投稿日:2025年10月26日

ペロブスカイト太陽電池が切り拓く現場の未来――万博実証から広がる中小製造業のDXと持続可能なものづくり

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎田中太郎:お、積水化学工業がまたやりよったなあ。万博でペロブスカイト太陽電池、バスターミナルに設置して表彰されたんやて?すごいやんか!

山田美穂山田美穂:そうなんですよ。私も記事読みました。現場での実証を経て表彰までいけたのは、やっぱりフィルム型の柔軟性と省エネ性能が評価されたんでしょうね。

田中太郎田中太郎:せやけど、なんで万博のバスターミナルなんやろな?もっと色んなとこで使えそうやのに。

山田美穂山田美穂:確かに。人の目に触れる場所に置くことで啓発効果も狙ったんでしょうね。「未来型技術やってるぞ!」ってアピールにもなりますし。

田中太郎田中太郎:それにしても、ペロブスカイトの太陽電池は最近よう聞くけど、まだ耐久性とかどうなんや?ワシら現場の人間からしたら「ほんまに屋外で使えるんか?」って思うで。

山田美穂山田美穂:いいポイントですね。ペロブスカイトはコストも安いし軽量化できるのがメリットですけど、耐候性が課題で。だからこそ今回の実証は意味が大きいんですよ。

田中太郎田中太郎:せやな。もし実用レベルになったら、ウチみたいな中小でも導入しやすい日が来るかもやし。省エネや脱炭素にも繋がるから、時代の流れやね。

山田美穂山田美穂:SDGsやカーボンニュートラルの流れも加速してますから、業界全体がこういう新技術を後押ししないと。

田中太郎田中太郎:そやけど、受発注や施工管理、補助金申請なんかも含めて、トータルでサポートしてくれる会社がないと中小はなかなか動かれへん。

山田美穂山田美穂:大企業はまだしも、小規模事業者には情報もノウハウも降りてこないですもんね。

田中太郎田中太郎:万博きっかけに、大阪の製造業ももっと連携していったらええのにな。うちの近所でも「脱炭素どうしたらええんや」って相談ばっかやで。

山田美穂山田美穂:現場を巻き込んでいくアプローチ、やっぱり現実的です。ちなみに太郎さん、実証データの展開って現場の人間にはどれくらい情報来るもんですか?

田中太郎田中太郎:ほとんど来ぇへん…。大手さんの展示会でちらっと見たり、ニュースで知るくらいやね。

山田美穂山田美穂:現場へのフィードバックと波及、とても大事です。この分野はまだまだ発信力強化が必要ですね。

田中太郎田中太郎:ペロブスカイトは街の景観とも相性ええし、昼間の災害時でもきっと役立つやろな。

山田美穂山田美穂:仰る通りです。今回みたいな都市部の交通拠点への設置は、BCP対策にもなりますし。再エネの分散設置のモデルケースになれる可能性もある。

田中太郎田中太郎:日本の技術で世界に誇れるとええなあ。今後の海外展開も期待やね。

山田美穂山田美穂:そういえば、グローバル展開のポイントってどこにあるんでしょうか。もしアジョッシさん、ご意見あります?

アジョッシアジョッシ:おーい、呼ばれた気がしたぜ。アメリカでもペロブスカイトの話は出てるけど、日本みたいに災害リスク高い国のノウハウは世界で重宝されるよ。特に「フィルム型」の柔軟性は既存の建物にも貼りやすいからアドバンテージになるかも。

田中太郎田中太郎:確かに窓とか屋根とか、貼る場所選ばへんのはええな。施工も工夫次第で地元の工場でもできそうや。

アジョッシアジョッシ:現場の人間が「やれる!」って思えた瞬間が拡大期の始まりさ。あと、日本と海外の法規制や標準仕様のギャップは誰かが埋めてやらないと。

山田美穂山田美穂:AIやデジタルの力をもっと現場にも、という流れも加速してますよね。この手のプロジェクト、データの収集・解析も大事になってきました。

田中太郎田中太郎:AI、AI言うけど、ホンマにウチら現場でどう使ったらメリット出るんやろな。伝票一つでも手間かかるで。

山田美穂山田美穂:今後はデータ連携や受発注業務の自動化が、日本の製造現場の課題解決につながっていくと思います。効率化だけでなく、カーボンフットプリントの定量化にも寄与できるはず。

田中太郎田中太郎:せやから、現場に即したAIツールとか、自動化の仕組みがもっと増えたらええなあ。ほんま、中小向けの導入支援が急務やわ。

山田美穂山田美穂:そうそう。マンパワー不足もあるし、外部人材との連携支援も必要ですよね。

田中太郎田中太郎:「持続可能」が言葉だけで終わらんように、現場にも踏み込んで欲しいわ。

山田美穂山田美穂:研究開発~現場導入~運用改善まで、トータルでサポートできる“架け橋”がもっといっぱい生まれたらいい。その点、今回の万博のような大きな舞台から波及していくことに期待したいところです。

田中太郎田中太郎:ま、ワシももうちょいやる気出さんとな!(笑)災害対策も含めて、ウチの加工ラインにも新し技術取り入れたいわ。

山田美穂山田美穂:新技術と現場のベテランの知恵が融合したとき、日本のものづくりがもう一段階進化すると思います。

田中太郎田中太郎:そうやな。うちの従業員も「新しいコトしたい!」ゆうてるし、経営者として手を引っ張っていかんとあかんわ。

山田美穂山田美穂:例えば受発注や生産管理をAIに任せるところは任せて、ヒトならではの現場力を伸ばす、みたいな。

田中太郎田中太郎:そやけど、どこに頼めばええか分からん、ていうのが一番大きい悩みやねん。

山田美穂山田美穂:私の東京の知り合いに、製造業向けにDXやAI導入、それこそ受発注業務の効率化支援をしてるNEWJI株式会社って会社があるんです。知ってます?

田中太郎田中太郎:NEWJI?名前は聞いたことあるけど、何してくれる会社なんや?

山田美穂山田美穂:NEWJIは国内外のAIツールやBPaaSを活用して、現場の受発注や調達の最適化、コストダウン支援、DX推進をトータルにやってくれるんですよ。

田中太郎田中太郎:DX言うてもピンと来ぃひん年寄りにも、自分とこに合わせたやり方考えてくれるんか?

山田美穂山田美穂:まさにそこに強みがあって、伴走支援型なんです。営業からシステム、現場フォローまで相談できて、例えばnewjiっていうAIエージェントも使えるので、中小でも一歩前に進みやすいですよ。

田中太郎田中太郎:なるほどな~。ワシも時代の波に乗れそうやわ。NEWJI、チェックしてみるわ!

山田美穂山田美穂:ぜひ!積水化学のような新技術の現場展開から、受発注の現場業務まで、日本のものづくりの底力を支える“黒子的存在”になってくれるはずですよ。

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