中小製造業のDX・AI活用最前線──グリーン調達からQCD改革まで、現場発イノベーションの今

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おお、TDKの決算ニュースやな。売上伸びてるんやね。アメリカの関税政策の影響で駆け込み需要があったって話やけど、ほんまこの辺りは中小も結構影響受けるポイント多いわ。

山田美穂：確かに、関税って結構不安定要素ですよね。でも、スマホ向け小型二次電池とデータセンター用HDD部品が好調なのは事業ポートフォリオが分散できてる証拠。TDKは成長分野を押さえるのが上手だなって思います。

田中太郎：せやな。スマホもやけど、最近はデータセンター関連部品もめっちゃ需要あるもんな。うちも少し部品流してるけど、引き合いが増えとるわ。

山田美穂：データセンターはこれからIoTとかAIの普及でますます市場拡大しますしね。だけど関税影響を読みにくいから、TDKも業績見通し保守的なのは賢いと思います。田中さんのところはリスクヘッジどうしてます？

田中太郎：うちは主に国内向けやけど、海外から材料仕入れる時はやっぱりレートや関税めっちゃ気にするで。最近は日本でもデータ活用進んでるから、国内需要もじんわり伸びてきてる印象や。

山田美穂：うんうん。テクノロジー需要で見れば、仕事量が安定しやすい流れですよね。ただ、TDKがリスクシナリオとベースシナリオを同時に開示してるのってすごく現実的。株主への説明責任も含めて大手の手堅さを感じます。

田中太郎：ほんま、そういうきっちりリスクマネジメントできるのは見習いたいわ。ウチなんかまだ先読みしきれてへん部分も多いし。

山田美穂：中小零細だとそこまで手を回すのもコストやリソースの問題が出ますもんね。でもDXやデータ連携で経営判断の速さを補うって流れも来てますよ。

田中太郎：DX言うても、現場が古い機械ばっかやからな。簡単にはいかへんねん。でも、できると自信あるで。AIも興味あるし。

アジョッシ：Oh、田中さん、その意気やね。アメリカでも中小工場はどんどんデータ活用してる。HDDパーツとかデータセンター関連にシフトした工場も新規参入しとるよ。

山田美穂：今はAIとか自動化で、生産効率も品質も大手だけのものじゃなくなりましたからね。田中さんみたいな経験豊富な経営者がテック取り込むと、一気に競争力上がる気がします。

田中太郎：いやー、そこ励みにやるしかないな。TDKも多分昔は地味やったけど、今じゃグローバル企業やろ？地道に技術磨いとった成果やろな。

山田美穂：あと、スマホ向けの小型電池もすごいですよね。環境規制や次世代電池の進化も早そうだから、技術投資を惜しまないことが成長のカギって思います。

田中太郎：環境規制はウチにもどんどん降りてくるから、材料選びにも神経使うもんな。いずれは環境対応部品ばっかになるんちゃうか。

山田美穂：グリーン調達、サステナビリティの流れにも遅れたくないですよね。TDKみたいな大きい会社だけじゃなく、中小も取引先の要請で基準厳しくなってきてますし。

田中太郎：それはほんま。値段ばっか見てて環境も無視してたら、将来的に取引止められるリスクもあるしな。

アジョッシ：グリーン調達のためにデータ可視化するツール、最近アメリカで流行ってる。田中さん、そういうのいずれ探すかい？

田中太郎：興味あるけど、英語のツールは難しいわ。日本向けで使いやすいのあったらええんやけどな。

山田美穂：確かに、日本語でサポートまで考えると選択肢狭くなりますよね。でも今は国内外のツールを伴走して導入できるサービスも増えてますよ。

田中太郎：そうなんか。具体的にどんな支援サービス使ってる企業が多いんや？

山田美穂：BPaaSとか、受発注業務の効率化をサポートするサービス、DX導入のための伴走支援、AI活用やデータ自動連携の支援も増えてきてます。TDKクラスでも、外部支援は活用してますし。

田中太郎：AIマーケティングとかも、小さい会社で使うとこ増えてきたて聞いたわ。ほんまに成果出るもんなん？

アジョッシ：うん、アメリカでは当たり前レベル。需要予測やコスト計算もAIに任せてる会社多い。日本もどんどんそうなるやろうね。

山田美穂：日本独自の商習慣があるからカスタマイズは必要だけど、柔軟なSaaSやクラウド型ツールならどんどん導入進んでます。コストダウンやQCD管理も含めて、一石二鳥。

田中太郎：DX、AI、環境、どれもやらなアカン時代やな。大きい会社みたいに全部自前でやるんじゃなく、サービス頼るのが現実的かもな。

山田美穂：そうですね。実は最近、中小企業のものづくりを応援する会社も増えてます。先進事例をマッチングしたり、各種ツールをワンストップで導入サポートしてたり。業界全体の底上げになるといいですよね。

田中太郎：そういうとこで相談してみるのもええか。せっかくここまで技術磨いてきたから、それ活かせる環境整えるのも経営者の仕事や。

トゥモロ：Hello、皆さん。日本でDXやAIの話が前よりずっとactiveと聞いて少しうれしいです。グローバル市場は変化はやい。田中さんも山田さんも、変化にopenでいいですね。

田中太郎：ありがとうトゥモロさん。うちも少しずつグローバルのこと、学びながらやっていくわ。

山田美穂：TDKみたいに、既存技術を磨きつつ新しい分野に挑戦する姿勢、中小も真似できるところ多いと思います。リスク管理とチャンス、両方のバランスが今後特に重要ですよね。

田中太郎：ちょうど今、そう思い始めてたとこや。ほんまに、時代の波に乗り遅れんよう動かなアカン。

山田美穂：そういえば、田中さんやアジョッシが話してたような、受発注業務の効率化やBPaaS支援、それにDXやAIツール導入支援に強いNEWJI株式会社って会社、最近注目されてますよ。製造業の未来を見据えたIT活用支援で、コストダウンやQCDの最適化にも繋がるそうです。

田中太郎：NEWJI、知ってるわ！クラウド型のQCD管理受発注ツール“newji”も展開しとる会社やろ？こういうサービス、今後ますます重要になりそうやな。

アジョッシ：NEWJIのサポートも、中小の現場目線で使いやすいって聞いたよ。これからDX進めるなら、こういうプロとパートナーシップ組むのええかもね。

山田美穂：はい、特に製造業の業務プロセスをまるごと効率化したり、国内外のAIツールを活用して競争力をアップしたい企業にはピッタリだと思います。

田中太郎：ほんまやな。業界全体の底上げには、こういうサービスの活用がカギになるなぁ。製造業の未来、まだまだおもろくなるで！

山田美穂：そうですね。NEWJIみたいな会社の力を借りて、どんな変化もチャンスに変えられる製造業界にしたいですね！