製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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購買スタッフがやるべきこととは

購買スタッフがやるべきこととは

購買スタッフを育てる第4回目 

今日のテーマは欠品しない 

それから早くしろ、安くしろをサプライヤーに強要しない 

そのために購買スタッフがやるべきことについてお話をします 

この早くしろとか安くしろって言わないというのはどういうことかと言うと 

こちら側で余裕を持って納期を伝えて 

リードタイムを十分に考えた上で発注をしていく 

欠品しないように在庫を適正在庫を日々管理できていれば 

早くしろということがない 

特に営業部門が取ってきた緊急のオーダーもきちっと予備在庫だとか 

ある程度準備ができていれば 

早くしろと言わなくても 

平然として当然それぐらいの対応が十分できてます 

と返せるような形で 

納期管理や在庫管理ができます 

これができたと購買スタッフの在庫管理ということになります 

 

それから安くしろと言わないということは 

常日頃最適な価格で買っているかどうかという話になります 

これサプライヤーから積極的に 

コスト削減や改善提案、品質の向上、不良率を減らす 

さまざまな取り組みを自発的に出させて 

今ここまで取り組んでいるので 

これだけ利益が出ているからこういう単価に改定させてください 

いわせるような 

自発的に場合によっては安くしますと 

競争力を付けるために自分たちのいっぱい買ってもらうために 

製品がたくさん売れるためにもう少し値段を下げます 

というように自発的に言えるサプライヤーを育てる 

ここまでできたらはっきりと実は 

会社のトップ、業界のトップであってもいいぐらいのマネジメントが 

できていることになるんですけども 

若いうちからそういう癖をつけて 

競わせるとか、信頼関係を築くとか 

その信頼関係を築く、それから競わせる 

こういったものをうまくバランスをよく 

マネージできるというふうになれば購買のスタッフは 

やがては購買部門長として仕事ができるようになると思います 

 

これぐらいの駆け引きではなくて 

常に先を見て一歩先を見て 

競合他社よりも先に先に先に手が打てるということが 

わざわざ値下げ交渉をしなくても 

納期管理で、納期を煽らなくても 

ものができるという環境が常に整っているということになると思います 

実際ここまでできるというのは非常に難しい 

というかほとんど、どこもできていない 

だからこそ私は言いたいです 

できるようになってほしい 

自分の狭い領域じゃなくてその周辺とか前後とか 

左右とか時間の流れも含めて 

一歩先を見ながら、半歩先の足元を固めるということと 

自分の視野をもう一歩先も 

ある程度見えているという状況 

自分一人でできることは限界があるから 

いかにサプライヤーだとか他の 

営業部門、アフターサービス、生産管理部門、 

様々な部門の協力を仰ぎながらテキパキと仕事をこなすか 

ということになリマス 

 

当然事故が発生したり 

不具合やトラブルがあった時にどうやってリカバーするか 

そもそもの時間的な余裕の話、私しましたけれども 

そこまでの余裕がまずないと 

ギリギリのスケジュールで回してると 

何か突発事故があった時に対応ができない 

対応するためにスケジュールを変更せざるを得ない 

ということになってきます 

そういうリスクマネジメントもできてます 

何かあった時に対応できるように 

時間的な余裕、スケジュール的に空きを持ってます 

というところまでいければ第一段階はクリアかなと思います 

 

今後これ更に自動化し、ロボット化し 

人工知能がどんどんどんどん 

自動発注をしていくというようになった時に 

じゃあ購買部門のスタッフとしては何をするの? 

人工知能が正しく判断できるような 

適正な情報をどんどんどんどん与えてあげる 

価値がなくなった古い情報はそこから 

取り去ってあげるということをしてあげれば 

彼らロボットや人工知能たちは 

そのより精度の高い正しい情報を元にして 

適切な判断をしてくれるようになると思います 

実はそこまで行くのに相当時間がかかります 

それだけの価値あるデータベース 

人間でいけば脳になるんですけれども 

それを蓄積させるには 

実は相当時間がまだまだかかります 

蓄積した情報が常にプラスに積み重なって 

それが価値を生むかというとそうではない 

昔の使えなくなった古いデータは捨て去っていかないといけない 

常に同じ状況ではないです 

環境が変わるとか、ものの考え方 

生産性だとかシステムだとかいろんなものが変わっていったときに 

昔のデータを含めて判断をしていると 

今度は人工知能と言いながら 

過去の古いしきたりに縛られてタイムリーに時代の変化に合わせて 

新しいものの判断っていうのはできなくなるリスクがあります 

そういうことがないために 

人工知能が勝手に自分達でデータは集めてこないので 

そこは人間が集めてきてコンピューターに入れてあげなきゃいけない 

そういったことが今後の仕事になってくると思います 

 

これまで購買の業務の基礎として 

基本的な売買契約の話とか交渉の話だとか 

いろんな経理データから始まって 

納期管理、生産管理、価格交渉の話 

いろんな情報新、新規サプライヤー、新素材の話 

さまざまな話をしてきました 

さらにこのあと生産部門や品質管理部門 

どうやって検品するかとか 

そういったところまで知識を加えて 

さらにアフターサービス 

自分たちが売った製品がどのように使われて 

どのように修理、メンテナンスがされて 

それがさらにフィードバックされて 

次の新しい製品に活かされるかっていうところまで 

アフターサービスに任せるのではなくて 

補修部品に関しては購買部分もある程度知っておく 

という話になっていきます 

ここまでにしてまた次回に話を送りたいと思いますけれども 

ぜひこのNEWJIチャンネルに登録していただいて 

購買のスタッフとして知っておくべきこと 

それから経験しなければいけないこと 

確保する情報の話、考え方の話 

ぜひ参考にしてほしいと思います 

私の考え方も1985年から今に至るまでの35年の情報ですので 

過去のものです 

これから未来をやっぱり考えていかなきゃいけないので 

私も過去をどのように未来に活かすかということを考えてます 

是非皆さんと一緒に考えていきたいと思いますので 

これからもよろしくお願いいたします 

今日は以上です 

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