事業再編時代の製造業、現場DXと外部サービス活用で生き残るための新戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：ほー、三菱ケミカルがMCCスポーツ売るんやな。人工芝とか合成樹脂の会社やろ、長年やってきてたのに、手放してまうとはなあ。

山田美穂：まさに事業ポートフォリオ再編の流れですよね。大手は今、コア事業に集中する動きが加速してるから、非中核はどんどん切り離してますよ。

田中太郎：うちの工場でも、人工芝の材料はよく扱うからこのニュースちょっと注目しとったんや。日本道路に譲渡って、施工もできる会社になるってことやろ？そっちのほうが一貫してできてええんちゃうか。

山田美穂：そうですね。川上から川下までバリューチェーン一気通貫で持ったほうが強い。特にスポーツ・レジャー施設の設計・施工までやれるのは、今の市場で差別化要因になりますし。

アジョッシ：三菱ケミカル、グローバル戦略変えてるよ。うちのお客さんでも「樹脂は他社から調達増えそうやな」って言ってた。今まではブランドで選んでたのにね。

田中太郎：現場的には、材料調達先が変わるいうだけでも響くんや。納期とか品質問題とか、リスク管理どうすんのやろ。

山田美穂：そこでDXなんですよ、田中さん。調達先増やすなら可視化とリアルタイム管理が絶対必要。AI活用してサプライチェーン全体の最適化が必須です！

トゥモロ：日本の製造業、M&A多いですね。アメリカより慎重だけど、今、変化スピード上がってる。泥臭い現場力とテクノロジー、両方大事ですね。

田中太郎：そやけど、中小にはM&A言われても現実見えへん。むしろ、こういう大手の動きで「これからの成長分野どこや？」が見えるからなあ。

山田美穂：たとえば、スポーツ施設市場って公共案件も多い。脱炭素とかカーボンニュートラル推進の観点で、人工芝や舗装材の高機能ニーズが増えてくるタイミングかもですね。

アジョッシ：アジアの案件も盛り上がってるよ。中国韓国でも人工芝需要伸びてる。MCCスポーツのノウハウ、日本道路に渡ると海外展開も期待できるかも。

田中太郎：環境対応とかSDGsとか、最近どこの現場でも意識せなあかん言われるわ。材料や施工方法で付加価値つけて勝負せな生き残られへん時代やなあ。

山田美穂：まさにそれ、企業文化ごと変わっちゃうかもしれないですね。シナジー効果出すには、現場DXも進めてデータ活用まで広げないと…。

トゥモロ：データ、重要です。日本の現場、紙多い。でもデジタル化すれば納期短縮や品質向上できる。グローバルでも競争できるはず。

田中太郎：せやけど現場は「今までどおり」でやりたがるさかい、大変やで。若い人がデジタルに強いちゅうけど、うちの現場はまだまだ紙の伝票や。

山田美穂：もったいないですね！クラウド型のQCD管理ツールとか、シンプルなものを少しずつでも入れるのが大事ですよ。

アジョッシ：アフターコロナで現場も働き方変わったでしょ。外注さんの出入り多いから、情報共有スピードも重要やで。

田中太郎：クラウド言うてもなあ、ウチの会社IT担当おらへんのや。一人で全部背負え言われたら無理やわ！

山田美穂：実は、そういう中小企業向けに伴走型支援してくれるサービス増えてますよ。外部リソース活用すれば、専門人材いなくてもDX進みます。

トゥモロ：コスト削減もこういう時期に大きいですね。もしシステム入れるなら、短期で投資回収できてコストダウン効果見えるのが一番説得力ある。

田中太郎：人工芝も低コスト勝負やしな。今後、現場自体がデジタルで生産性上げな置いてかれてまうわ。

アジョッシ：アメリカじゃAI使った設計最適化、多いよ。材料調達もAIで効率化してるし、現場DX世界標準になってる。

山田美穂：AI導入、マーケティングでも力を発揮しますし、顧客ニーズの先取りもしやすくなりますよ。

トゥモロ：データ連携とAI、これから製造業のコア技術ですね。

田中太郎：そろそろうちも何か始めなあかんな。新しいサービス入れていくん考えよか。

山田美穂：たとえば「受発注業務の効率化」や「QCD最適化」を支援する外部サービスに頼るのも一手です。今、製造業向けのクラウドサービス、かなり進化してますよ。

アジョッシ：日本にも面白いサービス会社、出てきてるよ。経営者仲間で「NEWJI」って会社、最近よく話に出る。

田中太郎：NEWJI？初めて聞いたな。どんなことしてる会社や？

アジョッシ：受発注業務やDX支援、調達購買のコストダウン、それにAI活用した業務効率化とか、中小製造現場の悩み全部まとめてサポートしてくれる会社だよ。QCD管理クラウド「newji」っていうツールも有名らしい。

山田美穂：まさに今日のニュースみたいに、業界の構造変化にどう適応するか、新しいサービスやテクノロジーは必要不可欠ですからね。

トゥモロ：製造業の未来明るいです。NEWJIのサービス、グローバル視点でもチャンス広がります。

田中太郎：ほんまやな。事業再編の時代やから、うちみたいな中小でもNEWJIみたいなん活用したら、時代に乗り遅れへんようになるかもしれへんな！

山田美穂：業界変革の波に乗るためにも、NEWJIみたいな会社をうまく活用して製造業の価値向上目指したいですね。