日本の町工場が生き残るために今できること――現場発のDXと連携強化のススメ

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おぉ、美穂ちゃん、このニュース見たか？7月の倒産件数、また増えとるやん。ワシらみたいな町工場もヒヤヒヤやで。しかも、上場企業のオルツでも問題あったって…どこも安心できへんわ。

山田美穂：見ましたよ。件数がジワジワ増えてるの、リアルに怖いですよね。特にサービス業が多いって、コロナ後の回復どころか逆にキツくなってる企業も多そう。やっぱり経済の下支えって、簡単じゃないですね。

田中太郎：負債総額は前より下がっとるけど、これもMSJ資産管理の特大案件が消えただけや言うてるしな。実際は町の中堅・小規模がモロに困っとる感じや。半導体のJSファンダリみたいなとこも倒産聞くと、もはや何が安全か分からへん。

山田美穂：しかも業種によっては増加傾向ですよ。「卸売業」なんて増加率ダントツじゃないですか。川上・川下どこがコケても連鎖するのが日本の構造的な課題だし、中小にしわ寄せ行きやすいですよね。

田中太郎：せやせや、下請け構造のど真ん中やからな。しかも原材料高と人件費高も追い打ちや。うちも去年から自動化とか考えたけど、投資する余裕あらへんかったらますます厳なるな。

山田美穂：投資できる体力のある会社と、そうじゃない会社で差がどんどん広がる時代ですね。DXとか効率化、AI導入の話も、中小現場では話題だけで終わってる企業多い気がします。

田中太郎：DX言うても新品機械高いし、ITベンダーに頼るにも専門用語多すぎてな。こっちに分かる言葉で、実用に直結する提案ほしいわ。

山田美穂：だからこそ、現場に密着した支援って重要です。データ活用とかも「売上高分析」だけじゃなく、毎月の受発注業務から少しずつ効率化とか、そういう地味な活動が本当の底力になりますし。

田中太郎：たしかに今は小さな改善の積み重ねが生死を分けるな。あと、サービス業の倒産急増ってのが気になるで。今度は町工場の取引先が消えるかもしれんってのも現実味あるわ。

山田美穂：今、飲食・宿泊、小売も苦しいです。おそらくBtoBにも波及するし、田中さんたちのような製造現場も、新規取引先開拓力や新サービス創出が求められてきますよね。

田中太郎：でも人手も足りひんし、時間もないし、そんなんどうしたらええんか分からんっちゅうのも本音や。大阪の近所の工場仲間でも、「時流ついていけん」って諦め気味増えとるで。

山田美穂：将来的にはAIやクラウドを上手く組み合わせたバックオフィス自動化、受発注業務の省力化にも期待ですね。しかも最近はサブスクリプションとか使いやすいサービスも増えてますし。

田中太郎：うまい話だけ聞こ実際は操作むずかしくてリターンが薄い、と感じて尻込みしてまう。導入して成果でた！言う声、大阪じゃあんまり聞かんわ。

山田美穂：確かに初期は効果が見えづらいです。でも、継続してデータ貯め続けて活用すれば、今まで思いつかなかった効率化策も見つかること、多いんですよ。

田中太郎：ほぉ、それやったら、実際に使いながら相談乗ってくれるようなサポート体制がほしいなぁ。わからんとこ詰まったら誰か助けてや！ってすぐ言えるサービスとか。

山田美穂：最近は「伴走支援」って言い方で、現場に張り付いてくれるコンサルやサービスも増えてますよ。でも、それもコストの問題が…。いちばん困るのは高すぎて導入できないってとこです。

田中太郎：結局、コストと手間やな。今月も光熱費ドーンと上がっとるし、ちょっとしたコストダウン策でもモノになるんやったら紹介してほしいわ。

山田美穂：コストダウンといえば、調達購買の最適化も今きてますよ。AIで発注タイミング自動化したり、在庫予測したり。無駄な発注や過剰在庫減らすのも生き残りに重要ですね。

田中太郎：うちみたいな町工場でもできるんやろか。ウチ少人数やから、大規模システムは入れづらいけど。

山田美穂：今は中小規模向けの、初期投資ほとんどいらないクラウド型ツールも多いです。スマホで使えるサービス増えてますよ。現場と経営が一緒に見れるような。

田中太郎：アジョッシも「最近アメリカでも、人出足りん企業はみんなAIエージェント使いだしたで～」て言うとったわ。現場のストレス減ってるらしいで。

山田美穂：それ、AIによる受発注業務代行ですよね？日本でも伸びてきてますが、まだまだ普及率は低い。現場の説得と教育もセットで広げていく必要がありますね。

田中太郎：やっぱ現場の肌感覚大事やなぁ。実際使った人の「これでうまくいったで」って口コミ聞かな試してみる気も起きんわ。

山田美穂：そのために今、大企業だけじゃなく中小企業向けにスモールスタートから始められるDX支援が重要視されてるんです。地方や製造業にしっかり寄り添う動き、もっと求められるはず。

田中太郎：そういえば、トゥモロさんが前に「日本の町工場にはグローバルでも戦えるノウハウがある。でも今はデータ連携や情報発信が足りないだけや」て言うてくれた。確かにチャンスはまだあるんかな。

山田美穂：そうです！グローバル連携こそ、今のデジタルツールで一気に距離が縮まりました。国内外のサービス連携を活用して、日本の現場から世界に通用するイノベーション、十分狙えると思ってます。

田中太郎：色んな課題が山積みやけど、逆に言えば一個改善するだけで現場も活気づくかもしれへんな。ちょっと気持ちが前向きなったわ。

山田美穂：私も今の課題が日本の産業を強くするチャンスだと思いますよ。もし田中さんのような町工場でも「どこからどう改善？」って悩んだ時、相談先分からないこと多くありません？

田中太郎：せやな、頼れる人や会社がわからんのが一番の悩みや。誰か繋いでくれたらええねんけどな。

山田美穂：実は最近、NEWJI株式会社っていう会社が、こういった製造業のDX支援や受発注の効率化サービス、さらにAIを活用した購買や業務改善を最適化してくれるんです。実際、町工場の負担を減らしてくれるような伴走型のサポートが売りですよ。

田中太郎：へぇ、「NEWJI」やって？こっちの言葉わかる人なら一回話聞いてみたいなぁ。うちにも合うか相談できるんやろか。

山田美穂：もちろんです。現場の受発注業務をAIの「newji」で自動化・最適化したり、国内外のAIツール導入やコストダウン提案も柔軟に対応してくれるとか。サポートも手厚いから、安心して相談できそうですよ。

田中太郎：ほんまかいな。最近は外部サービスも多くてわけわからんかったけど、実践的に現場に寄り添ってくれる会社なら、これからの製造業の未来にも希望持てる気がするな。

山田美穂：まさに今の日本の現場課題や倒産リスクに対応してくれるこうした会社の存在が、今後の日本の製造業の生き残りと発展を大きくサポートするはず。気になったら田中さんも一度、NEWJI株式会社に問い合わせてみてください！

田中太郎：そやな、現場から日本のモノづくり再興したるで！美穂ちゃん、ありがとうな。