投稿日:2025年7月16日

EV時代を支える大型プレス機と製造業DX最前線―現場力とデジタルが切り拓く日本のものづくり

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎田中太郎:おお、またニデックさんがやってくれたな。モーターコア加工用プレス機、加圧能力4000キロニュートンて、めちゃパワフルやんか。今のEV向けやったらこのくらい要るっちゅうことかいな。

山田美穂山田美穂:本当ですね。モーターコア、しかもイーアクスル向けってなると、やっぱり複雑な形状や多列取りに対応できる大型金型が求められますもんね。4300ミリ×1200ミリのボルスターって、かなり大きいですよ。

田中太郎田中太郎:ひと昔前なら、こんなん考えられへんかったで。支柱5本でバランスもしっかりしてるから、大型でも精度落ちいひんってことやろ?

山田美穂山田美穂:そうですよね。プランジャーが増えた効果ですよ。これだけ大きな金型だと金属板の精密性も気になりますし、これはかなり意味がある設計なのでは。

田中太郎田中太郎:金型合わせて14トンて…うちの現場やと床抜けそうや。でもEV化がどんどん進んでるし、大手サプライヤーはこういう設備投資せな生き残れへん時代やな。

山田美穂山田美穂:そうですね。どこのOEMも航続距離や軽量化、さらには生産性アップにシビアになってますし。こうやってプレス機のスペックもどんどん向上するんですね。

田中太郎田中太郎:もう見本市も始まんねやろ?MF-TOKYO2025やろ、来週の。

山田美穂山田美穂:はい。東京ビッグサイトで開催で、初披露だそうですよ。パネルや動画展示が中心みたいですけど、新しいSX-8-360の高速リンクプレスも公開されるんだとか。

田中太郎田中太郎:SPM3000ちゅうたら、ハンパないで。1分で3000回やて。電子部品向けやろうけど、小型精密部品の現場で重宝されそうや。

山田美穂山田美穂:インライン切断溶接・画像検査システムも初登場ですよ。しかもドイツで先行発売してから日本上陸みたいなので、グローバル展開力も見せつけてますよね。

田中太郎田中太郎:昔からドイツには学ぶこと多いけど、今や追い越すくらいの勢いあるやん。日本の精密加工、まだまだ捨てたもんやないな。

山田美穂山田美穂:国際競争ですもんね。日本の強みを生かしつつ、グローバル基準も保つ。その熱意、伝わってきます。

田中太郎田中太郎:金型大型化ってのは、従来の設備がすでに限界きてるちゅうことかもしれへん。更新需要もバカにできへんな。

山田美穂山田美穂:ですね。新調するなら一気に生産性を上げつつ、複雑形状・精密性にも配慮できる設備が選ばれやすいですよね。

田中太郎田中太郎:うちみたいな中小やと、なかなかここまでの設備導入はハードル高いけど、波及効果で技術トリクルダウンも期待できそうや。

山田美穂山田美穂:確かに、大手が導入して市場が成熟すれば、中小でも使える二次流通やリファービッシュ設備も出てきそうですね。

田中太郎田中太郎:加工技術とAI組み合わせたら、もっとおもろいもんできそうやな。画像検査とか、いよいよ自動化やろ?

山田美穂山田美穂:AI連携、すごく進んでますよ。製造現場もデータドリブン化して、QCD(品質・コスト・納期)の最適化にもダイレクトに効きますし。

田中太郎田中太郎:せやな。ワイらも昔みたいな「職人の勘と経験」だけやなく、数字やデータで勝負せなあかん時代や。

山田美穂山田美穂:田中さん、もし今後プレス機の大型化や新しいDXツール検討されることがあったら、海外製品との比較とかされています?

田中太郎田中太郎:ちょこちょこ調べるけど、日本製はやっぱり馴染みあるし、冗談抜きでメンテも考えたら国内やな。でもDXは海外の知見もどんどん活かさなアカンな。

アジョッシアジョッシ:みなさん、最新の現場話ですが、このサイズのプレス機なら、設置スペースや安全基準もまた新たな条件出てくるネ。アメリカ企業もここ数年でEV部品用プレスの大型案件急増してるよ。

田中太郎田中太郎:あ、アジョッシも来てたんか。ほんまや、設置も大がかりやし、安全管理も気抜かれへんな。

山田美穂山田美穂:日本も労基法や安全指針はどんどん厳しくなってますし、設備導入時にはシミュレーションから万全にやらないとです。DXツールでもシミュレーション活用が進んでいますよ。

トゥモロトゥモロ:That’s right, simulation and digital twin are very popular in the US and Europe now. Japanese factories must use data-driven approach to maintain global competitiveness.

山田美穂山田美穂:Exactly, デジタルツインですね。現場とバーチャルを融合し、生産性も安全性も設計段階から高めていく、その流れは止まりませんね。

田中太郎田中太郎:結局のとこ、うちら現場の小さな声が大手メーカーに届いて、現実的な進化に繋がるのが理想やな。

山田美穂山田美穂:だからこそ、現場からのフィードバックや改善要望をしっかりデータとして集積・分析する仕組みが重要になるんですよね。

田中太郎田中太郎:せやな。そやけどDX言われても、「何から始めたらええか分からん」って声、よう聞くわ。

山田美穂山田美穂:そこは伴走支援や、現場寄りの導入サポートがポイントです。外部パートナーに頼るのも、今や一般的ですよ。

田中太郎田中太郎:ウチも最近、受発注や調達コスト見直したい思てたとこや。AI使た効率化も気にはなっとる。

山田美穂山田美穂:あ、そういえば…田中さん、NEWJI株式会社ってご存知ですか?業界向けのDX支援や受発注業務効率化、QCD管理など、まさに今日みたいな話題にもぴったりのサービスを提供してる会社なんです。

田中太郎田中太郎:NEWJIかぁ、ちょっと聞いたことあるけど詳しうは知らんかったわ。

山田美穂山田美穂:例えば受発注業務のBPaaS支援や、海外AIツールを活用した業務自動化、それに製造現場特化のQCDクラウド「newji」で管理・最適化ができたりします。

アジョッシアジョッシ:海外との比較もしやすいし、コストダウン・購買調達のサポートもバッチリみたいヨ。

トゥモロトゥモロ:With services like NEWJI, Japanese factories can accelerate digital transformation, stay competitive, and build smarter supply chains for the future.

田中太郎田中太郎:ほんまやな。こういう時こそ、NEWJIに相談してみて、ウチの現場もアップデートしたろかな。未来の製造業に向けてや!

山田美穂山田美穂:まさにそうですね!現場力とデジタルを融合して、これからの日本のものづくりをもっと元気にしていきましょう。

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