投稿日:2022年7月6日

倉庫の作業改善でコストダウンしよう!出庫作業の改善について解説!

倉庫作業の第3回目

購買と倉庫どのように関わってきているかっていう話を

1回目は入庫作業

2回目は保管作業と話をしてきました

3回目としては出庫作業

一旦倉庫に保管したものを

そこから出すという作業になるんですけれども

理想はメーカー、サプライヤーから

現場に直接納品で、倉庫へ入れないということになるんですけれども

そうもいかないと

非常に雑多な種々、

いろんな形状のいろんな部品がたくさんある中で

一旦倉庫へ入らなければいけない

それを生産計画に合わせて倉庫から出庫するという時に

いかにこの作業を無駄なくするか

必要最低限のものを必要な現場に

タイムリーに届けるかっていう作業になってきます

ここで購買が直接関わることって

非常に少ないんですけれども

やるべきことがいくつかあります

実際に現場で欲しいと言われたりと生産計画

本日の組み立てのスケジュールっていうのがあって

それが倉庫に連絡があって

出庫作業ということになるわけですけれども

いかにこの時に

まず欠品にならないということで

在庫管理を他のところで

していると思うわけですけれども

この中でタイムリー

作業現場もそれほど広大なスペースがあるわけではありませんし

その日のうちに組み立てる

製品の数、決まっているわけですから

それに合わせて配送する

ここも今は無人のカートで

倉庫から現場まで届けるというところを自動化している

工場も非常に多いです

カートを走らせないでコンベアで運ぶですとか

さまざまな改善をしているというところもあります

 

例えば建機メーカーの小松さんですとか

日立建機さん

色んな工夫をしていて

例えば小松の場合ですと

右と左、両方から原材料、部品を直接組み付けられるように

倉庫から出てきたものを左右に並べると

組み立ての作業を短時間にする

それから日立建機さんの場合は同じ高さで

ずっと生産ラインが組み上がっていて

水平移動で完成形まで行くと

いかに持ち上げたりしないでずっと工場の中を

同じ高さで製品が進んでいく中で

その原材料、部品

狭いスペースの中をうまく

原材料、部品が置かれていて

いかに短距離を移動させて組み立てるか

こういった工夫をしています

購買としてはこういった設備ですとか

いろんな機器、搬送システム

ここで設備に関わる購買の仕事もありますし

それから原材料、部品がここでダメージとか

品質の劣化を起こさないというための指導ですとか

工夫ですとか

サプライヤーへの協力を仰ぐとか

そういうようなことがあります

いかにこの移し替えを減らすか

例えばサプライヤーを訪問した時に

彼らにコスト削減の指導をする場合に

いかにここの作業を楽にするか、

時間を短縮するかという改善の指導をするということが

コスト削減や納期の短縮に繋がっていきます

実際には毎日同じ数量を作っているというわけではないので

どれだけ合理的に現場に原材料、部品を必要な数だけを運ぶか

ということになります

 

この運ぶ距離とか運ぶ時間を短くするために

できるだけ倉庫と作業現場の間を短くするという配置が理想ですけれども

どうしても離れている場合に

いかにここを

個々に一つ一つ運ぶのではなくて

自動車メーカですと無人のカートで

届けるという仕組みを使ったりコンベヤで搬送したりという

仕組みを使ったりするわけですけれども

ここも双方の位置

水平での移動、非常に便利だということと

あともう一つは垂直の利用も

時には必要と

上から供給するとか

下から供給するとか

様々な方法があると思います

非常に設備にはお金がかかるんですけれども

作業をする上ではかなり時間短縮になる

という可能性もあるので

そういったことも考えるということになります

 

実際にここで組み立てられた部品が在庫から減ってるわけなので

いかにこの減った在庫の情報を

今度は次のサプライヤーへのオーダーに結びつけるか

ということになります

発注単位とリードタイムのことを考えながら

なおかつ現場でどれだけ

消費されたかを確認しつつ

購買部門としては

次の発注につなげていくということになるわけですけれども

ここの作業の中で

どれだけ消費されているかを自動で集計するということが必要になります

これは生産現場でどれだけ何を消費したかを自動で読み取って

在庫がこれだけ減ったということを

間違いなく現物とデータが

合わさった形で購買にこれだけ使った

減っているということが

情報として届かないと正しい在庫管理と

次の発注に繋がっていきません

こういった出庫作業も含めて改善をしていくということが必要になります

欠点をなくすから、余裕を持った

リードタイムでの発注をするためには

この出庫作業と現場の組み立て作業の情報も

常にタイムリーに購買部門に情報が入手されていく

ということが必要になっていきます

ここをどれだけ自動化するか

自動集計で自動発注へ結びつけるか

こういった仕組みを作っていく

ということが大事になると思います

 

ここまでで出庫作業の大雑把な話は終わる訳ですけれども

次回は私が顧問を務めていた建機メーカーの

事例を見ながら今までの入庫、保管、出庫のまとめと

今後どうあるべきかという話をしていきます

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