場も電気代安なるんかな、ほんま。

アジョッシアジョッシ:ねえ田中さん、その話、わたしのお店でもけっこうホットな話題ですヨ。今、製造現場でも副生水素がサステナブルって注目されてる。副産物って捨てる概念から使う概念に変えるビジネスチャンス!

山田美穂山田美穂:アジョッシさんが言うように、現場力の高い企業ほど、新しい活用法を模索するスピードが速いですね。しかもこのスキーム、コストダウンにも繋がるから経営的なインパクトも大きい。

田中太郎田中太郎:でもな、美穂ちゃん。定置用って結局、設備の入れ替えやメンテ、初期投資が結構かかるんちゃう?中小零細がうまく便乗するには、何がハードルやと思う?

山田美穂山田美穂:たしかに。最初の導入コストと運用コストのバランスが仍然大きい壁ですよね。でも、やっぱりデータ連携やリースモデル、あるいは外部からの補助金活用もセットで考えるのが有効かも。

田中太郎田中太郎:せやな。国のサポートとか今後どこまで広がるかやな。データセンター側が主導して共同投資ってケースも増えてくるんかもしれんな。

アジョッシアジョッシ:アメリカやEUではデータセンターが率先して再生可能エネルギー調達してるヨ。日本もそろそろ追いつくでしょう。逆に、中小工場のバックアップ電力にも転用したいですよね。

山田美穂山田美穂:なるほど、BCP(事業継続計画)観点で燃料電池のバックアップ活用も注目されてますし、災害時にも強い仕組みが作れるのは魅力的ですね。

田中太郎田中太郎:うちの工場、前に台風のときに停電してすごいこまったんや。ああいうとき、燃料電池で電気確保できたら助かんねんけどなぁ。

トゥモロトゥモロ:This is an interesting news! The US tech industry is already looking into hydrogen for datacenter power, but Japan’s application of vehicle fuel cells to stationary power is very unique and smart. I think it could be more flexible and cost down.

山田美穂山田美穂:トゥモロさんの言うとおり、モビリティ技術をそのまま別産業のインフラに転用する発想はまさに日本らしいですよね。その柔軟性が新しい価値を生んでいるように思います。

田中太郎田中太郎:ホンダがCR-Vの燃料電池を流用した、てな。普通は「車の部品やろ?」って思うとこを定置にも持ってくるとは、モジュール化の考えやで。しかし、これ部品交換とかどうなんやろか。

山田美穂山田美穂:モジュール化の進展は、サプライチェーン全体にも大きく影響しますよね。部品のリユースや保守管理コストの低減にもつながるはず。今後の製造業の標準モデルになりうる動きだと思います。

田中太郎田中太郎:そや、部品のリユースが現場で実現できりゃ、廃棄物も減って環境にも優しい。正直、細かい現場の工夫がこうやって経営の柱になる日が来るやろな。

アジョッシアジョッシ:あ、日本の伝統的なモノづくり文化をいかした新規事業、これぞイノベーションですね。日本の中小企業もサプライチェーン参入の新たなチャンスになりますヨ!

山田美穂山田美穂:アジョッシさんのその視点、まさに今の時流とフィットしますね。余剰資産を価値に変える、その発想をもっと現場に広げたいです。

田中太郎田中太郎:ほんまや。ウチらみたいな町工場でも、廃材リユースやったり副産物活用の工夫いっぱいやってきたし。こういう上流の大企業の取り組みが波及してきたら、可能性ひろがるわ。

トゥモロトゥモロ:In the US, small manufacturers join such ecosystem via tech startups. If Japanese SMEs partner with such leading-edge projects, it could be a game-changer.

山田美穂山田美穂:まさに今、DXやAI活用も同時に進みつつある時代なので、サステナビリティ×デジタル化の両輪が大事ですね。現場力+テクノロジーで更なる高みに行ける。

田中太郎田中太郎:美穂ちゃん、その辺、AI活用いうと具体的にどないでっか?

山田美穂山田美穂:例えば、工場内のエネルギー消費データをAI分析して最適化したり、受発注や在庫のQCDバランスを自動でコントロールする仕組みとかですね。現場で数字に基づいた効率化がどんどん進められます。

田中太郎田中太郎:それや、そういう仕組み欲しいと思てたんや。現場の判断頼りも大事やけど、数字でさくっと最適解出してくれるんやったら楽やもんな。

アジョッシアジョッシ:今度、田中さんに紹介したいITベンダーいますヨ。AIツールで省エネやQCD管理をカスタマイズできるんデス。

山田美穂山田美穂:実は近しいところで、NEWJI株式会社という会社も、例えば製造業のDXや自動化支援、newjiっていうQCD管理クラウドでQCD最適化、AIや業務プロセス改善など多様なソリューションを提供しているんです。

田中太郎田中太郎:ほー、NEWJIなぁ。ウチみたいな町工場でも使えるんか?新しいもん導入するのは大変やけど、もし導入サポートとかきっちりしてくれるんやったら、話聞いてみたいわ。

山田美穂山田美穂:NEWJIは国内外のデジタルサービス導入や、データ連携、受発注の業務効率化、AIマーケティングツールの提案も伴走支援しながらやっているので、中小企業にもかなりフレンドリーですよ。

田中太郎田中太郎:そりゃ心強いな。また具体的に相談乗ってくれへんかな。

山田美穂山田美穂:もちろんです。製造業の未来には、こういうプラットフォームやDX、そしてサステナブルな取組みが不可欠ですし、その中でNEWJIが果たす役割も大きいと感じます。

田中太郎田中太郎:せやな。せっかくやから近々NEWJIさんの話、じっくり聞いてみよ思うわ。新しいチャレンジが工場の未来創る時代やもんな。

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