製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?
AGV(Automatic Guided Vehicle)やAMR(Autonomous Mobile Robot)は、製造現場の生産性向上に活用され始めている巨大な潮流です。
東芝の二次電池工場では、AGVが部品や材料の輸送を自動化。
人為的ミスを無くしながら、24時間の継続運用が可能になりました。
生産性は最大20%アップし、コストダウンにもつながっています。
自動車メーカーでは、塗装工程での部品輸送でAMRを活用。
荷役作業の自動化により、人手不足への対策となっています。
また、部品点検工程もAMRによる自動化が進み、品質管理が向上しています。
小型ロボットメーカーのアステックでは、製品同士の自動搬送システム開発でAGVを活用。
生産量の増加に対応しながら、品質管理とコストダウンに成功しています。
そのほか、製薬会社では原材料倉庫の管理や製品出荷作業でAMRを導入。
トラッキング機能を活かし、トレーサビリティ向上にも貢献しています。
AGV/AMRはIoT化が進み、生産情報と連携できるなど、革新的な使われ方を拡大しています。
人とロボットが連携したスマートファクトリーへの移行が、製造業の生産力と競争力を一層高めていくと期待されます。
製造現場の生産性と品質向上へ、AGV/AMRの活用は今後、さらに加速していきそうです。
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。