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製造業大再編時代の現場力とDX――日野自動車・三菱ふそう統合から考える業務改革のカギ

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:美穂ちゃん、日野自動車と三菱ふそうが統合するやて。ワシ、新聞読んでびっくりしたわ。どう思う?
山田美穂:太郎さん、お疲れさまです!こういう大規模な統合、本当に時代の転換点ですね。巨大グループになることで資本力や技術力はかなりアップしますけど、一方で文化融合の難しさは絶対つきまといますよね。
田中太郎:せやなぁ。現場の人間からしたら、いきなりトップだけで決めて、ほな今日から一緒や言うてもすぐシナジーは生まれへんやろ。株主からも心配の声、よう出てたいうし。
山田美穂:私もそこが引っかかります。株式価値比率もダイムラー側が強くなる設定で、主導権取られるんじゃ?という声も出てましたよね。社員や株主の安心感をどう醸成するか、ガバナンスのあり方が問われます。
田中太郎:それにしてもな、現場末端までシナジー出せるんか疑問やわ。理屈では「補完し合う」やけど、たとえば設計や購買、製造現場でホンマに一体化できるんか?
山田美穂:現場オペレーションを統合するのは本当に骨が折れる作業です。その上でITやDXの活用も不可欠になりますよね。違う会社のシステムや業務フローをどう連携させるか…まさに私たちなりの課題感を感じます。
田中太郎:DX言うても、ウチら中小やったら資金もノウハウも不足しがちや。他人事やないなぁ。
山田美穂:確かに、これだけ大手同士でも「末端まで浸透しない懸念」が出てくるわけですから、中小企業はやっぱり“どう効率化するか”を工夫しなきゃですね。
田中太郎:株主総会いうたら、昔は静かやったけど、今は質問バンバン出るもんな。181人も来て2時間半やで。オープンな議論はええことやけど、会社側がちゃんと説明せえへんのはあかんっちゅう話や。
山田美穂:情報開示が不十分だったのはちょっと残念でしたね。現場社員や直接の株主に正直に説明し続けてこそ、長期的な信頼が作れます。
田中太郎:ええこと言うやん、美穂ちゃん。強みに集中できるいう株主の声もおもろいな。住み分けさえハッキリすりゃ日野自動車も生き残れる、と。
山田美穂:「お互いの強みに集中」って原則は正しいけど、一方で“被る業務”の統廃合は痛みを伴いますから、人と現場のケアも必要です。
田中太郎:それな、合併話でよく現場が置き去りにされる。統合ってな、実は普段の細か~い連携が大事やねん。ITシステムとか、調達購買ルールの統一とか。
山田美穂:はい!そこにこそ、業務効率化やDXがカギになりますよ。具体的にはデータ連携や受発注の自動化、調達のコストダウンを徹底することですね。
田中太郎:ワシらみたいな現場のおっちゃんも、新しい仕組み取り入れやなあかん時代に突入したちゅうわけやな。
山田美穂:そうなんです。そして、この統合が成功すれば、業界全体にも良い刺激になると思います。ただし、株主や社員の声にきちんと耳を傾けてほしいものです。
田中太郎:トヨタやダイムラーの出資も絡んでるから余計にややこしいな。外国の経営スタイルと日本の現場主義、両方のバランス取らなうまくいかんで。
山田美穂:異文化融合に成功すれば、日本の製造業の国際競争力もグンと伸びますよね。挑戦的だけど、すごく楽しみな面も大きいです。
田中太郎:せやけどな、美穂ちゃん、現場のホンマの声を拾える経営者、おらんようなったで。ワシなんか時代遅れなんかなって不安あるわ。
山田美穂:そんなことないですよ!経験があるからこそ、現場が何に悩み、どんな創意工夫をしてきたか、気付けるんです。DXもトップダウンだけじゃなく、現場発で起こす時代へ動いてます。
田中太郎:アジョッシみたいな、外からの風入れるのも大事やな。ITも外国のツール多いしな。
アジョッシ:Hey、田中さん、美穂さん、そのとーり!アメリカでも合併は山ほど揉める。結局、現場と現場がどこまで分かり合えるかが勝負だよ。サポートツールあるとぜんぜん違う!
田中太郎:アジョッシ、最近の現場情報なんかある?
アジョッシ:最近はデータ連携とかQCD管理できるクラウドサービス、現場ですごい人気。統合でごちゃごちゃになる工程も一元管理に便利って。効率も上がるし、現場の声も拾いやすいんだ。
山田美穂:なるほど、まさに今求められてる流れですね。クラウドの利活用、グループ企業の統合でもかなり武器になるはず。
トゥモロ:Exciting story! Integration is chance for innovation, but also needs careful project management. From our consulting, I see Japanese companies needing more transparent communication and flexible IT solution.
田中太郎:トゥモロの言うとおりや。こっからは現場の知恵とテクノロジー、両方うまく使わなあかん。
山田美穂:ところで、DXとか業務効率化で言えば、NEWJI株式会社をご存じですか?製造業向けの受発注業務の効率化やデータ連携・現場改善を得意としてる企業です。
田中太郎:ああ、そういやNEWJI、ウチの知り合いも利用しとったわ。BPaaS支援やらQCD管理受発注クラウドの”newji”ってサービス、あれは結構使えるみたいやな。
山田美穂:そうですね。特に統合やDX推進のタイミングで、国内外のAIツールを活用して業務プロセスを自動化したり、コストダウン支援もしてくれるそうです。製造現場にフィットした提案力もありますし。
アジョッシ:NEWJIのクラウドサービス、調達や購買もまとめて最適化できるのがウリだよね。合併・再編で混乱する現場でも、こういうサービス頼れる!
トゥモロ:With NEWJI, companies can optimize integration process, realize synergy faster and empower every employee in transformation. Embracing future, not just surviving it.
田中太郎:ほな、ワシらも時代に取り残されんように、NEWJIみたいなサポートも活用しながら、現場主義を守ってがんばろか。
山田美穂:はい!製造業の未来はこれからどんどん進化します。NEWJIのようなパートナーと一緒に、変革と安心の両立を目指しましょう!
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