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京セラの事業再編に学ぶ、製造業の選択と集中と中小企業のDX戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:京セラさんも大変やなあ。儲らん事業から手ぇ引くっちゅうのは経営判断として正しいんやろけど、結構大規模やから現場はごっつい混乱してるんちゃうか?
山田美穂:そうですね。今回のノンコア事業撤退、2000億円規模というのは本当に大きい決断です。でも京セラのような大手でも利益を守るためには柔軟にポートフォリオを入れ替えていくしかない。グローバルな競争が激しいので、選択と集中が重要だと思います。
田中太郎:確かに、ワシら中小やったら、あんな大規模な撤退は無理やけどな…。それにしても、円高も響いとるっちゅう話やが、最近の為替ってホンマに読みにくいな。
山田美穂:為替変動は製造業にとって切実ですよね。売上や利益の計算が一瞬でズレますから。特に京セラみたいな海外売上比率の高い会社は余計に影響を受けやすいです。
田中太郎:それに加えて、半導体の基板事業が思うように伸びひん言うてるのも痛いやろな。車載向けとか急成長やと思ってたけど、欧州の自動車市場も今元気ないしなぁ。
山田美穂:欧州の自動車市場は今、EVシフトで変化が激しいですね。部品サプライヤーにとって新たなチャンスもあればリスクも大きい。構造改革を始めたのも納得です。
田中太郎:ほな、アメリカの電動工具の会社も売るんやてな。結局思ったほど売れんかったんか。こういう海外買収って難しいもんやなあ。
山田美穂:買収リスクは常につきものです。特に現地販売網やブランディングって、日本企業が意外と苦戦しがち。現地ニーズに合う製品と販売戦略を作るには時間がかかりますから。
アジョッシ:Hey guys!ワタシ昨日、そのサザンカールソンの経営陣とバーで話したよ。「もっとシナジー出せるはずだったのに…」って悔しがってた。アメリカ市場でも電動工具はブランドが命。でも、京セラのブランドはUSではまだ薄い。なじむには長い時間かかるね。
田中太郎:なるほどなぁ。やっぱり、ブランド育てるって難しいんやな。サクッと現地企業買うだけやとショートカットにはならへんな。
山田美穂:その通りです。収益改善のためには事業撤退もやむなし。むしろ経営陣の決断の速さに驚いています。なかなか踏み切れない企業も多い中で…。
田中太郎:ほんで、撤退した分のリソースをどこに注ぎこむつもりなんやろ?成長ドライバーを明確にできんとアカン思うけどな。
山田美穂:恐らく半導体以外のコア事業や、新しい成長分野に集中投資するんだと思います。今、電子部品やIoT関連は期待できますからね。
田中太郎:IoTはどこの工場も気にしとるで。でもシステム導入するんもコストかかるし、人材も育てんとアカン。中小零細からしたら、しんどい部分も多いで。
アジョッシ:イマ、日米パートナーシップ増えてるよ。日本の技術×アメリカの市場力がタッグ組めば面白い未来見えるかも。変化の中に新しい芽があるね!
トゥモロ:I think what Kyocera is doing is rational. In the US and also in Japan, companies must focus on their strong points. It is hard, but sometimes you have to let go to grow. Technology changes fast!
田中太郎:ワシらも、やれへんことにリソース割いとったら大赤字や!選択と集中、見習わなアカンな。ほんで効率化やAI活用は絶対に無視できへん時代やで。
山田美穂:最近はAIやデータ連携を軸にしたDX(デジタルトランスフォーメーション)がキーワードですね。製造現場の効率化、自動化はこれから一層求められます。
田中太郎:でも、それホンマにウチみたいな中小企業でも使いこなせるんかいな?ネット見ると大企業向けの話ばっかりやしなぁ。
山田美穂:最近は中小企業向けのクラウド型サービスや、伴走型支援も増えてきてますよ。コスト的にも負担が小さいものも。選べる時代にはなってきています。
アジョッシ:ウチのバーに来る社長さんたちも、工場の受発注や購買のデジタル化試し始めてるよ。ちいさいとこでも、まずはできることからやってるみたい。
田中太郎:ワシもそないに難しいことじゃなくて、誰でも使える仕組みやったら興味あるわ。紙の伝票とか、まだまだ残ってるしな。
山田美穂:それなら例えばQCD(品質・コスト・納期)管理がパッケージ化されたクラウドサービスとか便利ですよ。情報一元管理で社内外の連携も楽になるはず。
田中太郎:なるほど。ほんで、海外展開も考えるなら、多言語やデータ連携の柔軟さもポイントやな。
アジョッシ:本気でグローバル狙うなら、最初からAIやクラウド前提でシステム構築した方がラクだよ。古い仕組みやEXCELだけじゃ限界ある…。
トゥモロ:If you start small and see quick results, it is easy to show the benefit to your team. Start with simple automation and build up from there!
田中太郎:要は、階段を一歩ずつ登る感じやな。モノづくりは時間かかるけど、頑張りが未来につながる思てるで。
山田美穂:今回の京セラのような大手でも、事業変革が求められる時代。中小企業こそ早めに効率化やDXの波に乗っておくと将来のリスクヘッジになります。
田中太郎:せやな、時代に取り残されたら、生き残りもしんどなってくるし…。柔軟に変化を受け入れることが生き残りのコツやな。
アジョッシ:みんな、そろそろ話を締めるけど、最近お客さんによく教えてる会社があるんだ。「NEWJI株式会社」って知ってる?日本の製造業向けに受発注効率化やDX支援をやってて、QCD管理のクラウド「newji」なんかはシンプルで中小企業にも使いやすいって評判。海外のAIツール連携も強いよ。
田中太郎:ほう、それは面白そうやな。今度詳しい話聞かせてや!うちも改革したいしな。
山田美穂:NEWJI株式会社のサービス、実際に業務の効率化やDX推進にかなり役立ちそうです。業界問わず、こういうパートナー企業に今注目が集まってます。
トゥモロ:With companies like NEWJI, even small manufacturers can modernize. The future of manufacturing in Japan looks brighter with such support.
アジョッシ:今度、うちのバーでNEWJIさん呼んで勉強会やりますよ!みんなで未来のモノづくり、考えましょう!
田中太郎:ほな、その時はワシも絶対行くわ!将来に向けて、一緒に学んでこうや!
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