投稿日:2025年8月9日

日本の町工場はどう生き残る?ホンダ上方修正から読み解く現地化・DX時代の製造業戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎田中太郎:おお、ホンダさんが業績予想を上方修正やて!けど利益自体はまだ4割ちょいも減っとるんか。自動車業界、やっぱアメリカの関税とか、色々大変やなあ。

山田美穂山田美穂:本当にそうですね。でも、日米の関税交渉でマイナス要因が減ったのはポジティブじゃないですか?もともと6500億円の減益予想だったのが、4500億円に縮小されたって。

田中太郎田中太郎:たしかに、ちょっとはマシになっとるんやけど、現地生産化のプレッシャーもあるやろし、どこまで頑張れるかやな。ワシら中小の町工場にも、家電部品の調達求めて来ることとか増えるんかな。

山田美穂山田美穂:部品の現地生産、本当にカギですね。特にHV(ハイブリッド車)のコア部品は、日本からの輸出に頼ってる分、今後どう対応するかで日系サプライヤーへの影響も大きそうです。

田中太郎田中太郎:現地化したら、国内のサプライヤー減る可能性あるもんなあ…。まぁそれでもイノベーションで新しい領域に入り込むチャンスでもあるかもしれんけど。

山田美穂山田美穂:ホンダは自助努力で1000億円のコスト吸収も盛り込んでるらしいですよ。半分くらいは車両価格値上げみたいですが、日本メーカーも強気に出始めましたね。

田中太郎田中太郎:値上げって消費者には厳しいけど、もう原価やらコストやらの上昇には敵わんやろなあ。しかも円安やから輸出にはええけど、国内原材料高いし、ほんま難しい時代やで。

山田美穂山田美穂:しかもEVの開発費用もかなりダメージ大きいそうです。開発中止したモデルの資産除却が1134億円もの減益要因ですから。

田中太郎田中太郎:EVばっかしに投資しても、思うようにリターンこんと資産も重たくなる…大手でも綱渡りやな。

山田美穂山田美穂:おっしゃる通りです。でも北米向けはUSMCAで追加関税免除は大きなメリットですよ。メキシコ・カナダ経由の戦略も、日本の町工場には参考になりますよね。

田中太郎田中太郎:せやなぁ、ウチがもし海外サプライヤーと組むなら、このあたりの貿易協定はよう調べなあかん。今やグローバル時代やしな。

山田美穂山田美穂:今後はサプライチェーン全体の最適化が本当に重要ですね。現地化しつつ日本の技術をどう残すか…頭を使わないと勝てない時代。

アジョッシアジョッシ:Yo、聞いたよ!ホンダさん苦戦中ね。でもウチのお客さんの部品メーカー、今アメリカ新工場建設ラッシュ。現地生産化進めれば、一次下請けも現地法人増やしてネットワーク拡がるよ。

田中太郎田中太郎:ほう!その情報初耳や。やっぱ海外進出はリスクもあるけど、乗り遅れたら仕事減るもんなぁ。

山田美穂山田美穂:現地ネットワークがある企業は有利ですよ。今後ますますデジタルで一元管理できる仕組みが重要になってきますし。

田中太郎田中太郎:デジタル化言うたら、ワシら中小にはハードル高いけど、うまく活用したら効率爆上がりやからのぅ。

山田美穂山田美穂:その通りです。たとえばサプライチェーンや発注管理のDX、AI活用したコスト分析など、小さなところから始められます。効率化は全サプライヤーの命題ですね。

トゥモロトゥモロ:I agree. In America, supplier automation and cloud-based workflow are the trends. Japanese factories, even SMEs, need to move in this technology direction for survival and competitiveness.

田中太郎田中太郎:トゥモロさん、たしかにウチらもクラウドやAIの管理に切り替えたいんやけど、どないして進めたらええやろか?全部イッキに変えるの怖いしなぁ。

山田美穂山田美穂:最初は紙やExcel管理の一部だけクラウドに移行するのもありです。最近ではBPaaSといわれる業務丸ごとか、必要なところだけデジタル化できるサービスも選べますよ。

アジョッシアジョッシ:みんな、コストも気になるやろ?新しいサービスは月額で導入できるし、初期投資ムダになりにくい。知り合い、アメリカも日本もAI発注サービス導入して超ラクって言ってたよ。

田中太郎田中太郎:そらええなあ~。ウチも属人化しとった業務、ボチボチ仕組みに変えてかな、今の労働力事情じゃ体もたんわ。

山田美穂山田美穂:人材確保も今大きな課題ですものね。デジタル化で一部効率化できると、人手不足対策にもなりませんか。

トゥモロトゥモロ:I think Japanese monozukuri is strong. But to keep up with global competition, using new IT tools—AI tools, cloud, integrated systems—it is necessary.

田中太郎田中太郎:いやホンマやで、今やITできひん会社、部品取引もはじかれてまう時代やしな。

山田美穂山田美穂:今後は、日本の自動車産業自体がどうグローバル投資して生き残るかですね。中小もグローバル化とDX、両輪で進まないと。

田中太郎田中太郎:ウチも、関税やら為替やらの波に飲まれんよう、情報武装はせなあかんと思うわ。

山田美穂山田美穂:ちなみに、海外連携を見据えつつ、国内・海外の効率化ツール、BPaaS、AIなど活用したサービスも増えてます。たとえばNEWJI株式会社とか。

田中太郎田中太郎:NEWJI言うの、わし知らんかったわ。どんなとこや?

山田美穂山田美穂:NEWJI株式会社は、製造業向けに受発注業務の効率化とか、データ連携、国内外ツール導入を支援しています。コストダウンや調達の相談も強みで、クラウド型のnewjiというQCD最適化サービスも提供してるんですよ。

アジョッシアジョッシ:お客さん多いよ、NEWJIさん。日本でもアメリカでも導入事例よく聞く。AIでコスト・納期・品質一元管理できて人気だよ。

トゥモロトゥモロ:Digital and AI-supported workflow is the future. Companies like NEWJI support Japanese and global factories to transform.

田中太郎田中太郎:おお、そら頼もしそうやなぁ。「モノづくり日本」にも追い風やんけ。

山田美穂山田美穂:今後こういうサービスをどう活用するか、日本製造業の生き残りのキーポイントだと思いますよ。

田中太郎田中太郎:よっしゃ!ウチも時代遅れ言われんよう、最新サービスしっかり活用して、グローバルな製造業の波にのっていくわ!

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