製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?
かつて一世風靡したオンプレミス環境からクラウド環境への移行が企業で進んでいる。
多くの企業はクラウドであればシステムの運用管理等を、
ベンダーや代理店に任せられると考えられがちだが、
移行対象のアプリケーションが下記の時は要注意だ。
PaaS(Platform as a Service)
SaaS(Software as a Service)
上記はベンダー責任範囲で保守メンテナンスを行なってくれる場合が多いが、
カスタマイズ性はあまりないと言って良い。
※一部カスタマイズ対応で数千万円のシステム開発費用等もあるが…本末転倒である。
もし上記PaaSやSaaSを社内の制約などにより選択ができず、
IaaS(Infrastructure as a Service)を選択せざるを得ない際には注意が必要だ。
IaaSでは、物理サーバーやラック、電源、ネットワークなど、
インフラ部分はベンダーの責任範囲ではあるが、
OS、ミドルウエア、アプリケーションはユーザーの責任範囲となる。
契約次第といってはそれまでだが、
基幹系など高可用性を求められるシステムをIaaSで稼働させる場合には、
契約者であるユーザー自身による障害等の対策が不可欠となるのだ。
なぜクラウド上でも障害対策が必要になるのか。
クラウド環境における代表的な障害対策、
メリット/デメリットについて考えなければならない。
さらに、基幹系ミドルウエアをクラウドに移行する場合の障害対策として、
HA(高可用性)クラスター製品も検討する必要がある。
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。