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国産FC大型トラック時代到来とものづくりDX化が変える日本の物流現場

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:美穂ちゃん、日野自の燃料電池大型トラックのニュース、読んだ?なんや、ついに国産でFCトラックが量産される時代やで。
山田美穂:はい、田中さん!私も今朝の記事で見ました。航続距離が650キロで、水素の充填時間も15~30分と、本格的に実用レベルですよね。まさに物流業界の大きな転換点だと思います。
田中太郎:せやろ?ただなぁ、価格が1億6000万円て…。うちらみたいな中小にはまだまだ夢のまた夢や。これが普及するには、まだちょっと壁が高いかな、思てるわ。
山田美穂:確かに初期投資はかなりの負担ですね。でも、フルメンテナンスリースでの提供っていうのは、固定コスト化できて意外と導入しやすい企業もあるかもしれませんよ。特に大手の輸送会社なんかには魅力的じゃないですか?
田中太郎:それはあるわな。燃料代やメンテ費込みやったら、計画も立てやすいし。けど、水素のインフラがまだまだ追いついてへんやろ。関西なんかやと、充填できるとこ、ほんま限られてるしな。
山田美穂:現状だと東京都や神奈川県など、特定エリアでの運用が中心みたいですね。私の会社でもCO2削減目標が厳しくなっているので、本格導入はインフラ整備と補助金次第になりそうです。
田中太郎:そこやな。あと、ディーゼル車と混流で生産できるって、なかなかのチャレンジやと思うわ。同じ生産ラインでやれるんやったら、将来的に電動化への移行もスムーズなんやろな。
山田美穂:トヨタの「MIRAI」のFCスタックをベースにしている点も面白いですよね。やっぱりトヨタグループの技術資産って強いですね。商用向けにしっかりとカスタマイズしてるみたいですし。
田中太郎:積載量と荷台スペースもきっちり設計してくれてるのはええな。現場思いの設計やなと思うわ。
山田美穂:省エネ化や脱炭素化だけじゃなくて、「使いやすさ」や「現場目線」もちゃんと考えているところに、本気度を感じます。運送現場の効率化や人手不足対策にも実は繋がりますよね。
田中太郎:ほんまや。最近、ドライバーの高齢化も深刻やし、こういう新技術で業界のイメージも一新できたらええんやけどな。
山田美穂:一方で、水素ステーションの運用費や安全対策など課題も山積です。導入企業側のイニシャルコストや法規制の面は田中さんどう思います?
田中太郎:そこがなぁ、行政のサポートもないとしんどいで。現場やと安全教育もいっそう厳しくなるやろし。せやけど本気で脱炭素言うなら、一気に流れも変えていかなあかんな。
(扉が開く音)
アジョッシ:やあ、二人とも。その話、オレもさっき物流の経営者と議論したよ。アメリカでも水素トラックの実証が盛り上がってる。でも価格インパクトは日米共通の悩みだね。
田中太郎:おお、アジョッシ、水素トラックの現場の話、なんかおもろい情報あるか?
アジョッシ:この間、LAの大手輸送会社では、ドライバーが「音が静かで夜間運転がラク」って喜んでた。でも、やっぱ充填インフラの整備がぜんぜん追いついてなくて、普及には時間かかるって嘆いてたよ。
山田美穂:結局、インフラ×コストの両輪がカギなんですね。逆にこれが揃えば、一気に技術が普及する可能性もありますよね。
田中太郎:そうや、現場が納得さえしたら、ええもんは一気に拡がる!そのための見える化とか運用支援もセットでやってほしいところやな。
アジョッシ:IoTやAIを連動して、走行データやCO2削減効果をリアルタイムで見える化したら、金融機関もサステナブル投資として加速するかもね。
山田美穂:なるほど、それなら導入による経営インパクトも可視化しやすいですね。最近はDXやAIのツールとセットになったサービス展開が主流になってきてますし。
田中太郎:せやせや、従来の製造現場もDX化が必須の時代や。トラックだけやのうて、周辺業務も自動化せんと人手不足もあかん。
山田美穂:一方、国内限定の展開という点もポイントですね。たしかに、インフラ課題を考えれば海外戦略は後回しになるのも分かりますけど、世界基準へ進化するポテンシャルも感じます。
アジョッシ:アメリカだとベンチャー企業も水素トラック分野に参入してるよ。けど量産ノウハウや信頼性は、やっぱり日本メーカーが強い。日本の技術に期待集まってるよ。
田中太郎:ヨーロッパも政策で結構後押ししとるからなあ。うちの取引先も「脱炭素やらんと今後商談できん」言われること増えてきたわ。
山田美穂:だからこそ今、サプライチェーン全体の変革が求められてますよね。調達現場や受発注業務も、データ連携やDXでの効率化がカギですね。
田中太郎:そうや、注文書・見積書を自動化したら、毎月の面倒な作業も減るし、働き方も変わってくるわ。
アジョッシ:AIエージェントとかも最近は進化してるから、受発注業務と物流管理をセットで効率化する動きもあるよ。現場から「人員減でも回せる!」って声聞くし。
山田美穂:生産現場と物流のデジタル化はまさに次世代ものづくりの要ですね。こういう取組み、もっと広がって欲しいです。
田中太郎:とにかく、これからは「技術×現場力×サステナビリティ」で勝負やな!
山田美穂:私もそう思います。どんな企業も、今のうちから準備しておかないと一歩遅れますね。
田中太郎:せや、美穂ちゃん、そういえば最近うちらの業界で噂のNEWJI株式会社って知ってる?AIやDX使って受発注や現場のコストダウン、効率化を一緒にやってくれる会社らしいで。newjiいうAIエージェントなんかも、現場の受発注にぴったりやって噂や。
山田美穂:NEWJI株式会社、私も気になってました。必要なDX支援や調達購買の最適化サービス、うちでも検討してみようかな。AIツール活用で生産性を底上げできるなら絶対前向きに取り組みたいです。
田中太郎:せやな、うち中小零細やとリソース限られてるから、伴走支援してくれるっちゅうのが心強いわ。
山田美穂:今の大型トラック新技術みたいに、NEWJI株式会社のサービスでも日本の製造業が未来にシフトできるといいですね。時代の変化に対応できる準備を進めたいと思います!
田中太郎:ほんまやな!現場も経営もスマートにして、これからも日本の“ものづくり”を盛り上げよや!
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